2008-08

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稲森寿世 IKSPIARI Sunset Live

稲森寿世 IKSPIARI Sunset Live
           会場 :舞浜イクスピアリ 3F グレイシャス・スクエア ゴディバ横スペース
            公演日:2008年8月30日(土)


               初めての舞浜イクスピアリ

 有楽町で『THE DARAK NIGHT』を観た後、ひぃちゃん(稲森寿世)のライブに行ってきました。
 前回のアキバのイベントは、CDの販促イベントにミニライブが付いているという感じでしたが、今回は飽く迄も「IKSPIARI Sunset Live」にCD即売イベントが付いているという様式です。
 本来は、この↓「2F セレブレーション・プラザ」で開催される予定でした。
本来は、ここでやるはずだったけど
 しかし、雨天の確率が高かったため、「3F グレイシャス・スクエア ゴディバ横スペース」に場所が変更になりました。ちなみに開始前は上の写真の通り降っていなかったのですが、ライブが始まって10分位したら結構強めに降り出しました。

 私は開演40分前に現着したのですが、その時の空模様から「これなら何とか大丈夫だな」と思ってしまい、ずっと2階で時間を潰していました。(「シネマイクスピアリ」は、映画のセットみたいで面白い。映画ファンには堪らない空間です)
 「2F セレブレーション・プラザ」にはイベントの案内が出されたままで、場所の変更の告知掲示もされていなかったため、ここでやるもんだと思い込んでしまったのです。ずっと耳にイヤホンを突っ込んで、ひぃちゃんのCDを聴いていたのがまたいけなかった。


                 出遅れて良かった…

 開演10分前になっても「2F セレブレーション・プラザ」でリハーサルが始まらないので、さすがに変だなと思ってイヤホンを耳から引っこ抜いたら、上の階からひぃちゃんの歌声(生歌)が聴こえてくるではありませんか。私はチョット急ぎ足で3階へ。
 「3F グレイシャス・スクエア ゴディバ横スペース」では、ひぃちゃんとダンサーの2人がまさにリハーサルの真っ最中。

「しまった、出遅れた」
と思った直後、
「あ、遅れて良かった」
と思い直しました。
 何故なら、そのこじんまりとした客席にいる人たちの、約半数が女性だったからです。もしここに最初から私のようなオッサンがポツンと座っていたら、女性客達を遠ざけることになっていたかも知れません。

 私が客席に着いた時点で、最前列は何席か空いていましたが、私は2列目の右端付近の空席に腰を下ろしました。左端付近ではなく右端付近の席を選んだのは、その前の席にオッサンが2人座っていたからです。座高の関係もあるし、オッサンは同一エリアに固まっていた方が他の席への悪影響が小さいと判断しました。


                女性客が多いことに安堵

 とにかく、女性客が多かったことが嬉しかった。
 ひぃちゃんのライブは、こうじゃなくちゃいけません。
 しょこたん(中川翔子)やBoAのコンサートは、そうでしたから。
 私の右隣の席は、母娘のペア。おまけにお母さんは若くて綺麗で、芸能人みたいでした。
 最前列の左端付近は、若いカップル。
 私の右斜め後は、女性の2人連れ。リハの合間に、
「モデルだけあって、スタイルいいわねぇ~」
とか、お喋りされており、私は心の中で
(そうでしょ! そうでしょ!)
と力一杯相槌を打っていました。

 そう、コレだよコレ!
 ひぃちゃんは、女性に支持されてナンボのアーティストなんだ!
 間違っても、ヲタは勿論、“アイドルおたく”に依存するようなことがあってはならない!
 私のような所謂オタク、冴えないオッサンは、隅っこで大人しく見守っていれば良いのだ!

 ちなみに、私があえて座らなかった最前列の席には、後から来た若い女性が座ってくれました。私はそれを見たとき、もう心の中で「よっしゃー!」とガッツポーズを作りましたよ。


             エイベックスのサイトーさんに拍手

 リハが終わると、元気の良い男性スタッフが、ライブの案内やひぃちゃんの宣伝を熱心に始めました。やたら熱心なことと、それでいて余裕を感じさせることから、エイベックスの社員かなと思ったら、
「エイベックスのサイトーです」
と本人から自己紹介がありました。
 やっぱり大企業の社員は、場末的なところにいても、明るく堂々としていて悲壮感がありません。スペースクラフトの田中さん(ボンブラ担当者)も熱心で頑張っている点は同じですが、どこか悲壮感が漂っているので、対照的です。(体格的にも、田中さんよりサイトーさんの方が恰幅が良いので、余計そう感じるのかもしれません)

 ちなみに、「3F グレイシャス・スクエア ゴディバ横スペース」という場所は、洒落たネーミングとは裏腹に、本当に場末なところでした。何しろ、単なるフロアの一角であり、ステージすらありません。ボンブラ(BON-BON BLANCO)のお台場ライブも寒かったりして大変な状況でしたが、セッティング的には今回のひぃちゃんのライブの方が場末感が強かった。お台場ライブも、アキバの石丸イベントも、ステージはありましたからね。
「本当に、こんなところでやるのか?」という感じです。私が今まで観たイベントの中でも、アーティストにとって最も過酷な(精神的に)環境でした。

 でも、さすがにディズニーランドの周辺施設だけあって、音響設備には問題ありませんでした。あんな場所だったにもかかわらず、音声は常に良好。
 それとも、あの資材はエイベックスが持ってきたのかなぁ?


             “ダンシングひぃちゃん”の真実は?

 ひぃちゃんの衣装は、8月17日に石丸電気SOFT2で行われたイベントのときと全く(その記事は→こちら と こちら )同じでした。
 ただし、今回は2人のダンサーが一緒に踊ります。
 そう、今回は、ひぃちゃんはPV同様、踊ったのです。
 ひぃちゃんの、ライブにおけるダンスは最小限にするべきだと思っている私にとっては、
「エイベックス、お前もか?!」
という心境でした。

 しかも、初っ端で『GIRLS STYLE』ほぼPV通り踊っているにもかかわらず、ひぃちゃんの歌声が、全くと言って良いほど乱れていません。
 これは…まさか…客席がこんなに至近距離にあるのに…クチパク?
 私は、ひぃちゃんの主に口元を凝視して聴いていました。
 これだけ踊って歌声が乱れないわけがないと思うのですが、動きが一番キツイところ(歌唱に影響が出やすいところ)で、ひぃちゃんが明らかに動きを緩めている(動作を瞬間的に省略している)ことも確かなのです。(そもそも、片手にマイクを持っている時点で、PVと全く同じ動きは不可能なのですが)

 その意味では、ひぃちゃんはPV通りに100%踊っているわけではありません。
 それに、元々のダンス自体が、歌っている最中にはキツイ動きが入っていない。キツそうに見える動きは、歌い始める寸前で終わるか、歌が一旦切れた直後に入るようになっている。
 更に、ジャンプやスキップのような瞬発力を使う動作は、元々一切入っていない。
 この程度なら、踊っても歌声に全く乱れが生じさせないことも可能のように思えるが…

 う~ん、分からん。
 正直言って、分からん。
 確信が、持てない。

 そして、確信がもてないまま、2曲目の『ジェニーはご機嫌ななめ』へ。
 この曲は、ひぃちゃんは踊らずに歌います。
 ひぃちゃんの歌声は、『GIRLS STYLE』のときと変化なし。『GIRLS STYLE』がクチパクならこれもクチパクだろうし、『GIRLS STYLE』が生歌ならこれも生歌だろうと思えます。
 そして、ひぃちゃんは、この曲の最後の部分で歌詞を飛ばしました。
 これで、ほぼ確信が持てました。ひぃちゃんが歌詞を飛ばした部分に、特に疑わしい(他の歌唱部分と異なる)感じはなかったので、ひぃちゃんはこのライブでずっと生歌を歌っていたと私は判断します。


              ひぃちゃん、いっぱいいっぱい?

 そして、『赤道小町ドキッ』、『Heavenly Sweet』を歌ってライブ終了。
 結局、ひぃちゃんの現時点での持ち歌を全て披露したことになりました。(アキバのイベントでは『ジェニーはご機嫌ななめ』を披露せず、全3曲だった)

 『ジェニーはご機嫌ななめ』で歌詞を飛ばしたことを除けば、ひぃちゃんは良く歌えていました。この日初めてひぃちゃんの生歌を聴いた人も、
「この娘、歌うまいななぁ」
と感心したに違いありません。
 ただし、石丸電気SOFT1のときの方が歌声にパワーがあったように思えます。あのときは、午前中のSOFT2のときにちょっと声が出ていない部分があったので、午後からのSOFT1のときに意識してパワー強めで歌ったのかも知れませんが。

 そしてこの日も、ひぃちゃんのプロポーションは、ほぼ完璧。
 以前も「℃-uteの矢島舞美に匹敵する」と書きましたが、本当にその通りです。
 実際、2、3メートルの距離から見ても「生身の人間」と言うよりも、「等身大美少女フィギュア」に近い印象を受けます。さすがは“次世代渋谷系ガール”と称しているだけのことはあります。

 このライブ、ひぃちゃんは、アキバのイベントのときよりも緊張していたようです。
 『GIRLS STYLE』を歌い終わった直後のMCで、『GIRLS STYLE』を「2枚目のシングル」と言い間違えてしまい、言い直しでも再び「2枚目のシングル」と言ってしまう。そんな状況を、ひぃちゃん自身「いっぱいいっぱい」と言っていました。

