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2010-02

新『プリキュア』が始まり、『シンケンジャー』が終わり、『W』が続く先週末を振り返りつつ

新『プリキュア』が始まり、『シンケンジャー』が終わり、『W』が続く先週末を振り返りつつ

 始まり、終わり、継続。
 三つのことが同時に起こった先週末。

 先ずは大団円を迎えた『フレッシュプリキュア!』のことから書こうと思ったら、長くなってしまったので、別記事( → こちら)にした。
 新しく始まった『ハートキャッチプリキュア!』に関しては、話のクオリティは高いものの、設定や掛け声の一部が『しゅごキャラ!』のそれとかなり似ているので、ヤキモキしているところである。これも書き出すと長くなりそうだし、もう1話は様子を見ないといけないので、今回はヤキモキしたまま「終わり」の話に移る。

 『シンケンジャー』は、ついに何一つ商品を買うことなく終わった。いや、正確には1本だけDVDを買う予定にしている(その件は → こちら)ので、それだけだ。『シンケンジャー』に関しては、第三十七幕を除くと、私の中には残念な思いしか残っていない。

 野田大元帥じゃないけれど、「特撮は絵だねぇ」と言いたい気分だ。
 先ず、戦隊のスーツのデザインが、斬新だとは思うがカッコ良くない。『オーレンジャー』のオーレッドが、斬新かつ結構カッコ良かったのとは対照的だ。
 更に、刀が太すぎるし短すぎるため、「カッコ良くない」が「カッコ悪い」になる。あんな見映えの悪い刀は、今まで見たことがない。
 トドメは1号ロボの“侍崩れ”のデザイン。兜を被った侍の頭部に、あそこまで左右対称性を崩した手足をくっつけるとは、言語道断である。具足姿の侍は、刀を帯びている点を除けば左右対称だと思う。あれは本当に、侍ロボとして美しくなかった。バトルフィーバーロボのデザインを、少しは見習って欲しかった。5体合体でも左右対称には出来た筈だ。

 モーギュー砲とかが出てきたときのガックリ感は、悪いオマケだ。侍モチーフの重火器なら、手回し式のガトリング砲にすべきだろう。その方が玩具としても面白いし。

 戦隊のリーダーとそれ以外のメンバーという上下関係に、江戸時代の身分制度を取り入れたのはなかなか良いアイディアだと思ったが、それを生かせていなかった。
 丈瑠の殿様ぶりが最初から中途半端だから、彼が影武者だと明かされても、ショックが小さい。
 「丈瑠をリーダーと認めていたのは身分制度の所為ではない」という流れを作っておきながら、最後には(建前であるとしても)身分制度を使って丈瑠がリーダーに返り咲く。
 どちらも、肩透かし。
 また、メンバーが「悪との最終決戦に臨み、世の人々を救うこと」よりも、「自分の仲間だった個人が落ち込んでいる」ことを重要視するという展開にも落胆した。あれでは「世界を守るヒーロー」ではなく、単なる仲良しチームである。

 私だったら、丈瑠は「家臣は主君に従え!」を決め台詞にしている俺様キャラならぬ殿様キャラにする。しかし戦いでメンバーが危険に晒されると、殿様であるはずなのに身を挺してメンバーを守ってしまうという矛盾した行動も取る。
 メンバーはそんな丈瑠に疑問を感じつつも、日頃から全員が丈瑠のことを「殿」と呼び、明確な上下関係を守り続ける。「この戦いが終わるまでは、家臣として主君に従う」というスタンスを取りつつ、それを越えた仲間意識がメンバーに芽生える。
 終盤になって、丈瑠が影武者であることが明らかになり、メンバーの元を去る。
 本物の殿様を迎えたシンケンジャーは最終決戦に臨むが、殿様が習得した封印文字が効かずに敗退。殿様は、別の封印文字を習得するまでシンケンジャーを従えて某所に身を隠すことを決める。
 一方、丈瑠は独りで宿敵との決着を着け、その際にドウコクを倒す一縷の希望を見出す。
 シンケンジャーが身を隠した(某所で殿様の守護に専念)ことにより、外道衆は街で好き勝手に暴れ始める。
 単身でドウコクと刺し違える覚悟で戦いに向かう丈瑠の元に、シンケンジャーのメンバーが集まる。
「侍という生き方は捨ててきた」
「外道衆から人々を守るため、一人の人間という立場に戻って戦う」
「家臣だから従うのではなく、自分自身がリーダーとして認めるから、あんたに従う」
「だからもう、殿とは呼ばない。丈瑠、俺たちのリーダーとして、一緒に戦ってくれ」

