転売屋を潰す方法を教えます(その3) 〜 目には目を…これで万事解決? 〜
転売屋を潰す方法を教えます(その3)
〜 目には目を…これで万事解決? 〜
この記事は、『転売屋を潰す方法を教えます(その2)〜 ハロプロのチケット料金を席種によって変えたらどうなる? 〜』の続きである。
実は、ハロプロに限定せずとも、転売屋をチケット販売の場から、ほぼ完全に駆逐できる方法がある。
目には目を、オークションにはオークションを。
そう、全てのチケットを最初からネットオークションで販売すれば良いのである。
私はネットオークションを一度も使ったことがないので、ハロプロが全興行の全席を出品することにどれだけのコストを要するのか(そもそも、オークション側がその負荷に耐えられるのか)は分からない。ここでは、その点はクリアできるという前提で話を進める。
ここで勘違いして欲しくないのは、ここで提唱する「全チケットのネットオークション化」は、飽く迄も転売屋対策だということである。
(1)転売屋が利益を出し難くすること。
(2)アップフロントが利益を確保すること。
この2つを両立させることが目的であり、「お客様に無条件にチケットの価格を設定してもう」ことを目的としているわけではない。
であるからして、オークションに出品する時点でのチケットの価格設定は、現在と同一である。最前列であろうが、2階の一番後ろの席であろうが、6000円といった統一価格でスタートする。そこから値上がりすることはあっても値下がりすることはない。後で述べるが、ここは結構重要なポイントである。
さて、転売屋は現状では、ヲタ同士を「価格競争をさせる側」にあり、「価格競争をする側」にはいない。それが、最初からヲタと同じ立場、すなわち「全てのチケットに関して、価格競争をする側」に置かれたら、転売屋の作業効率は今とは比較にならないほど低下する。
何しろ、まず自分がオークションで競り勝たないことには、チケットは1枚も手に入らない。
そして、最初のオークションで勝つということは、今まで自分がカモにしていたバカヲタに勝つということなのだ。これだけでも、結構な労力となるだろう。
そして転売屋がバカヲタに競り勝ったとしても、その勝ち取ったチケットをオークションに出し直し、更なる高額でバカヲタに買い取らせるというのは、普通に考えると有り得ない。それだったら、最初のオークションでバカヲタは転売屋に競り勝っている筈である。(バカヲタは普通のファンとは違い、非常識な値段も平気で付けるから)
当然ながら、転売屋とバカヲタを最初から同じ条件で競り合わせれば、どちらが勝っても高額のチケット代は丸々アップフロントの収入になる。アップフロントにとっては悪い話ではない。
オークション開始は公演の1ヶ月前とし、オークション締め切り(落札決定)を2週間前、チケット発送準備をその直後から始めて入金確認と同時に発送するようにする。こうすれば、転売屋の時間的余裕は少なくなる。
また、昨日オークションで落札したチケットを、翌日にオークションに出品すれば、周囲からはどう思われるだろうか?
寸前のところで落札に失敗した普通のファンは、そのときの価格がリアルに記憶に残っているだろうし、「転売屋憎し」の感情も働くに違いない。転売屋が落札したチケットをオークションに出し直したとしても、価格を大きく吊り上げることは難しくなるだろう。売れ残った席(2階席後方とか)のオークションが再開されれば、大方のファンは潔くそちらを選ぶのではないか。
もし、2階の後ろの方の席が全部売れ残ったとしても、おそらく問題とはならないだろう。
1階の前の方の席は、軒並み“定価”の6000円よりも高額になっている筈だ。それが、売れ残った席の存在を補ってくれる。
これはまさに、現時点で転売屋が成り立っている理屈と同じである。
オークションで売れ残った席は、当日券を出して現場売りすることも出来るので、転売屋よりもより効率的だと言える。
こうなれば、チケット販売の分野に関しては、転売屋はほぼ全滅するだろう。
転売屋を廃業し、「代理でオークションに参加してチケットを競り落とし、手数料を受け取る」という“代理屋”に転業するものも出てくるかも知れない。
なお、「6000円といった統一価格でスタートし、そこから値上がりすることはあっても値下がりすることはない」としたのは、二つの理由がある。
(1)ファン以外がチケットを購入することを防ぐため。
例えば、2階席後方の席が極端に安く売られていると、ファン以外の人間が集団で購入するリスクを生む。つまり、“ただ騒ぎたいだけの連中”がそこに集まってくる危険性がある。コンサートの品質を保つためには、2階席後方であっても一定の価格を保つ必要がある。
3000円以上なら大丈夫かと思うが、ここでは確実を期すため6000円に設定した。
(2)転売屋に付け入る隙を与えないため。