 多分、ひぃちゃんは、立ち見の観客からプレッシャーを受けていたのでしょう。あるいは、立って見ていたエイベックスのサイトーさんからのプレッシャーかも知れませんが。
 いずれにせよ、ひぃちゃんは観客と同じく「只の床」に立って歌っているわけですから、立ち見の人と視線の高さが同じか、むしろひぃちゃんの方が低くなります(ひぃちゃんの身長は160cmに満たないと思われる)。
 つまり、普段はステージの上から見下ろしている立場なのに、今回はむしろ見下ろされていたわけです。ちなみに椅子席は横8列縦5列ぐらいで、そのすぐ後にズラッと立ち見の客が並んでいました。これはほとんど、
「狭い教室で、新米の女性教師が、授業の父兄参観を受けている(おまけに教育主任も一緒に来ている)」
という状況です。しかも、教壇(ステージ)も教卓(柵)も無しで、です。
 ひぃちゃんが、いっぱいいっぱいになるのも分かる気がします。


              逃げ損なって?…サイン会→握手へ

 ライブ終了後、CD(『Heavenly Sweet』)の即売会で1枚買うことはライブに行く前から決めていました。同CDは既に計7枚購入済みですが、今回のライブの対価を支払う手段として、購入しました。
 問題は、その後です。
《 稲森寿世のCD(どの商品でも可)をご購入いただいたお客様に、本人よりCDジャケットにサインをプレゼント! 》
…ということになっていましたが、私はCDを購入したら、とっとと帰ったほうが良いと考えていました。

 その最大の理由は、私がサインを貰ったり握手をしてもらったりする姿を他の観客に見せることが、ひぃちゃんの人気に対して悪影響を与える危険性があるからです。

 普通に考えれば、ひぃちゃんのライブにオッサンが来ていること自体が、一般人の目から見ればキモイはずです。これがライブハウスなどの独立した空間や、秋葉原といった独特のエリアだったら少し度合いが違ってきますが、ここは不特定多数の人々が行き交うディズニーランド周辺施設です。ライブを鑑賞していた人々にも、今日たまたまこの場に立ち寄っただけの一般人が多く含まれている可能性があります。

 そういう人が、
「40過ぎのオッサンが、若い美人に笑顔で握手してもらっている」
ところを目撃したら、どう感じ、何を想像するでしょうか?

 私は、℃-uteのFCイベントにおける握手会の様子を客観的に見た際、まるで
「ロリコン向けのキャバクラ」
を見ているような嫌な気分になりました。

 私がひぃちゃんにサインを貰ったり握手してもらったりする姿を目撃した人も、同質の「気持ち悪さ」を感じる人がいるでしょう。そういう人は、私に対してだけではなく、「そんなオッサンに笑顔で対応している」ひぃちゃん本人に対してもネガティブな印象を抱く可能性があります。
 そういうことを避けるため、CDを購入しても、サイン会(握手付き)はパスして帰ったほうが良いと考えたのです。
 しかし、結果的にはそうなりませんでした。

 ライブ終了後、CD即売会が開始されました。前述の通り、私は買う気満々です(と言っても1枚だけですが)。しかし、オッサンが我先にと買いに行くのは傍目にキモイはずなので、様子を見ます。
 しかし、売り場の周囲に人が集まって来ているものの、数秒間待っても、誰も買いに行きません。たった数秒間ですが、この
「誰かが買ったら私も買う」
みたいな雰囲気が、私には苦痛でした。
(行くべきなのか? ここは俺が行くべきなのか?!)
 逡巡の後、私は財布を開きながら「ハイハイ、私が買いますよ」みたいな感じで売り場に向かって前進していました。

 そしてCDを買って売り場を離れようとして向き直ると、
(CDお買い上げの方は、こちらへ)
と言わんばかりの感じで、スタッフの人が並んでいました。
 先陣を切った格好でCDを買った私は、逃げも隠れもできない状況です。いえ、逃げようとすれば出来る状況ではありますが、それは事実上の中央突破ということになります。
「さりげなく、誰にも気付かれずに、この場からフェードアウトする」
という甘い想定をしていた私にとっては、精神的にキツイ状況に立たされてしまいました。

(きっ、気まずいなコレは…「この前のアキバのイベントでサイン貰ったので今日はやめときます」とか説明した方がイイかな?)
とか思っていたら、
「CDを購入されましたよね?」
と、直近のスタッフさんに訊かれてしまったのです!
「あ、ハイ…」
 手には、たった今しがた売り場で受け取った新星堂の手提げ袋を提げています。「いいえ」なんて言える訳がない。
「では、ジャケットにサインしますのでこちらへ並んで下さい」
「あ、ハイ…」
 そんなわけで、結局こうなりました。
この日の物質的収穫
 ただし、ひぃちゃんとは極力会話しないようにし、表情も努めて平静を保ったつもりです。例えば、初っ端にひぃちゃんから
「いつも来て下さってありがとうございます」
と言われたとき、これがメロン記念日のメンバー相手だったら
「いえ、今まで行ったことあるのはアキバの2回、それも1日だけなんですけどね」
とツッコミを入れて反応を窺うところなのですが、実際には
「どうも」
と応えただけでした。

 それでも終わりの握手の際は、
「ファーストコンサートを心待ちにしています。それと、アルバムも」
と伝えました。ひぃちゃんが、
「どうもありがとうございます!」
と言って、両手でシッカリ握手してくれたことには、やはり感激しました。


    ひぃちゃんのクオリティの高さは、手拍子すら躊躇させる

 今回のライブは、ひぃちゃんのパフォーマンスは良いし、客のマナーも良いし、たった30分でしたが素晴らしい内容でした。
 アキバのイベントと比べると、観客からの手拍子が少なめでしたが、今回のような変則的なオープンスペースでのライブでは、むしろこれが普通でしょう。ひぃちゃんの、
「みんなで盛り上りましょう…あ、言っちゃった」
という発言からすると、「盛り上りましょう」は、禁句とされていたようです。禁句を思わず口にしたところを見ると、ひぃちゃん自身は、もっと観客からの反応が欲しかったのでしょう。

 でも、私にとっては、今回のようなライブこそ、理想に近い。
 ライブは、じっくり聴くことが基本だと思います。
 そもそも、普通の人間は、ひぃちゃんみたいな美少女がプロフェッショナルな歌唱力で生歌を歌ったら、思わず聴き入り、見入ってしまうものです。つまり、固まりがちになる。

 歌が下手だったら、客も気楽に手拍子を入れることが出来ます。
 しかし、明らかに上手い歌に対しては、手拍子を入れることにすら躊躇いが生じます。「歌声に手拍子を被せる」ことが、「歌声を邪魔することになる」と感じるからです。今回のひぃちゃんのライブは、まさにそれだったと思います。
 ひぃちゃんが歌っている最中の手拍子は最小限でしたが、ひぃちゃんが歌い終わった後の拍手は最大限だったと思います。ひぃちゃんは、それを誇りにするべきなのです。


            このままヲタを寄せ付けずに突き進め!

 今回でひぃちゃんのイベントは3回目ですが、変な客がいたのは石丸の1回目、それも1人だけです。
 ヲタがいないライブは、本当に快適です。
 ヲタがいない現場は、女性や親子連れも楽しめます。
 つまり、より多くの人が、より公平に楽しむことが出来ます。
 そういう現場を持つアーティストは、より広い客層から支持を受けることとなり、より高く、しかも安定した人気を得ることが出来ます。

 ヲタはいわゆる「喰い付き」が早い。ヲタに依存すれば、ある一定のレベルまでは、手っ取り早く人気を得ることが出来るでしょう。しかし、そういうヲタ依存の人気は、一般層に対して排他的に作用します。つまり、一度ヲタに依存すると、事務所を変えるなどのリセットを施さない限り、ヲタ依存から脱することが事実上不可能になるのです。

 ひぃちゃんの先輩に当たるBoAのコンサートでは、ヲタの数は観客全体の1パーセントにも満たないように思えました。そういうアーティストにとっては、ヲタなんか来なくなったって痛くも痒くもありません。
 ひぃちゃんも、そういうアーティストになって欲しいです。
 また、なれる実力を持っていると確信しています。
 ひぃちゃんがヲタに迎合しない限り、私はひぃちゃんのファンを続けるつもりです。


                おまけ(奇跡のアイコンタクト)

 ライブが始まる前、さりげなく観客の男女比をチェックしていると、何と客の多くが『Cawaii!×稲森寿世』を手にしているではありませんか。
 どーして?
 それって渋谷でしか入手できないブツなのでは?
 ここにいる人、みんな渋谷帰り…なわきゃないよね?

