2009-10

『ディケイド』の最終話で不適切だったのは表現方法ではなく、TV作品としての手法そのものである

『ディケイド』の最終話で不適切だったのは表現方法ではなく、TV作品としての手法そのものである

 テレビ朝日の社長が、『ディケイド』の最終話に関して「表現方法として不適切だった」と発言したという記事(読売新聞のオンライン記事:「仮面ライダー」幕切れ、続きは映画なんて…)を見つけた。

 それを読んで私は、「日本のテレビ会社の社長は、皆同じで頓智が利かないなぁ」と思った。
 私がテレビ朝日の社長だったら、
「あの終わらせ方は視聴者、特に小さなお子さんの期待を裏切るものだった。TVシリーズはTV番組内で完結させるべきだった」
と言っちゃうけどな。それが例え、事前に行われた役員会で決められた答弁の内容とは異なるものだとしても。
 社長なんだからさぁ、「失敬失敬、つい個人的本音が出てしまいました」とか言って後で役員に弁解すればイイじゃん。株主からの評価は上がると思うよ。

 TV版『ディケイド』の視聴者の中には、CM商品を1つも買わずに見ていた人もいるだろう。タダで見ていた人が「最終話もタダで見せろ」と言うのは勝手だが、それは保障されるべき権利ではない。
 しかし、主力玩具であるディケイドライバーとライドブッカーを合わせて買ったような「ディケイドのファン」に対しては、テレビ朝日は最終話を無料で提供する倫理的責任があるのではないか。
 だから、普通に考えれば、以下が正道だったと思う。

(1)TV版『ディケイド』から“BLACK編”と“アマゾン編”を除くか大幅に削り(回想シーンや台詞で語られるだけ)、その分の時間で“最終編”を描き、TVシリーズを完結させる。

(2)冬の劇場版は、『W』と『ディケイド』の2本立てとする。『W』はW誕生の物語、『ディケイド』は、“BLACK編”と“アマゾン編”を中心にした、昭和ライダーの世界の物語にする。

 企業の本質は、最大利潤の追求である。
 とは言うものの、あこぎな手法を用いれば、顧客を失う。今回の場合、せっかく振り返ってくれた“仮面ライダー卒業生”、俗に言う“大きな(大きくなった)お友達”からソッポを向かれる危険性が高い。
 『ディケイド』の劇場版の興行収入は同系統の中では過去最高だったらしいが、それは“大きなお友達”の寄与もそれなりにあった思う。夏の劇場版に関しては、私は毎年1回しか劇場に脚を運んでいないけれど、今回は明らかにいつもより男性客の年齢層が広かったもんな。

 まぁ、私は普通にWの前日譚(W誕生秘話)を観たいから、前売り券を買ったけどね。
 当然ながら、前売り特典は“Wのみバージョン”を選択しましたとさ。
前売り特典はサイクロン・ジョーカー
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仮面ライダーの予算が全40話で20億円ですって?

仮面ライダーの予算が全40話で20億円ですって?

 全40話のTV番組としての仮面ライダーの予算が、20億円。
 『仮面ライダー龍騎』のアメリカ版リメイク作品、『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』の話である。全40話で20億円かけるということは、単純に割ると1話当たり5000万円となる。

 『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』の記事を読んで最初に思ったのは
「予算20億円もかけるなら、TVじゃなくて映画にしてくれよ!」
ということだ。
 20億円という予算は、スパイダーマンやバットマンといったハリウッドのヒーロー映画には遠く及ばないものの、特撮邦画の中では最高クラスとなる。
 予算20億円のアメリカ劇場版『仮面ライダー龍騎』。
 俳優のギャラを抑えれば、そこそこの出来が期待できるだろう。当然、スーツは全部(と言っても、リュウガ・インペラー・オルタナティブは要らない)新作で、日本版よりもクオリティが高くなっていてカッコ良さ3割増しで…

…とか、空想してしまう。
 しかし、改めて総予算という数字を見せられると「TV番組に20億円もかけて、一体どうやって回収する(利益を出す)のだろう?」と思ってしまう。
 日本同様、Vバックルや召還機の玩具を売り出すのだろうか?
 それとも、玩具とは無関係のスポンサーがカネを出してくれるのだろうか?
 多分、DVDはスポンサー云々とは関係なく、普通に売り出されるとは思うが。
 フィギュアも出そうな気がする…

 そう言えば、日本の仮面ライダーはどうなんだろう?
 全52話で20億円だとすると、1話当たり約3850万円。
 もう少し安くて1話当たり3000万円だとすると、52話で15億6000万円。
 1話の単価がアメリカ版の半額=2500万円だとすると、52話で13億万円。
 
 一方、売り上げに関しては、バンダイがキャラクター商品の売り上げデータを公表しているので、そこから想像を膨らませることが出来る。
 『クウガ』以降、仮面ライダーは「商品売上100億円達成すれば人気作」だと私は思っている。
 実際に金を払って関連商品を購入するということは、その作品が本当に好きであることの証明であるからだ。誰でもそうだと思うが「TVを観てはいるが、本当に好きというわけではない」という作品の商品は、まず買わない。そういう作品のDVDを、何千円も支払ってまで買おうとは思わない。
 売り上げの低かった仮面ライダーも、端的に言えばそういうことなのだ。