何らかのイレギュラーな要因により、FCによるオークション終了後にチケットのニーズが増し、2階席後方であっても転売出来るような状況になるかも知れない。その際、転売時の利益が少しでも少なくなるように、2階席後方であっても6000円に初期設定しておく。
この「全チケットのネットオークション化」の問題点は、一般客や善良なファンにとって、現状と比べると二つのデメリットが生じるということだ。
(1)最前列付近のチケットは高騰し、1階の前の方の席も軒並み値上がりする。
(2)オークションに競り勝つ最後の瞬間まで気が抜けないので、今までよりもチケット入手に労力を要する。
私個人の感覚だと、(1)は「貧乏人も金持ちも同じファン、そのファン全員で決めた価格なのだから仕方がない」と諦めが付く。この場合、チケットを高値で買えばそれだけアップフロントは潤うのだし、基本的には問題ない。
もちろん、最前列付近のチケットが数万円台まで高騰した場合、普通の小中学生が落札することははほとんど無理となるだろう。これでは夢がないし、若年層ファンが育たずにファンの高齢化が進む恐れがある。「全チケットのネットオークション化」は、「小中学生半額制度」とペアで運用するべきだと思えるのだが、転売屋がここに付け入るリスクもあるので、難しいところだ。
(2)は正直イヤである。私のような単純な人間は、「応募だけして、あとは抽選に任せる」方が、遥かに気楽で心安らかなのだ。他のファンを競り合いで蹴落としてチケットを入手するというのは、どうにも性に合わない。
もちろん、アップフロントが「この方法で転売屋を排除しますので、宜しく…」という方針を打ち出せば、協力は惜しまない。
目には目を、歯には歯を。
転売屋を潰すためにオークション参加が必要なら、私はそれをやるだけだ。
転売屋などは、消えて然るべきである。
〜 目には目を…これで万事解決? 〜
この記事は、『転売屋を潰す方法を教えます(その2)〜 ハロプロのチケット料金を席種によって変えたらどうなる? 〜』の続きである。
実は、ハロプロに限定せずとも、転売屋をチケット販売の場から、ほぼ完全に駆逐できる方法がある。
目には目を、オークションにはオークションを。
そう、全てのチケットを最初からネットオークションで販売すれば良いのである。
私はネットオークションを一度も使ったことがないので、ハロプロが全興行の全席を出品することにどれだけのコストを要するのか(そもそも、オークション側がその負荷に耐えられるのか)は分からない。ここでは、その点はクリアできるという前提で話を進める。
ここで勘違いして欲しくないのは、ここで提唱する「全チケットのネットオークション化」は、飽く迄も転売屋対策だということである。
(1)転売屋が利益を出し難くすること。
(2)アップフロントが利益を確保すること。
この2つを両立させることが目的であり、「お客様に無条件にチケットの価格を設定してもう」ことを目的としているわけではない。
であるからして、オークションに出品する時点でのチケットの価格設定は、現在と同一である。最前列であろうが、2階の一番後ろの席であろうが、6000円といった統一価格でスタートする。そこから値上がりすることはあっても値下がりすることはない。後で述べるが、ここは結構重要なポイントである。
さて、転売屋は現状では、ヲタ同士を「価格競争をさせる側」にあり、「価格競争をする側」にはいない。それが、最初からヲタと同じ立場、すなわち「全てのチケットに関して、価格競争をする側」に置かれたら、転売屋の作業効率は今とは比較にならないほど低下する。
何しろ、まず自分がオークションで競り勝たないことには、チケットは1枚も手に入らない。
そして、最初のオークションで勝つということは、今まで自分がカモにしていたバカヲタに勝つということなのだ。これだけでも、結構な労力となるだろう。
そして転売屋がバカヲタに競り勝ったとしても、その勝ち取ったチケットをオークションに出し直し、更なる高額でバカヲタに買い取らせるというのは、普通に考えると有り得ない。それだったら、最初のオークションでバカヲタは転売屋に競り勝っている筈である。(バカヲタは普通のファンとは違い、非常識な値段も平気で付けるから)
当然ながら、転売屋とバカヲタを最初から同じ条件で競り合わせれば、どちらが勝っても高額のチケット代は丸々アップフロントの収入になる。アップフロントにとっては悪い話ではない。
オークション開始は公演の1ヶ月前とし、オークション締め切り(落札決定)を2週間前、チケット発送準備をその直後から始めて入金確認と同時に発送するようにする。こうすれば、転売屋の時間的余裕は少なくなる。
また、昨日オークションで落札したチケットを、翌日にオークションに出品すれば、周囲からはどう思われるだろうか?