 そのとき私の視界を、今まさに『Cawaii!×稲森寿世』を配り終わって引き上げようとしている女性スタッフの姿が横切りました。
 その瞬間、奇跡的に、その女性スタッフと目が合ったのです。
 女性スタッフは、
(これ、欲しいの?)
という眼で私を見ます。私は迷わず
(欲しい欲しい欲しいです)
と眼で訴えます。
(じゃあ、あげるわ)
 そんな感じで女性スタッフは私に近寄り、本当に『Cawaii!×稲森寿世』を手渡してくれました。

 若い女性だったにもかかわらず、40過ぎのオッサンを気味悪がらず、ちゃんと対応して下さいました。
 『Cawaii!×稲森寿世』を手渡してもらったとき、軽く会釈しかしなかったように思います。この場を借りて、改めてお礼を言います。どうもありがとうございました。
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℃-uteヲタのマナー、「スケッチブック・サインボード禁止」に関して

℃-uteヲタのマナー、「スケッチブック・サインボード禁止」に関して


 松戸森のホール21で行われた℃-uteのコンサートは、「スケッチブック・サインボード禁止」であった。
 それが単なる建前ではなく、本腰を入れた規制であることは、会場入りした全ての客に伝わっていたはずだ。何しろ、ホール内のいたるところに「スケッチブック・サインボード禁止」の表示があり、嫌でも目につく。あれでは、「表示に気付きませんでした」という言い逃れはできない。

 しかも、開演前の諸注意アナウンスでも「スケッチブック、サインボード禁止」を謳っていた。ボードの類を一切やらない私にとっては、嬉しい限りである。今回のように全面禁止になれば「前の席の客がボードの類を高々と掲げるので、ステージが見えない」という危惧を抱かなくて済む。
 私が今までコンサート会場で接近遭遇した例では、ボードを使う客はサイリウムの束を使う客より格段にマナーが良かった。しかし、そうでない客もまた、離れた場所から目撃している。決定の経緯は知らないけれど、全面禁止は大歓迎だ。

 もっともこの日の私は、2階席の最前列(しかも中央寄り)という席を取れていたので、ボードの類で悩まされることは元々有り得ない。…そう思っていたのだが、とんでもないことが起こってしまった。
 ふと気付くと、私の隣の席に座っている若い女性客が、2階席最前部の手摺の上にボード(電飾ではない普通のボード)を立てているではないか!
 私は一瞬呆気に取られたが、すぐに注意した。
「手摺の上に物を載せてはダメですよ」

 ボードの禁止云々以前に、ちょっと手が滑ったら1階席に物を落としてしまう行為をしていることに危機感を感じた。仮にボードがダンボール製だとしても、この高さから1階へ落下させたら、どういう軌道を描いて落ちるか分からない。最悪の場合、ボードのエッジの部分が1階にいる人の眼を直撃することも起こり得る。
 私に注意され、2階席最前部の手摺の上にボードを立てていた女ヲタは、ボードを自分の胸元に引き寄せた。それを見て私は、
「ボード自体も、今日は禁止になっていますよ」
と続けた。

 このとき、女ヲタは、何も言わずニヤッと笑ってボードを足元に下ろした。
 実に不気味な笑いだった。直感的に「コイツは異常だ」と感じた。
 眼が、普通ではなかったのだ。
 スリの現場を目撃し、そのスリと目が合った瞬間にニヤッと笑われた…そんな感覚である。

 「犯罪者の眼」は「精神が壊れた者の眼」。

 今日のコンサートが「スケッチブック・サインボード禁止」だということは、℃-uteのメンバーにも周知されていると考えるのが普通である。
 「危険防止のため、2階席最前部の手摺の上には何も置いてはならない」ということも、℃-uteのメンバーは知っていると考えるべきだろう。
 そういう状況下で、℃-uteのメンバーに対し、2階席最前部の手摺の上にボードを立てて見せたら、メンバーはどう思うだろうか?

 自分のファンが二重の違反行為を行っているところを、まざまざと見せ付けられるのである。
 もしそのボードに自分の名前でも書いてあろうものなら、もう最悪だろう。
「私のファンは、ルールを守ることが出来ないダメな人間なんだ」
ということが一目瞭然となる。心を痛めないわけがない。例えそれが、たった一人だとしてもだ。

 こんなことは、中学生どころか小学校高学年でも理解できるだろう。
 問題の女ヲタは、少なくとも中学生以上だった。理解できないはずがない。
 女ヲタは「こんなことをしたら、メンバーが心を痛める」ということが分かっていても、「自分に対してレスをして欲しい」という欲求を満たすため、やっているのだ。

 例えメンバーを傷付けても、自分のやりたいことをやる。
 これはもう、マナーが良いとか悪いとかのレベルの問題ではない。
 ストーカー等の変質者と同じである。 
 女ヲタが、「犯罪者の眼」=「精神が壊れた者の眼」をしていたことも納得がいく。

 こう断言できるのは、この女ヲタは私に注意されて1分経ったか経たないかのうちに、再び2階席最前部の手摺の上にボードを立てていたからである。
 全く、何考えているんだ、この女ヲタは?!…である。
 こりゃあ警備スタッフを呼んで注意してもらうしかないなぁと思ったそのとき、本当に警備スタッフの男性がすっ飛んできてくれたのは有り難かった。偶然も作用したとは思うが、かなり素早い対応だった。

 その後、その女ヲタがどうしたかと言うと、1分ほどすると席を立ってどこかへ行ってしまった。
 女ヲタがいた席は、その後ずっと空席のままだったので、誰かと席を交換したわけではない。
 別の席のチケットを持っていたのだろうか?
 警備スタッフの目が届かないような席で、ボードを上げていたのだろうか?

 普通に考えれば、2階の最前列(中央寄り)よりも良い席のチケットを持っていたのなら、最初からそちらに行っていたはずである。
 松戸森のホール21の2階席最前列(中央寄り)も、それなりの良席だ。前方には障害物が一切無く、ステージ全体を見渡せる。そういう席を離れてまで、自分の違反行為をメンバーに見せ付けに行ったのだろうか? それとも、ボードが使えないから帰ってしまったのだろうか?
 いずれにせよ、本当に精神が壊れた変質者としか言いようがない。

 客のほとんどがオッサンで占められている℃-uteのコンサート会場に、若い女性の変質者がいた。
 変質者というのは、年齢や性別とは関係ない。この日は、そういう事実を目撃した日であった。

蔑称の意味を込めてヲタと呼ぶ

           蔑称の意味を込めてヲタと呼ぶ


 ここで定義する。私の言う「ヲタ」とは、「マナーの悪いファン(またはマニア)」に対する蔑称である。
 私から見て「マナーが悪い」と思える者から、「コイツは気が狂っているのではないか」とか「コイツは変質者ではないか」と思える輩まで、全部ひっくるめて「ヲタ」と呼ぶ。

 一方、例え振る舞いが一見異様であっても、ルールやマナーを守っている人、他人に迷惑をかけていない人を、ヲタとは呼ばない。

 5才の幼女が客席で完璧な振りコピをやっていようとも、それが彼女の席の範囲内に収まっており、周囲の客とぶつかったり視界を遮ったりしていないのならば、その幼女はヲタではなくマニアである。
 同様に、60才の爺さんがコンパクトにアレンジされた独自の振りコピを完遂していたとしても、それが彼の席の範囲内に収まっており、周囲の客とぶつかったり視界を遮ったりしていないのであれば、その爺さんはヲタではなくマニアである。

 今日から、私にとって「ヲタ」は「オタク」とは全く別の言葉となった。
 私は、蔑称の意味を込めて「ヲタ」と呼ぶ。

MISTERS STYLE (『GIRLS STYLE』の替え歌)

MISTERS STYLE

 「次世代渋谷系ガール」こと、ひぃちゃん(稲森寿世)のデビュー曲『GIRLS STYLE』(作詞:苺 & hisayo)の替え歌です。
「きっと 大人はわからない」
という元の歌詞に反抗する意味で作ってみました(我ながら大人気ないわぁ)。
 ちなみに、歌詞の中の「私」は、40才以上という設定になっておりますが、「自分はオッサンだ」という自覚がある方は、その辺のことは気にせずに歌って下さって結構です。
 う~ん、なぁ~んか、自分のテーマソングにしたいわぁ、コレ(ひぃちゃんの歌なのに、我ながら図々しい…)。


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        MISTERS STYLE (替え詞:震電)
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さぁ 私は今日もdoki-doki 止まらない
紺のGパン ピリピリさせて
慎重に街を歩くよ
きっと 子供は分からない

私の鼓動は まるでcountdown 飛ばせSpaceplane

そう 時間は今日もdon-don 進んでく
「すでに半分 残っていない」
Somebody said? 波立つ ココロ
きっと 子供は聴こえない

脂汗見せないで 今すぐ飛び乗れ Spaceplane

そうだmiddle age mister's style
年齢(とし)なんて気にしない
いつもあの頃のまま 自分に嘘はつきたくないよ
ちょっと疲れたり 転んじゃって笑ったり
繰り返したら ヨレヨレの私 鈍く光る

はぁ 世界は今日もzaku-zaku 止まらない
ヘロヘロの体 気合でいつもの会社(ばしょ)へ向かうよ
たぶん 子供は分からない

甘いミルフィーユよりも 重なる“時代(とき)”があるよ

そうだ This is mystyle! 貫き徹したい
気付いてくれなくたっていいよ
隅っこで Yeah!
まだまだ持ってる やりたい事をやるだけ
そして今でも クシャクシャの夢を 握りしめて