 ここで、変身ベルトと主力武装の玩具の合計価格が、仮に1万円だとする。
 100億円÷1万円=100万。
 つまり、100万人が変身ベルトと主力武装の玩具をセットで買えば、それだけで「商品売上100億円達成」が可能なわけだ。
 仮に世帯視聴率の全国平均が8.0%の場合、全国総世帯数を約5110万世帯とすると、約409万世帯が視聴していることになる。この場合、視聴世帯の4世帯に1つがメイン玩具セットを買えば人気作ということになる。

 視聴率が4.0%であっても、視聴世帯の2つに1つがメイン玩具セットを買えば同様である。
 視聴率が4.0%の約200万世帯、商品を買うのは4世帯人に1人の約50万世帯であったとしても、1世帯当たり2万円分の玩具を買っていれば、やはり同様である。
 もっとも実際には、玩具だけではなくDVDの売り上げもあるわけだから「玩具を1万円(または2万円)買う視聴世帯」は、100万世帯(または50万世帯)もいなくても大丈夫である。
 
 近年少子化が進み、昭和ライダーブームのような20%超の高視聴率は望めないため、特撮番組のスポンサーである玩具メーカーは、主に顧客単価を上げる方向で商品を展開していると思う。戦隊ロボの追加合体メカや、2号ロボ、3号ロボ…がその代表例だろう。
 私は、戦隊ものの玩具は「変身アイテム+1号ロボ」の基本セットを上限にしようとしているのだが、そういう顧客が多数派なのか少数派なのか気になるところだ。玩具メーカーの「物量作戦」は、一体どの程度功を奏しているのだろうか?

 更に押し進めて、ライダーや戦隊の売り上げの内訳(セグメント)も気になるところなのだが、その手のデータを見た記憶がない。仮面ライダーの年間の総売り上げ100億円のうち、変身ベルトの売り上げは何%なのか、DVDの売り上げは何%なのか?
 更に、そのPOSデータによる客層区分による内訳、

  子供( ~15歳)
  若者(16~25歳)
  成年(26~50歳)
  熟年(51歳~)
  ※上記の男性・女性、合わせて8区分

 更に、TV視聴率の視聴者層の区分

  C層(4~12歳の男女)
  T層(13~19歳の男女)
  F1層(20~34歳の女性)
  F2層(35~49歳の女性)
  F3層(50歳以上の女性)
  M1層(20~34歳の男性)
  M2層(35~49歳の男性)
  M3層(50歳以上の男性)
  ※上記8区分

ごとの視聴率との一致度または乖離度などを知ることが出来たら、面白いと思う。
 ちなみに私は後数年で、POSデータでも視聴率でも最後の区分に入ってしまう。1号ライダーリアルタイム世代も歳を取ったものだ。

 仮面ライダーも戦隊ものも、商業作品である。採算が取れなくなれば、採算が取れるように内容を大きく変えるだろうし、それでもダメなら消えてなくなる。
 『特撮の未来に関して【野望編】』で書いたように、特撮作品が有料視聴という方向で発展していく道や、『特撮の未来に関して【現実編】』で書いたように、ディジタル化による双方向性を生かす仕様に変わっていく可能性も考えられる。
 『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』のような、輸出したもの(リメイクされたもの)を逆輸入するというパターンも、今後定番になるかも知れない。あるいは、逆に「輸入した特撮番組を日本側でリメイクする」というパターンも生まれるかも知れない。

 10年後には、「M3層(50歳以上の男性)向けの特撮」マーケットが確立し、「玩具の物量作戦がない、昔ながらの特撮番組」が有料で視聴出来るようになっていると嬉しいのだが。

℃-uteコンサートツアー2009夏秋 ~キューティーJUMP!~

℃-uteコンサートツアー2009夏秋 ~キューティーJUMP!~
   会場 :中野サンプラザ
   公演日:2009年10月17日(土) 14:30~&18:30~

 私にしては珍しく、同日の昼夜公演両方を鑑賞した。9月12日の市川市文化会館の公演にも行っているので、同ツアーに3度足を運んだことになる。これも私としては異例だ。

 中野サンプラザの昼公演はファミリー席(2階席3列目)だったため、視界は良好。やはり、ファミリー席の客はマナーが良い。暴れる客どころか、サイリウムを高く掲げて振っている客すら、私の視界にはほとんどいなかった(私は、自分の胸元でサイリウムを振っていた)。おかげで、ステージ上の℃-uteのパフォーマンスに集中することが出来た。
 これから℃-uteのコンサートに行こうと思っている人は、先ずはファミリー席から始めることをお勧めする。

 マナーの悪い客が減ったのは、やはり禁止条項が効いているのだと思う。サインボード、スケッチブック、高輝度サイリウム、大きなサイズのサイリウム類の使用禁止は、ルールとして定着した感がある。後は、
 (1)通常サイズのサイリウムを何本も束ねて扇状にして使用することを禁止
 (2)曲調と無関係に行うジャンプを禁止
すれば、更に良くなる。
 (1)なんか私の見た範囲では、1公演約2000人の中で僅か1、2人しかいない。サイリウムなんか、片手に1本で十分だろう。
 この件に関しては、ファンクラブに電話やメールで伝えるつもりだ。

 今ツアーを以って、えりか(梅田えりか)が℃-uteおよびハロプロを卒業するので、3公演ともえりかを中心にして鑑賞した。
 『梅田えりかが℃-uteとハロプロを卒業する件に関して』でも書いた通り、「肌を露出していない時は色っぽさが、肌を露出している時は綺麗さが前面に出る」ことを再確認できた。

