飯田圭織コンサート Special Acoustic Live
飯田圭織コンサート Special Acoustic Live
会場: YOMIKOホール
公演日:2006年12月16(土) 開演:18:00~
去年のメロンのクリスマスコンサートよりも更に1週間前のことなので、記憶は更に曖昧である。
事実として間違いないのは、私の席は正真正銘の「1列2番」であったことだ。ステージに立つかおりんと私の間には、本当に遮るものが何もなかった。
「1列」ではあるものの「2番」なので、会場入りする前は相当端っこの席をイメージしていたのだが、実際にはそうでもなかった。確かにスピーカーは私のほぼ正面に位置していたが、少し顔を右に振れば、そこにかおりんが立っているのが普通に見えた。
かおりんの全身が、もう頭のてっぺんから爪先の先端まで見えたのだ。だから、距離は勿論のこと、アングル的にも特に不満は感じなかった。
会場はホールとは名ばかりの、多目的フロアといった感じの設備だった。普段は、エアロビとかヨガの教室として使われているのではないかと思えた。
座席はパイプ椅子だったか? この辺はよく覚えていない。席は、横に10列、縦に15、6列ぐらいだったような気がする。だとしたら150~160席だったことになり、これはパシイベのちょうど2倍程度である。とにかく、
「これなら、FC販売だけでチケットが売り切れたのも頷けるな」
と思えたことだけは確かである。本当に、こじんまりとしたコンサートだった。
間近に見るかおりんは、本当に美しかった。私の好みからするとちょっと細すぎたが、それ故、まるでお人形さんのような人間離れした美しさを放っていたこともまた事実だ。
第一印象は「なんて顔が小さいんだろう」、「肌が白くて綺麗」だった。
舞台のように他人と並んで立つ場合は不利な要素も、ステージを一人で独占しているときは、芸術品のような美貌として映える。
そんなかおりんが、いざ喋りだすと、もう田舎から出てきたネーチャン丸出しなのが、たまらない。
「銀座っていうだけで、なんか浮かれちゃうよねぇ?ねぇ?」
お人形さんみたいなルックスで、こんな発言を連発するものだから、間近で見ている私はそのギャップで頭がクラクラしそうだった。
フェイクファーを首周りに付けた衣装で登場しておきながら、
「フワフワが口に入るよ~」
などと文句を言ったり、コンサートの途中で窓のシャッターが上がって夜景が見渡せるようになると、
「みんな、これが夜の銀座だよっ」
みたいな調子ではしゃぐ。
美人の天然ボケは最高だ。それが、かおりん。
かおりんの歌は、私が今まで聞いた中(プリンスホテルディナーショー、昭和歌謡シアター、広尾ディナーショー)では一番良かったかも知れない。
『Do it! Now』のような、明らかに下手な歌もあったが、全体としては良かった。
会場からのアンコールに応えてステージに再登場したかおりんは、凄く嬉しそうだった。
「アンコールにね、憧れてたの」
ディナーショーではアンコールはない。だから、かおりんはアンコールを経験することに憧れていたのだと言う。
かおりんは、最後に『きよしこの夜』を英語で歌い、観客にも歌ってもらおうとする。しかし、私も含めたほとんどの客は「Silent night, holy night,」までしか歌詞を知らないので、そこから先は歌いたくても歌えない。そのことに気付いたかおりんは、
「日本語でいいよ、日本語にしよっか」
と咄嗟の機転で(と言うより、本当はこうなることを想像して最初から日本語にするべきだったのだが)日本語で歌い始める。私も「それなら」と歌い始めた。
日本語の歌詞も知らないという人が多いのか(私も「み母の胸に」の部分は出てこなかったが、そこを除けば全て歌った)、歌っている客は、意外と少なかった。それでも、結構イイ感じの低音のコーラスが客席から流れてきて、かおりんの歌声とハモった。
自分も歌っていてこう言うのも何だが、自分の歌声にある程度自信のある人だけが歌っていたのかも知れない。私も正直ちょっと自信のある方なので、歌っていて「(自分も含めて客のコーラス全体を)お、結構イケてるやん」と思った。音程を外している人や、変な声を出している人は一人もいなかった。
かおりんの歌声と自分の歌声がハモるなんて、ファンとしては夢のような体験である。しかも、こんな近距離で。他のコンサートで「ヲイ!」とか叫んでいるよりも、遥かに高い満足感が得られた。
今後も、こうやってかおりんの歌に観客が低音担当として参加する機会を設けて欲しいと思った。