そうだmiddle age mister's style
年齢(とし)なんて気にしない
いつもあの頃のまま 自分に嘘はつきたくないよ
ちょっと疲れたり 転んじゃって笑ったり
未来の自分を裏切らないように 歩いていくよ

non stop! dreaming man だから今すぐ飛び乗れ!
私たちはそう、まだまだ行ってみたい この先の世界

ひぃちゃん(稲森寿世)はモデルだけあってスタイルも良いですよ

ひぃちゃん(稲森寿世)はモデルだけあってスタイルも良いですよ

 石丸SOFT2におけるCD発売イベントの記事(こちら)に載せた写真(「1分間撮影会」で私が撮影したもの)では、ひぃちゃん(稲森寿世)の“バランスの取れたスタイルの良さ”が伝わりにくいことに気付きました。ので、それを補完するために、当日撮影した別の写真をこの記事で紹介することにしました。
 この写真だと、「ひぃちゃんは脚が長い」ことが伝わりますかね?
ひぃちゃん斜めショット
 イベント会場で、実際にひぃちゃんを見て思ったのですが、彼女のスタイルの良さは、℃-uteの舞美(矢島舞美)に匹敵します。体格はひぃちゃんの方が一回り小さいですが、体形自体は似ています。
ひぃちゃんニーショット
 「1分間撮影会」では、私は最初の組(3人で1組)でした。この3人の中にはカメラマニアはいなかったようで(私なんか正真正銘の所謂にわかカメラマン)、特に注文を出すことも無く淡々とシャッターを押し続けていました。プロのカメラマンを相手にした普段の仕事での撮影とは全く勝手が違うようで、ひぃちゃんは非常にやりにくそうでした。

 今になって思えば、首から胸にかかっている長い髪を背面へ移動してもらうように注文するべきでした。上の写真だって、髪を背中側に流していれば、首筋から胸へのラインが露出して、ひぃちゃん本来のスマートな感じに仕上がっていた筈です。

 首・胸周りに長い髪が被さっていると、どうしてもその部分が重たく写ってしまうし、顔と胴体が分離した感じの不自然な絵になってしまいますね…。髪のボリュームの所為で頭部が大きく見えてしまうし、デメリットばっかり…。もし再び撮影会に参加する機会があったら、撮影開始5秒前に「髪を背中側に移動させて下さい」と注文しますよ。

 ひぃちゃんはCDのジャケ写を見ると、ちょっとツンとした感じにも見えますが、実際には気さくな娘さんです。
ひぃちゃんひょうきんポーズ
 上の写真のおどけたポーズも、別に客からリクエストされてやったわけではなく、自ら披露したものです。間が持たなくて苦しみ紛れにやったという気もしますが、最後にステージからハケるときも同様のポーズを取っており、お気に入りのポーズであるようにも感じられました。

 こんな、ひぃちゃんの意外な一面も見られた「1分間撮影会」。
 出費もそれなりですが、良い思い出になりました。
 でも、ひぃちゃんにはこんな特典付きの販促イベントをしなくても、普通にCDが5万枚以上コンスタントに売れるようになって欲しいというのが本音です。そういう軌道に乗るまでは、こんな風にオッサンが応援するのも有りってことにしときましょう。

その団扇(うちわ)、邪魔だ!

その団扇(うちわ)、邪魔だ!

 コンサートやライブの際、客席で団扇(うちわ)や、サイリウムを高く掲げると、後方の観客の視界を妨害することになります。その実例が、Dohhh UP! の映像の中にあったので、引用します。

 うちわ、邪魔!
うちわ邪魔だ1
 うちわ、邪魔だ!
うちわ邪魔だ2
 うちわ、邪魔だってば!
うちわ邪魔だ3
 こんなのが目の前に横に3、4人並んでいたら、ステージがまともに見えません。
 ちなみに、私はハロプロ系のコンサートにおいて、これより更に酷いことをやられた経験があります。前列の客が、扇状にしたサイリウムの束(孔雀持ち)を、私の目の前に掲げたのです。人数は2人でしたが、2人とも両手にサイリウムの束を持ってバンザイしていたので、上の写真で言えば4人分です。

 ちょっと後ろから見た映像が、これ。
うちわ邪魔だ4
 うちわや扇状にしたサイリウムの束(孔雀持ち)を高く掲げられると、本当に突出して邪魔なんですよ。逆に言えば、それがなければ、そこそこ視界が確保できます。

 「団扇(うちわ)の被害」を未然に防止するため、ジャニーズのFCは、うちわに関して規制を行っています。
      ジャニーズ公式HP http://www.johnnys-net.jp/j/jfc/jfc.html#xxx
の中の「ファンのみなさまへ注意とお願い」をクリックすると別のウィンドウが開き、その半分よりやや下に「コンサート、および舞台 応援マナーについてのお願い」という項目があります。
 以下、そこから引用。
****************************************

うちわを使って応援するときは、かならず胸の高さの位置でお願いします。胸よりも高い位置での応援や、うちわを前後左右に大きく振っての応援は、まわりのお客様の迷惑になるだけではなく、ぶつかってケガをしてしまうかもしれません。
うちわ以外の大きなボードや、公認グッズ以外の大きく加工されたうちわを場内へ持ち込んだり、応援に使用することはできません。

****************************************
 引用終わり。

 これが、いわゆる業界標準になれば良いと思います。

 そして、コンサートが始まる前に流される諸注意のアナウンスで、このことに関しても説明する。アーティスト自身が注意説明を行えば、効果は高まるでしょう。例えば…

「サイリウムや団扇を高く掲げると、後方のお客様の視界を妨げることになります。
 サイリウムや団扇は、ご自分の胸の高さで扱われるよう、お願いします。
 なお、まぶしすぎるサイリウム、点滅式のペンライト等の使用は、ご遠慮下さい。
 うちわ以外のボードや、スケッチブック、公認グッズ以外の大きなうちわ等の使用も、禁止とさせて頂きます。
 また、客席で激しく腕を動かす、回転するなど、周囲のお客様の迷惑となる行為は、なさらないようにお願いします」

 実際、ボンブラ(BON-BON BLANCO)ライブ『女祭』ではアーティスト自身による注意説明がありましたし、今年6月にあった℃-uteのFCイベントでも、岡井千聖が諸注意アナウンスを担当していました。

 しょこたん(中川翔子)のコンサートにおいて、今後こういった「団扇(うちわ)の被害」に遭いそうな予感がしているので、このページをプリントアウトし、手紙と一緒にFC事務所に送るつもりです。

 「団扇(うちわ)やサイリウムは自分の胸の高さで操作する」が、しょこたんのコンサートで徹底されるようになれば、うちわやサイリウムのせいで不幸になる人がいなくなると思います。

稲森寿世がBuono!を追い越しました

稲森寿世がBuono!を追い越しました


 私の中で、ひぃちゃん(稲森寿世)の存在が、Buono!を追い越しました。

 よって、Buono!のランキングが下がります。
 今後、Buono!のCDは買いません。シングルVは楽曲やダンスが気に入れば買うし、コンサートDVDは発売されれば多分買うと思いますが、コンサートやイベントの現場に脚を運ぶかどうかは微妙になってきました。

 ひぃちゃんに関しては、当面はCDしか買うものがないので、それを買います(予約して買うようにします)。イベントでチケット代わりにCD(予約購入したCDと同じもの)を買うことになるかも知れませんが、それはシステム上やむを得ません(お捻りを飛ばすわけにはいきませんから)。
 先日アキバで行われたイベントに行ってきたばかりですが、今後も機会があれば脚を運びたいです。ただし私はオッサンなので、現場が渋谷のオシャレな場所だったりする、ちょっと無理っぽいですが…。

 推しランキングにおいて、ひぃちゃん上げ、Buono!を下げる。

 そうなった最大の理由は、歌唱力の差です。
 端的に言って、ひぃちゃんは、Buono!3人合わせたよりも歌が上手い。歌に関して満足させてくれる。けれどもBuono!は、歌に関して私を満足させてくれない。
 ひぃちゃんの歌を生で聴いた後、私はこう思ってしまいました。

 Buono!は、所詮「歌が上手い素人」のレベルの歌手である。
 そして、ひぃちゃんは「新人だが、明らかにプロのレベルに達している歌手」である。

 ひぃちゃんの歌は、CDで聴くよりも、ライブで聴いた方が聴き応えがありました。感動したと言ってもイイです。これなら、金を払ってライブで聴く価値があると実感しました。
 Buono!の歌は、ライブで聴いても特に感じるものがありませんでした。CDで聴くよりも明らかに下手というわけではありませんが、金を払ってライブで聴く価値があるとまでは思えませんでした。

 現実は残酷です。
「ああ、仮に素質が同じだとしても、鍛え方が違うと、こういう差が出るんだ…」
そう感じてしまうと、もう元には戻れません。

 Buono!には、「キッズ最強の歌唱力ユニット」として、その実現前から注目していました(その記事は → こちら)。
 各メンバーの生まれ持った素質…すなわち、巧さ(愛理)・パワー(雅)・個性(桃子)を上手く引き出せば、かつてのSPEEDのように一般層に対してブレイクすることも可能だと思っていました。しかし、素質は磨かなければ才能として開花しません。

 また、素質が卓越した能力として具現化したとしても、それを発揮できる機会が与えられなければ、披露できません。Buono!の場合、楽曲には恵まれていると思いますが、歌唱に対して大きな負荷となるダンスが、ライブにまでくっついてきているのが問題です。

 では、ひぃちゃんは、どうなのでしょう?
 ひぃちゃんは、パワー(手脚は長いが、骨格は骨太)・個性(歌唱時に萌え声になる)という素質を持っています。私は素人時代のひぃちゃんを知らないので、彼女の歌の巧さが生まれ持っての素質なのかどうかは分かりません。ただ、今日のひぃちゃんは、訓練された者だけが持ち得る歌唱技術を有していることは確かです。