 中野サンプラザの夜公演は、いわゆるO列で、本当に前から3列目だった。過去最も前方だったのは、ごっちんの松戸公演での2列目だが、それに次ぐ近さ。
 ここまで近いと、ステージ上のメンバーとは全くと言って良いほど目が合わない。モー娘。やベリーズは知らないけれど、℃-uteのメンバーは本当に最前列付近を見ないし、煽らない。これは私にとっては非常に有り難かった。私は、個人的に会話を交わしているとき以外に他人と目が合うことを大の苦手としているのだ。

 ステージ上のメンバーがこっちを見ていないので、私も気兼ねなく、えりかに視線を集中させることが出来た。
 えりかがステージの端っこに行ってしまうと、3列目の私からはほぼ死角に入ってしまうので、やむなく視線をステージ中央に戻すと、舞美や愛理が間の前でガンガン踊っていてビックリすることが何度もあった。もちろん、舞美や愛理はこっちを見ていない(50m先を見ているような感じ)ので、気まずい思いをすることはない。

 私の斜め前の席の客(2列目および1列目)は、時折ではあるが全くタイミングを外した過度な推しジャンプをしていた(桜チラリでも唐突に跳び始めたのには流石に呆れた)が、メンバーは誰一人として反応していなかった。一体何のためにジャンプしていたのかは知らないが、哀れを通り越して滑稽だった。
 今回は私の斜め前だったので注意しなかった(被害もほとんどなかった)が、もし私の目の前でやったら、着地の瞬間に僧帽筋を優しく押さえ込んで止めていたところだ。

 今回は、公演前も公演中も、誰にも注意をしなくて済んだ。
 次のハロプロのコンサートは、11月のベリーズである。
 この調子で、気持ち良くコンサートを楽しみたい。

『仮面ライダーW』メモ

『仮面ライダーW』メモ

 第5話、第6話が収録されたDVDを買うこと。第6話が感動的だったから。Wが最後まで少女の夢を守りきったシーンには、思わずウルッときた。翔太郎の最後のナレーションも“ハーフ”ボイルドで良かった。

 そうそう、Wのボディのデザイン、どこかで見たことがあると思ったら、ロボット刑事Kに似ているんだな。

筋トレのローテーション(2009年10月19日~)

筋トレのローテーション(2009年10月19日~)

 気温が下がってきた。来週から少なくともゴールデンウィーク明けまでは、「同部位を低荷重メニューで週2回」というパターンをメインでやっていくことにする。週2回やるのは、肩・胸・背中・首・腹・腕。週1回やるのは脚。

 10月24日(土)は、しょこたんの武道館ライブへ行くので、いきなり脚のトレーニングは無しになるが、これは止むを得ない。(脚のトレーニングを日曜日にスライドさせると、月曜日のトレーニングに悪影響が出るので、スライドさせない)

 当面は、外出を日曜に集中させるように、生活のパターンを変えなければならない。
 コンサートは、今までは土曜の昼公演狙いだったけど、日曜の昼公演狙いに変える。
 映画は、日曜の朝イチ+1本で、1日に2本観ることを大原則とする。
 コスプレも、特殊な例外を除いて、日曜狙い(もっとも、寒期は基本的にはシーズンオフ)。
 その場合、スーパーヒーロータイムをリアルタイムで観ることが出来なくなるが、仕方ない。月に4回程度は脚の筋トレもやらないと、足腰が衰えてしまう。

 10月19日の週は、何とか2パターン×2=4回をこなして、波に乗りたいところ。
 そして10月26日の週は、脚のトレーニングもやる。
 負荷を軽めにして、数(日数)を増やすのだ。
 がんばろう。

20091019からのローテーション

特撮全般オンリーイベント 『闘ッ! 12』

特撮全般オンリーイベント 『闘ッ! 12』
                           会場 :東京流通センター
                           公演日:2009年10月12日(月・祝) 11:00~

 昨日は特撮な1日だった。
 東京流通センターに、11:20頃到着。当初は10:30に到着する予定だったが、朝早く起き過ぎて二度寝してしまい、約1時間遅れた。でも、結果的には全く並ばないで済んだので良かった。次回も、このタイミングで来ようっと。

 男子更衣室(間仕切りスペース)は、普通に混んでいたが、ここも並ばずに済んだ。
 特に問題なく激獣拳士のコスに着替えて更衣室を出ると、少し歩いただけで暑い。そんなにムレすような衣装ではない筈なのだけれど、暑い。とりあえず更衣室に戻ってリストバンドを外したら、暑さが和らいだ。リストバンドの厚みが、袖口を塞ぐ格好になっていたようだ。

 袖を外してノースリーブ状態にしたらもっと快適になるのだが、半袖焼けがまだ抜けていないので出来ない。もしかしたら年内は無理なのかな~? 次回の特撮オンリーイベントでは、ノースリーブで出したいのだけれど、そのときは寒すぎて無理かも。うーむ。

 ちなみに、今回のイベントは5月のガンダム00オンリーイベントのときとは違って、各オンリーイベントごとにコスプレスペースが用意されていた。そのため、特撮オンリーのコスプレスペースには特撮キャラしかおらず、常に空いている状態だったように思う。13時までしかいなかったので、その後のことは分からないのだが。

 気になったコスは、ディケイド版の龍騎の鎌田(アビスのデッキをベルトにセット)のコスをされていた男性レイヤーと、メレのコスをされていた女性レイヤー。お二人とも同人誌販売スペースでチラッと見かけただけなので、撮影のお願いはしなかった。