寸前のところで落札に失敗した普通のファンは、そのときの価格がリアルに記憶に残っているだろうし、「転売屋憎し」の感情も働くに違いない。転売屋が落札したチケットをオークションに出し直したとしても、価格を大きく吊り上げることは難しくなるだろう。売れ残った席(2階席後方とか)のオークションが再開されれば、大方のファンは潔くそちらを選ぶのではないか。
もし、2階の後ろの方の席が全部売れ残ったとしても、おそらく問題とはならないだろう。
1階の前の方の席は、軒並み“定価”の6000円よりも高額になっている筈だ。それが、売れ残った席の存在を補ってくれる。
これはまさに、現時点で転売屋が成り立っている理屈と同じである。
オークションで売れ残った席は、当日券を出して現場売りすることも出来るので、転売屋よりもより効率的だと言える。
こうなれば、チケット販売の分野に関しては、転売屋はほぼ全滅するだろう。
転売屋を廃業し、「代理でオークションに参加してチケットを競り落とし、手数料を受け取る」という“代理屋”に転業するものも出てくるかも知れない。
なお、「6000円といった統一価格でスタートし、そこから値上がりすることはあっても値下がりすることはない」としたのは、二つの理由がある。
(1)ファン以外がチケットを購入することを防ぐため。
例えば、2階席後方の席が極端に安く売られていると、ファン以外の人間が集団で購入するリスクを生む。つまり、“ただ騒ぎたいだけの連中”がそこに集まってくる危険性がある。コンサートの品質を保つためには、2階席後方であっても一定の価格を保つ必要がある。
3000円以上なら大丈夫かと思うが、ここでは確実を期すため6000円に設定した。
(2)転売屋に付け入る隙を与えないため。
何らかのイレギュラーな要因により、FCによるオークション終了後にチケットのニーズが増し、2階席後方であっても転売出来るような状況になるかも知れない。その際、転売時の利益が少しでも少なくなるように、2階席後方であっても6000円に初期設定しておく。
この「全チケットのネットオークション化」の問題点は、一般客や善良なファンにとって、現状と比べると二つのデメリットが生じるということだ。
(1)最前列付近のチケットは高騰し、1階の前の方の席も軒並み値上がりする。
(2)オークションに競り勝つ最後の瞬間まで気が抜けないので、今までよりもチケット入手に労力を要する。
私個人の感覚だと、(1)は「貧乏人も金持ちも同じファン、そのファン全員で決めた価格なのだから仕方がない」と諦めが付く。この場合、チケットを高値で買えばそれだけアップフロントは潤うのだし、基本的には問題ない。
もちろん、最前列付近のチケットが数万円台まで高騰した場合、普通の小中学生が落札することははほとんど無理となるだろう。これでは夢がないし、若年層ファンが育たずにファンの高齢化が進む恐れがある。「全チケットのネットオークション化」は、「小中学生半額制度」とペアで運用するべきだと思えるのだが、転売屋がここに付け入るリスクもあるので、難しいところだ。
(2)は正直イヤである。私のような単純な人間は、「応募だけして、あとは抽選に任せる」方が、遥かに気楽で心安らかなのだ。他のファンを競り合いで蹴落としてチケットを入手するというのは、どうにも性に合わない。
もちろん、アップフロントが「この方法で転売屋を排除しますので、宜しく…」という方針を打ち出せば、協力は惜しまない。
目には目を、歯には歯を。
転売屋を潰すためにオークション参加が必要なら、私はそれをやるだけだ。
転売屋などは、消えて然るべきである。