 ひぃちゃんは結果的に、Buono!の巧さ(愛理)・パワー(雅)・個性(桃子)という3つの魅力を兼ね備えています。私が思い描いていたBuono!のコンセプトを、ひぃちゃんは1人で実現させているのです。

 更に、ひぃちゃんは先日のイベントにおいて、歌唱に支障が出るようなダンスをしませんでした。PVでは結構踊っているのですが、イベントではその振り付けをほんの少ししか使わず、基本的には体で自然にリズムを取っているだけでした。
 それでも、何の不満も感じなかったのです。
 その前日に、松戸で℃-uteの激しいダンスを観てきたばかりの私が、ですよ。
 これは自分でもチョット驚きました。

 PV通りに踊らないひぃちゃんに不満を感じなかったのは、ひぃちゃんの歌がプロとしてのレベルに達していたからです。まず歌に聴き入ってしまい、満足してしまう。
 そして、リズムに合わせて自然に身体を揺らしているひぃちゃんの姿は、もうそれだけで充分に魅力的なのです。
 たまにPVのダンスと同じ動きをしてくれると、これがまた嬉しかったりします。
 別に無理してフルに踊る必要なんか全然無いのだと実感しました。

 PVはPV、ライブ(生歌)はライブ。
 基本的には、両者は別物。
 PVで踊っているからといって、それと同じダンスをライブ(生歌)で再現する必要など無いのです。
 極端な話、PVで衣装が炎を纏っていた(当然VFX)場合、ライブ(生歌)でも衣装に火を付けなきゃダメなのか? そんなわきゃないでしょう。
 そもそも、ライブでは片手がマイクで塞がってしまうことが起こり得ます。これにより、「PVと同じダンスをライブで再現できていない」という事態が、ダンス重視のハロプロ系でもしばしば見受けられます。これだって、ライブにおけるダンスのダウングレードに違いありません。

 ひぃちゃんのライブを鑑賞して、生歌に支障が出ないレベルにまでダンスを省くといういことは、むしろ当然だと感じました。
 ひぃちゃんや、彼女のスタッフには、今回のイベントで示されたこの方針を、今後も継続して欲しいと思います。

 PVとライブ(生歌)は、基本的には別物。
 この考え方は、PVにおけるダンスの可能性を広げることにもなります。
 つまり、ライブ(生歌)では絶対に実現出来ないようなダンスを、PVに取り入れることが出来るということです。
 逆に、「ライブでも、PVのダンスを原則としてそのまま再現する」というハロプロの方式では、それが出来ません。PVのダンスに「ライブでも可能な動き」という制限がかかってしまうからです。

 これでもう、Buono!の歌のクオリティに関してストレスを感じることがなくなると思うと、ホッとします。
 その代わり、これからはひぃちゃんの歌のクオリティに関して心を痛めたり、不安になったりすることがあるかも知れません。
 でも、「歌手としては、歌を何よりも最優先させる」という方針を取り続ける限り、私は、歌手としての稲森寿世を推します。そして、推し続けたい。

「LITIRA × 稲森寿世 コラボ  エコかわTシャツ」を着てみたら…

「LITIRA × 稲森寿世 コラボ  エコかわTシャツ」を着てみたら…


 ひぃちゃん(稲森寿世)のCD発売記念イベントで、「エコかわTシャツ」を買った。
 しょこたん(中川翔子)のコンサート会場でもツアーTシャツを買っているし、ボンブラ(BON-BON BLANCO)のFCイベントでもルリ(RURI)仕様のTシャツを買ったから、ひぃちゃんのTシャツも買わねばならんと思ったのだ。

 来るべきひぃちゃんのファーストコンサートの際に、この「エコかわTシャツ」を着て馳せ参じれば、
「オレはデビュー当時からのファンなんだぜ!」
と自己満足に浸れるといったイヤラシイ計算などは全くしていない。いやホントにしてないの。

 購入時、Mサイズがあるかどうか(しょこたんのTシャツもボンブラのTシャツも、Lサイズだと私には大き過ぎたので)売り子のお兄さんに尋ねたら、「エコかわTシャツ」はフリーサイズだとのこと。
 一瞬エッ?と思ったが、選択の余地が無いんだからしょうがない。1着買って帰りました。

 で、家に帰って早速着てみて分かったんだけど…
 このTシャツ、基本的には女性仕様なんですね?
 細身の私が着ても、肩周りがパンパンですよ。

 でも、不思議と不満は感じないんだわ、これが。
 着心地が何だか面白いの。
 着てみて、思わず笑っちゃう感じ。
 生まれて初めて感じる、不思議な着心地。
 例えるなら、まるで、宇宙服のインナーを着ているような気分。
 Tシャツを着ることで非日常的な気分になれるとは、思いもしませんでした。

 私は、この「エコかわTシャツ」を、「筋トレのモチベーション用Tシャツ」として使うことにした。このTシャツを着たとき、肩周りだけでなく、胸も背中もパンパンになって、生地が肌に密着するようになるまで、筋肉を増やすぞ!
…という意気込みで、怪我をしない程度に頑張りますよ。
エコかわTシャツ

稲森寿世 CD発売記念イベント

稲森寿世 CD発売記念イベント

                  会場 :石丸電気SOFT2、SOFT1
                  公演日:2008年8月17日(日)


 「ひぃちゃん」こと稲森寿世は、次世代渋谷系ガールだ。
 私は、渋谷には映画館とライブハウスしか行ったことがないのだが、渋谷とアキバは文化的には真逆の世界のような気がする。用語としては反対語、概念としては対立概念であるかのような印象だ。

 となれば、「次世代渋谷系ガール」ひぃちゃんにとっては、アキバはアウェイ中のアウェイである。だから、動員において苦戦するだろうとは思っていたが、その度合いは想像以上だった。
 先着順に入れるイベントなのに、開場30分前に現着したら、並んでいたのは、たったの3人ですよ。私が4番目。開場5分前になっても、全部で12人しか並んでいない。

 私は、この時点で「CD5枚買い」することを決意した。
 ボンブラ(BON-BON BLANCO)のDVD販促イベントの件で既に書いた(その記事は → こちら)が、私は本来こういう行為は大嫌いである。握手も特にしたいとは思わないし、増してや「1分間撮影会」などには全く興味が無い。ポケットカメラを携帯しているのは小雨の日に蜘蛛の巣の写真を撮るため(それに関しては → こちら)であり、このカメラで人間を撮影したことは1度もない。

 しかし、「1分間撮影会」というイベントが用意されているにもかかわらず、「開場5分前になっても、全部で12人しか並んでいない」のである。この状況下では、ファンとして、“ノルマ”を背負わざるを得ない。義理チョコならぬ“義理カメラマン”となることを決意したのだ。

 会場入りして席を確保(4番目なので当然ながら最前列)した直後、決意が鈍らないうちにとCD販売コーナーへと身体を運んだ。コストを最小限に抑えるため、通常版のみで5枚購入。1枚はミニライブの鑑賞代として購入するつもりだったので、4枚余分に買ったことになる。(この後、2回目のイベントにも参加し、その際にはCDを買わなかったので、この日余分に買ったのは3枚ということになる)

 販促会場で買ったので、石丸電気のポイントは付かない。こんなことならボンブラのときと同様、石丸の店内ショップで買っておけば良かったと思うが、開場5分前までは1枚しか買うつもりがなかったのだからしょうがない(こういうのも、衝動買いの一種なのだろうか?)
 ちなみに、オンラインショップで通常版とDVD付を各1枚(通常版1枚は実家用)予約購入しているので、これらも合わせると7枚となる(う~む)。

 会場には横6列×縦8列の椅子が並べられており、開演直前には縦7列目まで埋まっていたようである。だから、40人は入っていたと思う。そして、その大半が握手会に参加(少なくとも1枚はCDを購入)していたし、「1分間撮影会」にも3人1組で確か3組が参加したと思う。(これは、11時からSOFT2で行われたイベントに関する数字。13時からSOFT1で行われたイベントに関しては確認せず)

 この結果を見ると、私が頑張って「5枚買い」することは無かったようにも思える。それでも、ひぃちゃんにとっては試練の場となったことだろう。いかに「盆開け」かつ「アウェイ」とは言え、エイベックスの新人が休日のイベントに100人を動員できなかったのだから。

 ちなみに、「4枚(以上)購入特典」の「2ショットチェキ」がコレ。
 私がピースポーズを取っているのは、ひぃちゃんに「ポーズはピースにしようねっ」と言われたからである。43才のオッサンは、17才になったばかりの小娘に全く逆らえませんでした。
オッサン(私)と美少女(ひぃちゃん)
 私の頭上の文字「稲森寿世」が、キッチリ映っているのは偶然ではない。意図的に少し身をかがめて、頭を下げているのだ。上着を脱いでいるのも、背景の色を考慮した上でのこと。私はストリップ劇場で、ある程度ポラ慣れしているので、2ショット撮影時には背景のことまで気を配るのである。

 ついでに書いておくが、2回目のイベントの質問のコーナーで挙手し、
「ひいちゃんが取り組んでいるエコ活動について教えて下さい」
と言ったのは私だ。
 これは実は質問ではなく、ひぃちゃんへの単なるネタ振りである。私が望んだ通り、ひぃちゃんは立て板に水の如く説明を行い、時間を使った。
 なぜ私がこれを望んだかと言うと、1回目のイベントの同コーナーにおいて、頭のおかしい客が、ひぃちゃんの個人情報を聞き出そうと質問を重ね、場の雰囲気を悪くしていたからである(あれが装っていたものであったとしても、ああいう嫌がらせをする輩は頭がおかしい)。あの手の客に質問する機会を与えないようにするため、ひぃちゃんが時間を長く使えるネタをあえて振ったのである。