 買い物袋を用意していなかったため、1回買い物をするたびに、商品を大鞄に収納するために現場を離脱する必要があった。次回は、小さいバックパックをエコバック(ファスナー付き)代わりに手にぶら下げて歩こうかな。でも、クロークがないから、それもキツイか…。

 カタログをチェックしては買いに行くということを繰り返し、結局10冊購入した。家に帰って読んだら、うち9冊は満足のいく内容だった。うん、いい買い物をしたぞ。

 同人誌以外では、シートコレクション(リバーシブル下敷き)を購入。
 東京ドームシティの売店で数種類が売られているときは食指が動かないのだが、今回みたいに大規模に売り出されていると、お祭りの屋台みたいな魅力がある。童心に戻って、5枚も買ってしまった(レツ、ケン、メレ、七海、フラビ&ウェンディ)。

 このシートコレクション、リバーシブルで下敷き仕様で300円は安いよなぁ、印刷も鮮明だし。
 これと比べると、ハロプロのトレポが1枚500円というのは暴利だわ。トレーディングポスターと言はいうものの実際には薄っぺらい下敷だし、リバーシブルじゃなくて印刷もイマイチだし(3年前くらい前に2枚買ったときの話。それ以降は買っていない)。
 第一、トレーディング仕様だから自分が欲しいものを選べない。ホント、足元見られていると言うか、いいカモにされていると思う。

 13:00、予想通り空腹カラータイマーがピコピコ鳴り出した。買い物も十分出来たので、更衣室で着替えてイベント会場を後にした。
 その後も特撮テイストの映画を観たり、特撮映画の前売券を買ったり、ダブルドライバーを求めて店をハシゴしたり、特撮な1日を過ごしたのであった。

ホルヘ・リナレスは、ダイレクト・リマッチを行うべきではない

ホルヘ・リナレスは、ダイレクト・リマッチを行うべきではない

 まるで、自らのテンプルへ相手の拳を招き入れるような、不可解なガードの動き。
 余りにも不自然なので、コマ送りで確認した。

 どうやらリナレスは、相手の初期動作を見た時点で、ショビングで対処しようとしたようだ。
 しかし、相手のパンチの軌道が予想よりも高い位置へ伸びて来たため、ショビングを止めてオンガードに戻そうとした。
 その腕が戻り過ぎて、テンプルが丸出しになってしまった。
 その丸出しになったテンプルに、相手の強打(ナックルがキレイに返った)が直撃。この一撃で、事実上試合は終わってしまった。

 実は試合当日の朝、私は予知夢を見た。
 リナレスが、前のめりにダウンして、リング上で四つん這いになる夢だ。
 過去、私は予知夢を何度も見ており、その全てが外れているのだが、この夢もある意味では外れた。リナレスは、尻餅をついてダウンしたのだから。

 リアルタイムでTV観戦することに決めた後も、リナレスの試合に関しては、夢で見たダウンシーンしか浮かんでこないといった有様だった。何度目を瞑っても、リナレスが勝つというイメージが思い浮かばない。
 私が生で観戦したリナレスの試合は、ラミロ・ララを3ラウンドTKOで仕留めた、後楽園での試合だ(そのレポートは → こちら )。あの時も試合前にヒヤヒヤしたが、少なくともリナレスが負ける映像は浮かんでこなかった。

 無敵の王者の凱旋試合に、悪魔が微笑む。
 ウラディミール・クリチコとコーリー・サンダースの試合も、確かクリチコの凱旋試合だった。

 控え室を映した映像で、リナレスのトランクスのベルトラインを見たとき、嫌な予感が強まった。
 試合前、オスカー・デ・ラ・ホーヤの映像が流れたのを見たとき、嫌な予感が強まった。
 リングウォークのとき、リナレスがガウンではなく野球のレプリカユニフォームを着ているのを見たとき、嫌な予感が強まった。
 後楽園で戦っていたときと、違うことをやらないでくれ、思った。
 ベルト以外には、何もリナレスに背負わせないでくれ、と思った。

 試合開始直後、リナレスが十字を切ってからコーナーを出たのを見たとき、嫌な予感は最高潮に達した。ミゲール・コットがアントニオ・マルガリートにTKOされたラウンドの開始時、やはり十字を切ってコーナーを出ていたことが脳裏に浮かんだのだ。
 そう言えば、コットはあの試合の開始前、Tシャツを脱いで客席に放り投げるという、今までやったことのないパフォーマンスをしていたような気がする…。

 天才ボクサーの、まさかのKO負け。
 アミール・カーンと同様の状況に、ホルヘ・リナレスも陥った。
 リナレスは、決して復帰第一戦でファン・カルロス・サルガドとのリマッチを行うべきではない。
 ダイレクト・リマッチが許されるのは、判定に疑問が生じたときだけだ。

 リナレスには、最低でも挑戦者決定戦を制してから、世界戦に望んで欲しい。
 あせるな、リナレス。
 ファンも、あせらずに待つから。

腐女子は、なぜ腐女子になったのか?

腐女子は、なぜ腐女子になったのか?