 身分制度を肯定することによって成立していた戦隊が、最後は身分制度を否定することで成立する戦隊に変わるのだ。
「家臣だから主君だから、侍だからという理由で戦ってきた今までとは違う。人として人を信じ、人として人を守る。これこそ、現代における真の侍! 侍戦隊、シンケンジャー!!」

 「単に、そういう決まりになっているから、そうする」のではなく、「ちゃんと、こういう理由があるから、そうする」のだということを、最後の最後に子供たちに分かり易く伝えることが、必要だったと思う。

 継続中の『W』に関しても、子供目線でちょっと気になることがあるのだけど、長くなってきたのでまた別の機会に…。
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特撮ファン(特に戦隊ファン)なら、『フレッシュプリキュア!』のラスト7話は絶対観るべきだ!!

特撮ファン(特に戦隊ファン)なら、『フレッシュプリキュア!』のラスト7話は絶対観るべきだ!!

 スーパーヒーロータイムの毎週録画設定を手動で行った際、時間帯の入力を間違えて30分長くしたことが、『フレッシュプリキュア!』を見るきっかけとなった。
 ずっと“手違いで”録画しているだけで観ることはなかったのだが、合わせをしたことのあるレイヤーさんがキュアパインのコスプレをしていることを知り、ちょっと観てみたのが第28話『大切な記憶!おじいちゃんとの思い出!!』だった。それ以降、最終話まで観続けた。

 以前から観ていた(と言っても、これも途中からなのだが)『しゅごキャラ!』と比べると、『フレッシュプリキュア!』は、全体的に低予算で作られているように感じられ(特に音が薄っぺらい)、エンディング以外はCGが使われていない点でも見劣りがした。しかし、話自体はそこそこ面白かったし、正統派の“女性ヒーローもの”を観るのは久し振り(実写版『セーラームーン』以来)だったこともあり、スーパーヒーロータイムの流れで観るようになったのだ。
 TV放送を観終えた今、充分にその価値はあったと確信している。

 『フレッシュプリキュア!』には、三度驚かされた。
 一度目は、“特訓”をテーマにした回があったこと。
 私の世代だと「特訓と言えば昭和ライダー」なのだが、平成に入ってからは、仮面ライダーで特訓がテーマになったという記憶がない。強いて言えば、『クウガ』で五代雄介が、キックの改良のため、樹を使ったバク転の練習を黙々とこなしていたカットぐらいのものである。
 その特訓が、アニメとは言え女子向け番組の中でテーマとして扱われたのだから、度肝を抜かれる思いがした。

 二度目は、“戦隊における理想的な必殺技”が登場したこと。
 “戦隊における理想的な必殺技”の条件とは、

(1)全員が揃っていないと、絶対に使用することが出来ないこと
(2)全員の動きが必殺技発動のシーケンスとしてキッチリ描かれ、それぞれがハイスパット(見せ場)になっていること
(3)単なる個人技の集合体ではなく、全体で一つのチームプレーを構築していることが強調されていること

である。
 ラッキークローバー・グランドフィナーレは、まさにこの条件に合致する。
 最近の戦隊では、全くと言って良いほど描かれていなかったので、これは“快挙”である。
 また、『ゴレンジャー』のゴレンジャーストームにおける大きな疑問点である「何故、パスする必要があるのか」を解決している点も素晴らしい。
 『ゴレンジャー』をリアルタイムで観ていた私が、まさか44才になって“ゴレンジャーストームの進化版”を女子向け番組の中で観ることになるとは、夢にも思っていなかった。感激である。

 三度目に驚かされたのは、敵との最終決戦のパートにおける盛り上がり。ラビリンスに乗り込む直前、ラブたちメンバーが家族や街の人たちに対し、自分がプリキュアであることを明かして決意を語るシーンにはグッときた。
 また、最後の最後に平成ライダーで言うところの新フォームが、説得力を伴って登場するのも凄い。平成ライダーでも『クウガ』しかやっていない“快挙”である。この最終決戦のパートに関しては、DVDを買うつもりだ。

 私が観始めたときには、せっちゃんは普通にキュアパッションとして活躍していた。せっちゃんがプリキュア入りする前後の話も観てみたいので、その辺りのDVDも買うつもりだ(今月は既にガンダム関連を買い込んで家計が苦しいので、来月早々にでも…)。
 ちなみに、プリキュアの衣装で一番気に入っているのも、せっちゃん(キュアパッション)だったりする。元℃-uteの梅田えりかに、是非コスプレして欲しいものである。

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震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。