 そして、「1分間撮影会」で撮った写真がコレ。
ひぃちゃん斜めのフルショット
ひぃちゃんバストショット(トリミング)
 このカメラ(ORIMPUSのμ830)では蜘蛛や花しか撮ったことが無かったので、ズームの使い方すら知らなかった(必要なかった)。よって、アップは撮らず、フルショットばかり撮った。と言うよりも、前述の通り私は「義理カメラマン」だったので、1分間ひたすら定間隔でシャッターを押していただけというのが正直なところだ。ただ、
「ひぃちゃん!」
と声をかけると、本当にひぃちゃんがクルッとこっちを向いて微笑んでくれるので、そのときだけは真面目に撮った。フルショットをあえて斜めの構図で撮った1枚は、なかなか面白い絵になっている(もちろん被写体が良いからだが)と自分では思っている。

 さて、この日の私のお目当ては、飽く迄も歌手としての稲森寿世である。
 ひぃちゃんの生歌を聴くことが、この日の最大にして唯一の目的だと言っても過言ではない。
 その目的は、果たせた。
 3曲×2で、延べ6曲を良い環境で聴けたのは、本当に大きな収穫だった。

 ひぃちゃんの生の歌声は、基本的にはCDの歌声と変わらなかった。
 ひぃちゃんの歌の上手さ(歌唱力)は、本物だったのだ。
 ひぃちゃんは、まだ17才になったばかりと若いこともあり、ボンブラのアンナ(SANTOS ANNA)、しょこたん(中川翔子)、BoAには及ばないものの、私にとって彼女達に次ぐ第4の存在となった。

 トークの際、ひぃちゃんは、歌手デビューするにあたって「週6回とかのレッスンを受けてきた」と明言した。そのレッスンに関して「進学と並行して行っていた」・「この努力が本当に報われるのかと不安になった時期もあった」とも言っていた。このことから、レッスンは中3の頃からデビュー決定前まで、大きな中断も無く継続されていたと想像できる。

 これがハッタリとは思えない。
 ひぃちゃんの生歌を間近で聴いて、ひぃちゃんは「プロの歌手になるべく適正な訓練を積んだ人間である」ことを実感した。
 ひぃちゃんは決して、「歌が上手い素人」ではない。「訓練されたプロの歌手」なのだ。
 同時に、ひぃちゃんには、まだまだ伸び代があることも感じられた。

 PVを観て、「ひぃちゃんは骨太だ」と思っていたが、間近で見てそれを再確認することが出来た。私との2ショットの写真を見てもらえれば分かるが、肘から先の太さは、私と遜色ないくらいである。私は男としては華奢であるが、それでも身長175cmで体重61kgある。
 ひぃちゃんは、そこそこヒールの高い靴を履いていたから、160cmあるかどうかといったところではないか。それでいて、この手の太さ。ひぃちゃんは手脚がスラッと長いので、骨太であることに気付きにくいのだ。

 骨格の太さは土台の強さ、そして声の強さに繋がると私は思う。ひぃちゃんには、それがある。(ちなみに、ハロプロ勢の、れいな(田中れいな)や愛理(鈴木愛理)には、この「声の強さ」が欠けている)
 歌もスポーツの個人競技同様、結局は「パワー×技術×スタミナ×精神力」なのではないか。ひぃちゃんは基本的には迫力や強さで勝負するタイプではないが、それ故、土台となるパワーが安定していることが重要となり、その底上げは総合力の向上に繋がるのだ。

 この日は、1回目のイベントよりも2回目のイベントの方が声が良く出ていた。出力(声量)が安定していたし、伸びもあった。聴いていて気持ち良かったし、ひぃちゃんも歌っていて気持ち良さそうだった。とにかく、金を払って聴く価値のある歌だったことは間違いない。

 蛇足ながら、ひぃちゃんは『GIRLS STYLE』の歌詞を一部変えて歌っていたようだ。1回目のイベントでも、2回目のイベントのリハーサルでも本番でも、「大人は聴こえない」のパートを「大人はわからない」と歌っていたのだ。ここまで徹底していると、間違えたのではなく変えたと考えるべきだろう。ひぃちゃんは作詞に関わっているので、そういうことも許されるのだと思う。

 ひぃちゃんが、無理して踊らなかったことも良かったし、そういう方針を取らせた事務所側も評価したい。ひぃちゃんは、歌を大切にしていると感じた。
 やっぱり、歌手は歌ってナンボである。踊ってナンボだったら、歌手ではなくダンサーである。歌手を自称する以上、ダンスよりも歌を優先するのは当然なのだ。この姿勢は、今後も継続して欲しい。(10曲以上歌うのであれば、その中に1曲か2曲、ダンスを優先させる言わば「見せ曲」があっても良いとは思うが)

 ひぃちゃんが、この調子で曲をリリースし続け、イベントで場数を踏んでいけば、近い将来、2000人規模の会場で単独コンサートを開くことになるだろう。
 “平成生まれの歌姫”の登場である。
 その頃には、場所が例えアキバであっても、ひぃちゃんのCD販促イベントにおいて最前列に座るのは至難の業となっている筈だ。
 それでも、一向に構わない。
 なって欲しい、ひぃちゃんには。そういう歌手に。

℃-ute松戸森のホール「2階席は全席ファミリー席」という読みは当たるのか?

℃-ute松戸森のホール「2階席は全席ファミリー席」という読みは当たるのか?


 君子危うきに近寄らず。私は君子ではないが、幼稚芸(ヲタが行う幼稚で見苦しい行為)をする客、狂ったようにジャンプし続ける客、大声を出し続けるPPPH(コール入りのPPPH)を行う客の近くの席にはなりたくない。
 しょこたん(中川翔子)やBoAのコンサートでは、そういう迷惑な客はごく一部しかいないので、余り心配しなくても大丈夫である。だから、チケットは一般席を購入すている。しかし、℃-uteの場合はそうではない。少なくとも、去年の10月のZepp Tokyoは、けっこう酷かった。

 私の経験上、ファミリー席は一般席に比較するとマナーの悪い客と遭遇する危険性が低い。だから、℃-uteのコンサートではファミリー席を取りたいところなのだが、ファミリー席には「座席が揺れることによって双眼鏡鑑賞に支障が出る」という別のリスクが存在する。
 なぜ座席が揺れるのか? それは、そのファミリー席が2階席に存在し、その後方が一般席になっており、そこにいる客がジャンプするなどして2階席を床ごと揺らすからである。SSAのスタンド席は微妙に揺れたし、名古屋国際会議場の2階席は明らかに揺れた。

 この二つのリスクを天秤にかけた場合、私は一般席を選択することになる。
 一般席に入っても、周囲に必ずマナーの悪い客がいるとは限らない。運良く、マナーの良い客で占められたエリアに入ることになるかも知れない。一方、ファミリー席が揺れる場合は、両端付近以外の席は全て揺れると考えられる。この場合のリスクは、ファミリー席の方が高くなるのだ。

 もちろんファミリー席が2階席にあったとしても、その後方が一般席になっていなかったら、即ち「2階席が全席ファミリー席」だったら、座席が揺れる可能性は低い。また、2階席の構造が頑丈で、席でジャンプする客がいても床が揺れない造りになっていれば、座席も揺れない。
 私が「揺れないファミリー席」を実体験したのは、今のところ代々木第一のスタンド1階席だけである(代々木第一のようなアリーナ構造の会場の場合、本当の意味での1階席はアリーナ席である。スタンド1階席というのは、通常のコンサートホールの2階席に相当すると思った方が良い)

 代々木第一に関しては、今後もファミリー席を買う。
 名古屋国際会議場に関しては、リスク覚悟で一般席を買わざるを得ない。
 SSAに関しては、一般席のリスクが大き過ぎる(アリーナ席には勾配がない)ので、一切買わない(行かない)。

 問題は、それ以外の会場ではどうするかということだ。
 いろいろな方法があるかと思うが、会場の座席表から推測するというのも一つの手だ。
 その最初のケースとなるのが、℃-uteの「松戸森のホール21」公演である。
「松戸森のホール21」は3階構造になっており、2階席の座席数がかなり少ないのだ。これなら、「2階席は全席ファミリー席」ということも期待できる。

 そんなわけで、今私の手元には、℃-uteの「松戸森のホール21」公演の2階ファミリー席のチケットがある。
 さて、今回の私の読みは当たるのか? それとも“揺れるファミリー席”で双眼鏡を覗きながら悪戦苦闘することになるのか? その答は、もうすぐ出る…

『インクレディブル ハルク』

『インクレディブル ハルク』
  2008年の映画館で観た映画:18本目
  映画を観た日:2008年8月3日(日)


 う~ん、可も無し不可も無し。ヒーロー作品は好きだが、アメコミファンではない私には「まぁ、そつなく作ってあるんじゃないの?」という曖昧模糊とした感想が最初に沸いてきてしまう。