 「生まれたときから腐女子で、死ぬまで腐女子」という人はごく一部だと仮定する。これは、「ほとんどの腐女子は、何らかの外的要因によって腐女子になった」という仮定と同義である。

 ちなみに人間、特に男性は一定の年齢に達すると、そのほとんどが程度の差こそあれスケベになる。これは、先祖代々からそういう特性を受け継いでいるからである。
 もしも1万年前のある日、この世の男性の全てがプラトニックな恋愛以上のものを求めなくなっていたとしたら、その日から100年程度で人類という種は絶滅していただろう。

 1万年前から腐女子が存在していたかどうかは不明である。
 洞窟壁画の存在から、物語を創作するという文化もまた、1万年前には既にあったと私は思う。その物語とは主に英雄譚であり、その時代の英雄とは「皆が生きていくための食料を十分に調達してくれる存在」であったのではないか。生きる希望を繋ぐために、そういう英雄譚が集団の中で語り継がれたのではないかと想像する。

 1万年前の世界に、そういった英雄譚を2次創作し、BLにして楽しむ腐女子がいただろうか?
 1つだけ確実に言えることがある。
 いかに物語が作られようとも、男性キャラが1人しか登場しない間は、腐女子が発生し得ないということだ。

 「5人の中に君がいる 高速戦隊ターボレンジャー」
 5人編成の正義のグループを描いた特撮番組『高速戦隊ターボレンジャー』の主題歌の一節である。 私はこの一節を聴いたとき「女性視聴者には選択肢がない!」と思った。ターボレンジャーは、男性4人と女性1人の5人編成なのだ。男性視聴者は4人いる男性メンバーの中から1人を選ぶことが出来るが、女性視聴者は1人しかいない女性メンバーを選ぶ他ない。

 もっとも、『ターボレンジャー』は男児向けの番組であるという性格上、これは仕方のないことである。
 『超電子バイオマン』において、戦隊モノに初めて「女性レギュラー完全2人制」導入されたのだが、これが定着しそうで定着しない。最近の3年間だと、それが100%実施されているのは現在放送中の『侍戦隊シンケンジャー』1作のみである。
 このことから、男児向けの戦隊モノに「レギュラーメンバーは女性3人、男性2人」あるいは「レギュラーメンバーは女性4人、男性1人」という状況が生まれる可能性は、非常に低いと言える。

 これは、男児(男性)の視点から見れば、ごく当前のことだ。
 戦隊モノは、基本的には男が活躍する男の物語を最優先させている。男児が、男性ヒーローに自分を重ね合わせて楽しむことを基本コンセプトにした作品なのである。だから男児に、より多くの選択肢を与える構造にしておく必要がある。つまり、男性ヒーローの方が数的に多い編成となる。
 男児が、キレイで強くてカッコイイお姉さんを見て、男性ヒーローとはまた違った感情を抱くのは、飽く迄も2番目以降の要素なのだ。(個人的には、セクシーな女性悪役を見て少しドキドキした経験もあるのだが)

 しかし何らかの理由で、こういった作品を女性が視聴することになったら、どうなるのか?
 そんなことは今まで一度も考えたこともなかったのだが、『コスプレイヤーズ アーカイブ』の知恵袋における763**超受験生さんの回答(私が出した質問に寄せて頂いた回答の中から、ベストアンサーに選ばさせてもらった)を読んで、私は新たな視点を得た。

 男性キャラ4人と女性キャラ1人の5人グループの物語。
 これを、恋愛ドラマと看做せば、「男性が4人余っている」状況である。
 また、1人しかいない女性キャラにメンバーとの恋愛ドラマがなかった場合、「男性が5人余っている」状態になる。

 腐女子の原点は「男性キャラの数の多さ(女性キャラに対する数的優位)」にあるのではないかという763**超受験生さんの指摘に、私は説得力を感じた。

 先ず、「本来男性(男児)向けに作られており、恋愛ドラマ性が希薄な作品」を、何故か女性(中学生以上?)が観てしまうという状況が発生する。
 その女性は、本能的にそこに「恋愛ドラマ」を求めるが、作品の仕様上、それはないか、あっても希薄である。
 結果的に、女性の眼から見ると「カッコイイ男性キャラ」が、「不自然なことに何人も余っている」という状況に映る。
 女性視聴者からすると、「カッコイイ男性キャラ」が4人いたら、4人とも恋愛ドラマを展開させて欲しいのだが、実際にはそうはならない。
 無理やり恋愛ドラマであるように見立てようとも、女性キャラの絶対数が足りず、どうしても「カッコイイ男性キャラ」が余ってしまう…。

 この不自然さを解消する最も手っ取り早い方法は、「余っている男性キャラ同士を恋愛関係にしてしまう」ということだ。余っているキャラ同士をとりあえずくっつけてしまうことで、恋愛ドラマとしては「見かけ上、安定した状態」になるというわけだ。

 要するに「先に同性愛ありき」ではなく、「先に恋愛ドラマありき」。
「同性愛」は、「余っている男性キャラを、何とかして恋愛ドラマに組み込む」ための方便として導入されたというわけだ。

 ただし、男性側から言わせれば、
「そんなに恋愛ドラマが観たかったら、最初から“恋愛ドラマ作品”を観ればいいのでは?」
となるのは当然である。
 私はその手の作品は観ていないので具体例は挙げられないが、日本国内(輸入を含め)に良質な“恋愛ドラマ作品(または、恋愛ドラマを十分に含む作品)”が存在していないとは考え難い。この点は、謎のままだ(あるいはこれも、「別腹理論」で納得するべきなのか?)

 無理やり考えれば、「“恋愛ドラマ作品”を視聴することは不可能だが、スーパーヒーロータイムを視聴することは可能」という状況下に置かれた女性が、無意識のうちに腐女子化の“圧力”に晒される…となるが、TVや録画機器が発展した今日、そんな奇妙な状況は想像し難い。

 ちなみに、平成ライダーシリーズ辺りから、“イケメンヒーロー”という表現が使われるようになったが、私が子供の頃(35年以上前)から、ヒーローと言えば基本的にはイケメンであった。
 ヒーローには「カッコイイこと」が求められるので、当時の基準で2枚目である役者がキャスティングされてきた(あるいは、しようとしてきた)ことはある意味必然であり、伝統とも言える。パッと思い浮かぶのは、『帰ってきたウルトラマン(1971年)』の郷秀樹、『電人ザボーガー(1974年)』の大門豊といったところだ。

 男児のための、イケメンヒーロー。
 男児の選択肢を優先するが故の、男性イケメンキャラの数的優位。
 それが、女性の目には「イケメンが余ってしまっている」と映り、結果的に腐女子を生んでいるとしたら、何とも皮肉である。

 ここで、私はあることを思い出す。
 アニメに関しては、30年前と比べると、明らかにイケメンキャラが増えているということを。
 この件に関しては、いずれ別記事にて具体例を挙げて比較してみたい。

腐女子、腐男子に代わる名称(表記法)を考えてみた

腐女子、腐男子に代わる名称(表記法)を考えてみた

 「1次創作BLは好きだが、2次創作BLは嫌い」という人まで腐女子と呼称されている(らしい)現状は、よろしくないと思う。腐女子の定義が不明確になり(なし崩し的に拡大)、名称として使いづらくなっていると感じる。よって、別の呼称方式を考えてみた。


B乙女…「BL好きな女性」という意味。発音は通常「おつ」のみ。
B乙漢と発音上区別する必要がある場合は「おつめ」と発音。

B乙漢…「BL好きな男性」という意味。発音は通常「おつ」のみ。
B乙女と発音上区別する必要がある場合は「おつお」と発音。


B乙女1(おつ1)…1次創作BLを好む場合の表現
B乙女1.0(おつ1.0)…「1次創作BLのみ」と強調(限定)した表現

B乙女2(おつ2)…2次創作BLを好む場合の表現
B乙女2.0(おつ2.0)…「2次創作BLのみ」と強調(限定)した表現
B乙女2-N(おつ2えぬなし)…2次創作BLの中に生ものを含まない場合の表現
B乙女2N(おつ2えぬあり)…2次創作BLの中に生ものを含む場合の表現
B乙女2N.0(おつ2えぬだけ)…「2次創作BLかつ生もの限定」の意味。2次元を排除したい場合に使う表現。


B乙女12(おつ12)…1次創作BLメインだが2次創作BLも好む場合。
B乙女21(おつ21)…2次創作BLメインだが1次創作BLも好む場合。


B乙女DD(おつディーディー)…「BLなら何でも好き(特に順位なし)」という意味。
                   (DDとは、本来は「誰でも大好き」の略)
B乙女DD-N(ディーディーえぬなし)…「DDだが、生ものは除く」という意味。
B乙女DDN(ディーディーえぬあり)…「生ものも含んだDD」という意味。


補足※特殊な表記
B乙女2+N(にじげんプラえぬ)…2次元BLメインだが生ものも好む場合。
B乙女N+2(えぬプラにじげん)…生ものメインだが2次元BLも好む場合。



 自ら「腐っている」と表現することに抵抗を覚えない人も多いと思うし、私自身、2次創作BLが好きな人を「心が腐っている(その部分に関しては)」という意味で腐女子と呼ぶことに抵抗はない。だが、そうでない人もいると思うし、名称の定義は明確である方が使いやすい。
 でも、今更無理だよな…
 まぁ、いちおう考えてみたので、使いたい方は自由に使って下さい。
 ただし私自身は、腐女子以外の名称が定着するまでは、腐女子という名称を主に使います。

お台場ガンダムの記録

お台場ガンダムの記録

ガンダム発見.jpg
             ガンダム発見!

 やっぱりカッコイイ!
やっぱりカッコイイ!.jpg

 早速、ガンダムの足元に行く列に並ぶことに。

最終待機段階に1枚.jpg
 足元での待機の最終段階で撮った1枚。

 そして遂にガンダムの足元へ!
ついにガンダムの足元に.jpg

 ガンダムの足首には、グリースニップルのようなパーツが付いていました。その写真を撮れなかったことがチョット残念。

 時間よ、とまれ.jpg

 時間よ、とまれ…

腐女子に関する「謎」の答

腐女子に関する「謎」の答

 この記事は、『「女性レイヤーにおける腐女子の割合」は、どの程度の範囲内で変動しているのか?』のコメントから頂いた知見を、大まかにまとめたものです。腐女子に関する「謎」が、自分なりにある程度解けたと思います。コメントを下さった皆さん、どうもありがとうございました。

※「女性レイヤーにおける腐女子の割合」に関してではなく、「腐女子」と「二次創作エロ好きな男性」との相違点に関する内容になっています。

全文を表示 »

「女性レイヤーにおける腐女子の割合」は、どの程度の範囲内で変動しているのか?

「女性レイヤーにおける腐女子の割合」は、どの程度の範囲内で変動しているのか?

 『コスプレイヤーズ アーカイブ』の知恵袋にて、以下の質問をした。

****************************************

女性レイヤーのほとんどは「BLが好き」だそうですが、「健全」な作品に関してもBL的な楽しみ方をされるのはどうしてなんでしょうか?