 次に思い浮かぶことは…最終章に登場するヘリコプターがCGで描かれていることがバレバレだよなぁ…とか。
 その代わり、ハルクの肌の上を雨水が流れ落ちていく描写はもの凄く自然(リアル)で、これは実写なのではないか?と驚いたり。
 「心拍数が一定値を越えると変身が発動する」という設定は、日本の漫画『重機甲兵ゼノン』にもあったなぁ(ただし『ゼノン』では、心拍数上昇は変身の必要条件ではあるが十分条件ではない)と思ったり。
 ちなみに、変身することで肉体が膨張し、衣服を喪失するという点でも『ハルク』と『ゼノン』は共通している。このパターンの元祖は『ハルク』なのかなぁ? 『ポパイ』もホウレン草を食べることで肉体が膨張していたけど…

 そう言えば、一番強く感じたことは、マッチョに対する価値観の違いだったのかも知れない。
 つまり、日本人には単純な“マッチョ信仰”が存在しないということだ。
 牛若丸と弁慶の例のように、日本人には力よりも技を尊ぶ国民性がある。力士の巨体も、単純なマッチョではなく、力の象徴であると同時に豊穣を体現するものであったり、“異形なる者”として日常と神の橋渡しをする一種の遣え人であったりする。日本を代表するマッチョキャラであるケンシロウやキン肉マンも、拳法やプロレス技といった技術が強さの本質となっているのだ。

 だから私は、単純なマッチョがカッコイイとは思えない。
 つまり、ハルクがカッコイイとは思えないのだ。
 同じ肉体変身系でも、『仮面ライダー』の方が断然カッコイイ。
「極端なマッチョ(いわゆる筋肉オバケ)で、奇形的なシルエットを持つ緑色の巨漢」であるハルクよりも、
「スマートな人間のシルエットを維持した、獣人マダラトカゲ男」であるアマゾンの方が、
断然カッコイイ!のだ。

 また、怪獣的な見方をすると、ハルクは余りにも小さ過ぎる。クライマックスのバトルシーンが開けた市街地だったのは、失敗だと思う。
 怪獣映画ならば、狭い舞台からスタートし、だんだん舞台が大きくなり、クライマックスは大都市の大破壊となり、爆発は芸術だーッとなる。巨大な怪獣には、最終的には巨大な都市を与えるべきなのだ。
 しかし、ハルクのような所詮等身大のモンスターには、都市というバトルステージは相応しくない。彼にとって、そこは広過ぎて、迫力が拡散・希釈されてしまうのだ。パワーに特化したキャラクター同士が都市で戦うためには、少なくとも人間の10倍の大きさが必要だろう。仮面ライダーと怪人のバトルのように、「技」の攻防でも魅せることが出来るなら、また話は別だが。

 ハルクのクライマックスバトルステージは、巨大ではあっても閉鎖空間であるべきだ。巨大なビルの中を、壁をブチ破りながら縦横無尽というパターンでも良いし、ドーム球場の内部で“超人プロレス”を繰り広げるのも良い。あるいは、空が見えないほど鬱蒼としたジャングルや、広い洞窟(地中ドーム)の中でも良い。

 「変身の制御」という項目が、物語を徹す細い縦糸として最後まで繋がっていたことは、評価に値する。ラストカットによって、映画が引き締まった感じがした。

原作のイメージを壊すコスプレは犯罪か?

原作のイメージを壊すコスプレは犯罪か?


 コスプレは、美男美女の特権ではない。
 しかし、美形キャラのコスプレを、顔を露出した状態で行うのであれば、それなりに整った顔立ちの人に限定すべきだと考えるのは自然なことである。
 また、例え美形キャラでなくても、スマートな体形のキャラのコスプレを行うのはスマートな体つきの人に、太ったキャラのコスプレを行うのは太った人に限定すべきだと考えるのも、同様に自然なことである。

 私は、しょこたん(中川翔子)のコンサート会場で、原作のイメージを壊すコスプレを見てしまった。
 太った漢堂ジャン(変身前のゲキレッド)のコスプレと、太ったセーラームーンらしきコスプレである。
 “太ったセーラームーンらしきコスプレ”と書いたのは、一瞬見ただけですぐ視線を逸らしたため、それがセーラームーンなのかセーラーマーズなのか認識していないからだ。

「原作のイメージを壊すコスプレは犯罪か?」
と問われたら、
「犯罪に等しい」
と答える。
 もちろん、自分の家の中でする分には、どんな酷いコスプレをしようが無罪である。
 しかし、不特定多数の人間が集まる場所で、原作のイメージを壊すコスプレをするのは有罪にして欲しい。
 偶然かつ不意に、そういう酷いコスプレを見てしまった場合、その精神的ダメージは計り知れないものがある。自分が抱いている「原作のイメージ」を、他人によって傷付けらてしまうことは、とても辛くて悲しいことなのだ。

 しかし、「原作のイメージを壊すコスプレは犯罪」だと思うと同時に、それが「見逃すべき犯罪」であるとも思うのだ。何故なら、「原作のイメージを壊すコスプレ」を偶然見てしまって精神的ダメージを被ったとしても、その場でダメージを回復する方法が用意されている可能性が高いからである。

 精神的ダメージを回復する方法とは、
「原作のイメージを損なっていないコスプレを見つけ、数秒間見つめ続ける」
というものである。悪いイメージを良いイメージで打ち消すのだ。
 ただ、ここで問題になるのは、一瞬で受けたダメージであっても、回復させるには数秒間を要するということである。傷付くのは一瞬であっても、その傷が癒えるにはある程度の時間がかかるのだ。これは肉体であっても精神であっても、同じことだと言えよう。

 だから、完成度の高いコスプレイヤーは、数秒程度見つめ続けられることを許容して欲しい。
 上記のような理由で、言わば「助けを求めて見つめている」人もいるのだから。
 私も、“太ったセーラームーンらしきコスプレ”を見てしまった後は、スタイルの良いコスプレイヤーを数秒間見つめ続けて事なきを得た。それは、「スケベ心」とは全く別次元の、精神の救済作業であった。
 美しさは、人を救うことがある。
 身を以って実感した瞬間だった。

 ただし、助けを求める相手は、飽く迄もコスプレイヤーに限定しなければならない。いくら美形であったりスタイルが良い人であっても、その人がコスプレをしていない場合は、その人に助けを求める(見つめ続ける)ことはマナー違反だと思う。

Hello!Project 2008 Summer ワンダフルハーツ公演 ~避暑地でデートいたしまSHOW~

Hello!Project 2008 Summer ワンダフルハーツ公演        ~避暑地でデートいたしまSHOW~
 
             会場 :代々木競技場 第一体育館
             公演日:2008年8月2日(土)、8月3日(日)



                  2L写真、買うんじゃなかった…

 ハロプロのコンサートで、こういう大きな会場に来るのは久し振り。ボクシングでは、今年に入って両国(内藤)と日本武道館(長谷川、バレロ)で観戦しているのだが。
 ここ代々木第一体育館でも、ほんの数日前にフライ級の世界ダブルタイトルマッチ(内藤、坂田)が行われていた。あの試合も出来れば会場で観戦したかったなぁなどと思いつつ現場に着いたら、体育館前広場に大勢の人々がたむろしているものだから、一体何事かと思った。

 開場時間は、とっくに過ぎている。だから、入場待ちの列に並んでいるわけではない。
 グッズ売り場の列に並んでいるわけでもない。
 何をしているのか知らないけれど、とにかく広場でたむろしているのだ。
 広場の中の階段に腰を下ろして弁当を食べている人もいて、まるで日雇い労働者の溜り場のような雰囲気である。特攻服姿の人もいたから、暴走族の集会に見えなくもない。
 スタッフは、そういう人達に対して拡声器で入場を呼びかけているが、ほぼ無視されている。何だか、そんなスタッフが哀れに感じられた。

 私はサッサと館内に入ろうと思い、一直線に入口へと向かった。
 しかし、最後の数メートルのところで、横道に逸れてしまった。入口付近に設営されているグッズ売り場を、ちょこっと覗いてしまったのだ。このところ、現場では全くグッズを購入していなかったのだけれども、ここ代々木第一は、私が初めてハロプロのコンサートを鑑賞した(その記事は →こちら )メモリアルな会場である。久し振りに来たこの会場で、何か買っていこうかなと気を緩めたのがいけなかった。
 何となく買った推しメン(舞美、えりか、友理奈)の2L写真セットは、どれも画質が悪く、とても1枚250円の価値は無いものばかり。
 あ~、失敗したわ。もう二度と会場売りのグッズには手を出さんぞ。1500円あれば、映画を1本観ることが出来るではないか。


               代々木第一のファミリー席は揺れなかった

 今回は8月2日(土)の夜公演と3日(日)の昼公演の2回、どちらもファミリー席での鑑賞だった(ホントはどちらか1公演だけで十分なのだが、落選を恐れて両方にエントリーしたら両方とも当選してしまった)。
 ファミリー席といえば、思い出すのは去年のSSA(その記事は →こちら)。座席が微妙に揺れるため、双眼鏡での鑑賞に支障が出たという苦い記憶が蘇る。双眼鏡は、倍率を上げるとただでさえ視野がブレやすくて苦労する(扱い方が下手だから)というのに、座席まで揺れるのだからもう大変であった。

 しかし今回は、座席が揺れるということはほとんど無く、安定して双眼鏡鑑賞を行うことが出来た。理由は分からない。代々木第一のスタンド席の造りがSSAよりしっかりしているのか、それとも、スタンド席におけるファミリー席と一般席の区分けが適切だったのか…?