 男性(レイヤー含む)のほとんどは
「アダルト(エロティック)作品が好きか?」
と聞かれたら、「嫌い」とは答えないでしょう。正直なところ、男性のほとんどは「アダルト作品が好き」なんだと思います。

 でも、ガンダムファンの男性(レイヤー含む)が、
「ガンダムシリーズを、アダルトアニメとして観たり語ったりする」
ということは、滅多に見聞きしません。

 同様に、仮面ライダーファンの男性(レイヤー含む)が、
「仮面ライダーシリーズを、アダルトビデオとして観たり語ったりする」
ということは、滅多に見聞きしません。

 一方、女性レイヤーのほとんどは「BLが好き」のようであり、ガンダムシリーズや仮面ライダーシリーズに関しても、普段からBLとして観たり語ったりされているように見受けられます。

 なぜ、女性レイヤーと男性レイヤーで、このような違いが生じているのでしょうか?
 そして、この違いは、今後もずっと続いていくのでしょうか?

 あるいは、
「女性レイヤーのほとんど(90%以上)は腐女子である(「健全」な作品に関しても普段からBL的な楽しみ方をしている)」
という推定自体が、実は間違っているのでしょうか?

 レイヤーの世界では言わずもがなであるのかも知れませんが、レイヤー歴1年未満の男性である私にとっては、まだ明らかになっていない「謎」ですので、どうか教えて下さい。
 もうそろそろ、この辺のことを正面からキチンと認識しておかないといけないような気がしてきたのです。
 よろしくお願いします。

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 質問の中ではかなりの長文になっているが、これでも削ってある(後述するが、削ったのは結果的に失敗だった)。

 長文な上に、「男女の考え方の差」としか言えない(後述するが、今でも本当に答が見つかっていない)ような質問なので、回答もほとんど期待していなかった。

 それが昨夜遅くチェックしてみると、「パッと見で(長いから)スルー」を避けるために削った部分へのツッコミみたいな回答が多く寄せられているではないか。補足機能を使って一切書き換えが効かなくなった後に最初のツッコミが入っているし、間が悪いったらありゃしない。

 削ったのは、いわゆるエロ同人誌(2次創作)の件である。
 だって、エロ同人誌が存在し、それを主にオタク男子が買っていることなど周知の事実ではないか。
 BL同人誌が存在し、それを主にオタク女子が買っていることと同じくらい周知である。
 そのこと自体に大きな違いはないし、不思議もない。
 まぁ、「何でホモなんだろ?」とは思うが、とりあえずそれは横に置いておく。

 私が疑問に感じた男女の違いは、
「オタク男子は普段はエロ同人誌ネタの話をしない(多分考えてもいない)ことに対し、オタク女子は普段からBL同人誌ネタの話をしているとしか思えない」
ということだ。

 私も若い頃はオタ仲間との定例会や飲み会によく参加していたが、そういう場で、エロ同人誌(2次創作)ネタの話が出たことは一度もない。レイヤーになってイベントに参加するようになってからも、更衣室その他で男性レイヤーがエロ同人誌(2次創作)ネタの話をしているところに遭遇したことは一度もない。
 若い頃のオタ仲間との飲み会に限定すれば、話の流れで「この前、家の近所のビデオ屋にAV女優が来た」みたいな話題が出ることもあったとは思う。しかし、それは飽く迄も脱線したワイ談であって、アニメや特撮とは一切関係がない。

 つまり、オタク男子は、イベントでエロ同人誌(2次創作)を買っても、それを他人との話題にしない。それが普通である。(多分、最初から話題にする気がない)

 これに対し、女性レイヤーは、相方募集の歳に、わざわざ「腐女子です」と宣言しているケースが非常に多い。
 普通、そういうことは隠すものなんじゃないだろうか?
 あるいは、隠し通せば済むことなんじゃないだろうか?
 レイヤーとしての活動に、何ら必要ないのではないだろうか?
…と違和感を覚える反面、
 相方同士でBL(腐)談義に花を咲かせたいんだな
…と思えば納得がいく。

 更衣室でのBL(腐)談義も、ごく当り前に行われているようだ。(『コスプレイヤーズ アーカイブ』の知恵袋の該当質問は → こちら )

 話を戻すが、これは不思議なことである。

「オタクは男女ともエロ同人誌(二次創作)を買う人はいるのに、普段からそれを話題にするのは、女性にほぼ限定されるのは何故か?」

 レイヤーはオタクなので(コスプレしといて「オタクではない」とは言えない)、

「男女レイヤーともエロ同人誌(二次創作)を買う人はいるのに、普段からそれを話題にするのは、女性レイヤーにほぼ限定されるのは何故か?」

と書くことも出来る。

 女子更衣室でBL(腐)談義をしようとも、オッサンである私には何の被害もないのだが、晴海行きのバスの中でこれをやられたら困る。会場付近のレストランに入った際、私の後の席でやられても困る。
 それは杞憂としても(バスもレストランも使わなきゃいい)、「謎」はヤッパリ残る。

 まぁ、そういうコトなのだ。
 この「謎」は、現在も「謎」のままである。
 私も一応答らしきものを出そうとしたが、途中で「ダメだこりゃ」となる。

 「1次創作のBL作品」の供給が不十分なため(男性で例えると、アダルトアニメやアダルトビデオが非常に品薄になってしまっている状態)、「2次創作のBL作品」に対する需要が大きくなっていると想定してみる。
 また、1次2次のBL作品全てを合わせても、実際に作品化されている実数は少なく、買い手がBLに対する飢餓状態になっていると想定する。
 飢餓状態になっているBL好きは人は、同好の者を見つけると、恥も外聞もなく…

…いや、そこまでニーズがあるなら、どこかの会社が
「ガンダムに良く似たBLアニメ(似ているだけで、れっきとした1次創作)」
「仮面ライダーに良く似たBL特撮(似ているだけで、れっきとした1次創作)」
を売り出して、今頃大儲けしている筈である。
 『パタリロ!』や『ひばり君』を発展させたような作品なら、TVアニメとして放送できるだろう。別に深夜枠でも良いのだし。よって、上記の想定はリアリティがない。


 最後に、この記事のタイトルになっている
「女性レイヤーにおける腐女子の割合」は、どの程度の範囲内で変動しているのか?
について。
 知恵袋でベストアンサーに選ばさせてもらった回答以外にも、鋭い指摘の回答を1つ頂いている。その指摘とは、

「女性レイヤーにおける腐女子の割合」は、変動しているので特定できない

というものだ。

 イベントや地域ごとにバラツキがあるということは誰しも当然思っているだろうが、日本全体においてもそうだという発想は私にはなかった。つまり私は、「日本全体であれば、時系列で見ると静的であって動的ではない」というイメージを抱いていた。例えば、年間を通してほぼ80~90%の間に収まっているという具合である。

 コスプレシーンにおいて「女性レイヤーにおける腐女子の割合」は、世間一般で言う「内閣の支持率」同様、一種の共通認識みたいなものとして押えておくべきだと思った。
 質問時、私の認識は「女性レイヤーのほとんど」であった。「ほとんど」だけで数字を出さないと「多い」「少ない」「沢山」といった回答を誘発させると思ったので「90%以上」と書いた。

「腐女子ではないレイヤーも沢山います」
と言われても、「沢山」が「全体の約50%」なのか「全体の約10%だけど人数にすれば沢山」なのか、こちらには見当もつかないのだ。

 しかし、私が「90%以上」と書いたにもかかわらず、数字を頂いた回答は44のうち1つだけという結果に終わった。これはやはり、女性レイヤーでもほとんどが

「90%以上」が間違いということは言えるが、「じゃあ約70%なの? 約40%なの?」と問われても、正直言って分からない

ということなのだろう。
 この「分からなさ」が、「変動している」の裏付けなのかどうかは「分からない」。
 ただ、その可能性はあると思う。今になっては。

 「コスプレイヤーの男女比」が、「1対9」に近い数字であることは定説となっている。「男の勘」だが、余程大きな事件でも起きない限り、1年や2年でこれが大きく変わることはないだろう。
 一方、「女性レイヤーにおける腐女子の割合」は、まだまだ謎に満ちている。今の私に言えるのは、「90%以下であるのは間違いない」ということだけ。ここから、「ダイナミックに変動しているとしても90%ラインを超えることはない」だろうという推定も導かれる。

 たかが「内閣支持率」、されど「内閣支持率」。
 何だかそんな気分である。

『機動戦士ガンダム00』10周年の年に、『00』キャラのコスをするレイヤーはいるのか?

『機動戦士ガンダム00』10周年の年に、『00』キャラのコスをするレイヤーはいるのか?

 10月10日のガンダムコスプレフェスティバルは、前回同様、『00』のキャラのコスをするレイヤーが最も多いようだ。それを見て、ふと思った。『00』10周年の年に、『00』のキャラのコスをするレイヤーは私以外にいるのだろうか、と。

 1期は2007年に放送を開始しているので、2017年が「放送開始10周年」となる。このとき私は52才なので、まだイアンのコスが出来る。2期のイアンは56才なので、多分私は56才まではイアンのコスを続けると思う。なお、『00』の劇場版でイアンが57才になっていたら、多分57才までコスを続けるだろう。

 10月10日のガンダムコスプレフェスティバルで『00』キャラをコスしているレイヤーの多くは、『00』が10周年を迎えた年、20代後半から30才前半になっていると思う。おそらく、そのほとんどはコスプレそのものを辞めているか、中断しているだろう。
 20代後半から30才前半と言えば、年齢的には2期のロックオンやスメラギのコスをするのにちょうど良いのだが、現時点では、この世代のレイヤーは極めて少ないように見受けられる。10年後も、そうである可能性が高い。そもそも、20代後半から30才前半と言えば、女性は結婚や出産で慌しい年代なのだ。

 10周年だからという理由で、『00』のコスをするレイヤーが増えるとは思えない。今年30周年を迎えている『ガンダム(ファースト)』のコスをするレイヤーは、特に増えてはいないのだ。『00』も同じであるに違いない。
 『00』が10周年を迎えた2017年に、ガンダムコスプレフェスティバルが開かれるとしたら、それはその年に新作のガンダムが放映されているからだろう。当然、コスのメインは、その新作ガンダムのキャラとなる。

 新作ガンダムのキャラのレイヤーが大半を占める中、52才になった私が、ポツンとイアンのコスをしている姿を想像してみる。
 もちろん私は、『00』キャラのコスをしているレイヤーを探している。
 『00』キャラは少ないとは言え、さすがに私1人ということはない筈だ。
 そこで私は、どんな『00』レイヤーを見つけるのだろうか?

 「『00』は、小学生の頃に観ていました」と語る、まだ10代のレイヤーか?
 それとも、親子で「青年キャラと幼少キャラの合わせコス」をしている、親子レイヤーか?
 それとも…

 2017年にイアンのコスをするためには、髪の白髪染めだけではなく、ヒゲの白髪染めもしなきゃならんだろうな…と、そんなことを考えたりする今日この頃である。

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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。