              ファミリー席のマナーは、概ね良かった

 座席が揺れなくても、周囲にマナーの悪い客がいるとコンサートを楽しめなくなってしまうのだが、今回はそれもなかった。少なくとも私の周囲に関しては、大声を出し続けるPPPH(コール入りのPPPH)する客はいなかった。
 SSAのときも、確かそうだった。まだ数回の経験ではあるが、やはり、ファミリー席はマナーの悪い客と遭遇する危険性が比較的低い。

 もちろん「遭遇する危険性が比較的低い」だけで、ファミリー席にもマナーの悪い客はいた。
例えば、出ベソ(花道の先端にあるサブステージ)でMCがあったとき、
「れいなー、れいなー」
とダミ声でコールしている客がファミリー席にいた。まことが喋っているときでも構わず「れいなー、れいなー」と叫ぶので、まことの喋り声が聞こえないこともあった。ただ、メンバー(れいな以外であっても)が喋り始めると、ピタッとその「れいなコール」は止んだ。
 司会者の喋り声を遮るのもマナー違反(聞いている側としてはMC全体の流れを理解し辛くなるし、司会者本人に対しても失礼)なのだが、メンバーの喋り声に被せないだけ、まだ罪が軽い方だといったところか。

 また、ファミリー席でフリコピみたいなことをして激しく動いている客もいた。席の段差やステージとの位置関係により、私の視界は遮られずに済んだけれども、他の客がどうだったかは分からない(今回の場合は、隣や真後ろの席よりも、むしろ斜め後ろの席の視界を遮る危険性が高かったと思われる)。
 そもそも、ファミリー席で激しく動くこと自体がマナー違反だと思う。双眼鏡鑑賞をしている客の比率が多いから、動く場合は本当に自分の席の幅内で、コンパクトに動くべきだ。もっとも、これは一般席であっても同様である。周囲の人の席の空間(視界)は、その人達が金を払って一時的に所有しているのである。動くことで、そこに割り込んで良いはずがない。

 代々木第一ではファミリー席=スタンド席となり、基本的にはアリーナ席より遠い位置での鑑賞を余儀なくされる。ステージや花道にいるメンバーと眼が合うとか、双眼鏡無しでメンバーの頬を伝う汗を視認することは、ほぼ不可能と言って良い。それでも、座席が揺れないのであれば、私はファミリー席を選択する。一般席(アリーナ席)で、マナーの悪い客と遭遇するリスクを回避するためだ。
 逆に言えば、座席が揺れることがほぼ確実であれば、リスク覚悟で一般席を選択する。双眼鏡の扱いが上手い人なら少々席が揺れても支障なく鑑賞できるだろうが、私には無理なのだ。


                     衣装が低調

 音響がイマイチだったのは、会場が体育館なのだから仕方ない。
 期待外れだったのは、今回の衣装である。
 全体的に良くなかったと思う。夏なんだから、薄着を基本にしてもらいたかった。
 ℃-uteの衣装なんか、新曲PVのものをそのまま使っていたけれど、見ていて暑苦しかった。
 さゆ&梨紗子のペアは、パフォーマンスは良かったのに、衣装がダボッと重い感じで、これまた暑苦しい。衣装の悪さが、二人の足を引っ張っているとさえ感じた。衣装にメリハリを付けなければならないのは分かるが、あそこは薄くて軽いものを持って来る場面だろう。

 何もボンブラ(BON-BON BLANCO)みたいに、一年中「ヘソ出し・ミニスカ・脇全開」の衣装にしろと言っているわけではない。夏は、夏らしい涼しげな格好をしてもらった方が、観ている方も気分が良いと言っているだけなのだ。前述のさゆ&梨紗子のペアには、私は「ヘソ出し」すら求めない。とにかく、見た目が涼しげであれば良い。

 SSAのハロコンのときは、「天女ルック」みたいに良い意味で印象に残る衣装があったが、今回は悪い印象ばかりが残った。
 ℃-uteがFCイベントで着ていたキラキラ衣装も、客席から見て眩し過ぎて良くなかったし、最近のハロプロの衣装は質が落ちてきていると思う。衣装担当が代わったのだろうか?


                 Buono! に対する不満

 今回、Buono! を初めて生で鑑賞した。
生で聴いても、特に歌が上手いとか、ベリキュー一般よりワンランク上の歌唱力があるとは思えなかった。これは非常に残念だし、不満である。
 私はBuono! が実現する以前から、雅、桃子、愛理から成るユニットを提唱していた(その記事は →こちら)。その位置付け(コンセプト)は「キッズ最強の歌唱力ユニット」である。アイドルとはいえ本業は飽く迄も歌手なのだから、ちゃんと歌唱力で勝負できるユニットが一つはあるべきだと考えたのだ。

 しかし実際のBuono! は、多くのハロプロユニットがそうであるように、ダンスの存在が歌唱の妨げになっている。踊るなとは言わないが、歌唱の妨げにならないレベルにまでダンスを制限するという試みが、何故出来ないのだろうか? Buono! は、「歌は下手なので、その分ダンスを頑張ります」というユニットとは対極の存在であるべきだ。
(いつだったか、メロン記念日が『ハロモニ』のスタジオライブでフルに踊りながら生歌を披露したとき、歌声がヘロヘロだったことを思い出してしまった)

 歌手としての実力を100%出している状態で踊るのが、歌手の基本ではないのか?
 かつてのアイドル歌手全盛時代は、そういう歌手が主流だったように思う。
 そして今日でも、愛理の『通学ベクトル』はそういうスタンスで歌われた。それでも観客は十分に盛り上がっていた。歌で勝負できる歌手は、歌で勝負することを最優先して欲しいと思う。

 愛理と雅に関しては、このところ歌唱力の向上が見られない。
 このことが、どうにも不愉快である。

 
                 High-Kingに対する不満

 ついでに書くが、High-Kingに於いて、なぜ舞美とか歌が下手なメンバーに歌唱パートを与えているのだろうか? 全く以って理解に苦しむ。
 ワンダフルハーツで現在一番歌が上手いのは、高橋愛か田中れいなだろう。
 ダンスに関しては、ベリキューに限定すると佐紀&なっきぃの“佐紀早貴コンビ”が技術的には双璧(体格が同等なのでバランスも良い)。単独で総合的な見栄え(訴求力)という観点からは舞美だろう。

 愛&れいなはボーカル担当で、ダンスは最小限とする。
 舞美、なっきぃ、佐紀はダンスに専念し、歌うとしてもコーラスのみ。
 フォーメーションは、2-1-2(1が舞美)を基本とし、1-2-2(V字)や2-2-1(逆V字)でアクセントを付ける。5人なので、円運動表現も可能だ。

 こうすれば、「(実力に関する)ワンダフルハーツ最強ユニット」というコンセプトが実現するではないか。わざわざシャッフルユニットを作っておきながら、なぜ各メンバーの能力を最大限に引き出すような構成にせず、どっちつかずの中途半端なモノにするのだろうか?

 もちろん、例え「(実力に関する)ワンダフルハーツ最強ユニット」というコンセプトにしたとしても、High-KingがかつてのSPEEDのような大ブレイクを果たす可能性は低いだろう。しかし、その可能性はゼロではない。だが、現状の“中途半端なHigh-King”では、その可能性は限りなくゼロに近いのだ。


              一般に通用したらマズイことでもあるのか?

 Buono! やHigh-Kingを見ていると、一般に通用する素材を、あえてハロプロファンにしか通用しないようにデチューン(性能低下のための調整)させている観がある。
 まるで、ハロプロのユニットが一般人に対して人気が出ないように、あえて中途半端なレベルに留めるべく、細心の注意を払っているかのようだ。

 Buono! がPerfume(あるいはかつてのSPEED)みたいに一般に対してブレイクしたら、何かマズイことでもあるのか?

 舞美・えりか・友理奈・茉麻の4人でユニットを組ませ、“踊って歌えるファッションモデル”として一般にブレイクしたら、何かマズイことでもあるのか?

「下手にブレイクさせて、ヲタに依存しなくてもやっていけることを自覚させたら、事務所を移籍されてしまう」
と危惧しているのか?

 今回のコンサートを鑑賞して一番強く感じたのは、そういうことである。
 もしもワンダフルハーツのメンバーが、「どう頑張っても中途半端な完成度にしかならない」という素材ばかりであるなら、こんな感想は抱かない。中途半端な素材であるならば、「一芸に秀でる」=「ある方向性に特化させる」ことで一般人気を得る(一般に対してブレイクする)ことは不可能であるからだ。

 しかし、「特化させればブレイク可能」なメンバーや、メンバーの組み合わせは、確実に存在する。
 それをあえてやらないのは、ハロプロという枠の中にメンバーの才能を抑え込んでおきたいという意思があるように思えてしまう。
 月島きらりは、一般(この場合、一般の低年齢層女子)向けのアイドルとして一応の成功を収めているのに、他は何でこんなんなんだろう?

 あ~あ、冗談抜きでBuono! と、舞美・えりか・友理奈・茉麻は、エイベックスあたりに移籍してくれないかな~。ごっちんも移籍したことだし、出来ない話ではないと思うのだが。
 舞美たちだって、30過ぎのオッサン集団にヲイヲイ言われるよりも、しょこたん(中川翔子)やBoAのように「コンサートに来る観客の半数が若い女性で、化粧品メーカーがスポンサーに付く」方が遥かに嬉しいだろう。

 個人的には一生“アイドル好き”を続けるつもりなので、10年後もハロプロからアイドルが供給されることを望んでいるんだけど、今のような状態では、ちょっとねぇ…

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震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。

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