今月の広尾ディナーショーにも行くことが決まっているので、そこでもやってくれないかな。
会場: YOMIKOホール
公演日:2006年12月16(土) 開演:18:00~
去年のメロンのクリスマスコンサートよりも更に1週間前のことなので、記憶は更に曖昧である。
事実として間違いないのは、私の席は正真正銘の「1列2番」であったことだ。ステージに立つかおりんと私の間には、本当に遮るものが何もなかった。
「1列」ではあるものの「2番」なので、会場入りする前は相当端っこの席をイメージしていたのだが、実際にはそうでもなかった。確かにスピーカーは私のほぼ正面に位置していたが、少し顔を右に振れば、そこにかおりんが立っているのが普通に見えた。
かおりんの全身が、もう頭のてっぺんから爪先の先端まで見えたのだ。だから、距離は勿論のこと、アングル的にも特に不満は感じなかった。
会場はホールとは名ばかりの、多目的フロアといった感じの設備だった。普段は、エアロビとかヨガの教室として使われているのではないかと思えた。
座席はパイプ椅子だったか? この辺はよく覚えていない。席は、横に10列、縦に15、6列ぐらいだったような気がする。だとしたら150~160席だったことになり、これはパシイベのちょうど2倍程度である。とにかく、
「これなら、FC販売だけでチケットが売り切れたのも頷けるな」
と思えたことだけは確かである。本当に、こじんまりとしたコンサートだった。
間近に見るかおりんは、本当に美しかった。私の好みからするとちょっと細すぎたが、それ故、まるでお人形さんのような人間離れした美しさを放っていたこともまた事実だ。
第一印象は「なんて顔が小さいんだろう」、「肌が白くて綺麗」だった。
舞台のように他人と並んで立つ場合は不利な要素も、ステージを一人で独占しているときは、芸術品のような美貌として映える。
そんなかおりんが、いざ喋りだすと、もう田舎から出てきたネーチャン丸出しなのが、たまらない。
「銀座っていうだけで、なんか浮かれちゃうよねぇ?ねぇ?」
お人形さんみたいなルックスで、こんな発言を連発するものだから、間近で見ている私はそのギャップで頭がクラクラしそうだった。
フェイクファーを首周りに付けた衣装で登場しておきながら、
「フワフワが口に入るよ~」
などと文句を言ったり、コンサートの途中で窓のシャッターが上がって夜景が見渡せるようになると、
「みんな、これが夜の銀座だよっ」
みたいな調子ではしゃぐ。
美人の天然ボケは最高だ。それが、かおりん。
かおりんの歌は、私が今まで聞いた中(プリンスホテルディナーショー、昭和歌謡シアター、広尾ディナーショー)では一番良かったかも知れない。
『Do it! Now』のような、明らかに下手な歌もあったが、全体としては良かった。
会場からのアンコールに応えてステージに再登場したかおりんは、凄く嬉しそうだった。
「アンコールにね、憧れてたの」
ディナーショーではアンコールはない。だから、かおりんはアンコールを経験することに憧れていたのだと言う。
かおりんは、最後に『きよしこの夜』を英語で歌い、観客にも歌ってもらおうとする。しかし、私も含めたほとんどの客は「Silent night, holy night,」までしか歌詞を知らないので、そこから先は歌いたくても歌えない。そのことに気付いたかおりんは、
「日本語でいいよ、日本語にしよっか」
と咄嗟の機転で(と言うより、本当はこうなることを想像して最初から日本語にするべきだったのだが)日本語で歌い始める。私も「それなら」と歌い始めた。
日本語の歌詞も知らないという人が多いのか(私も「み母の胸に」の部分は出てこなかったが、そこを除けば全て歌った)、歌っている客は、意外と少なかった。それでも、結構イイ感じの低音のコーラスが客席から流れてきて、かおりんの歌声とハモった。
自分も歌っていてこう言うのも何だが、自分の歌声にある程度自信のある人だけが歌っていたのかも知れない。私も正直ちょっと自信のある方なので、歌っていて「(自分も含めて客のコーラス全体を)お、結構イケてるやん」と思った。音程を外している人や、変な声を出している人は一人もいなかった。
かおりんの歌声と自分の歌声がハモるなんて、ファンとしては夢のような体験である。しかも、こんな近距離で。他のコンサートで「ヲイ!」とか叫んでいるよりも、遥かに高い満足感が得られた。
今後も、こうやってかおりんの歌に観客が低音担当として参加する機会を設けて欲しいと思った。
今月の広尾ディナーショーにも行くことが決まっているので、そこでもやってくれないかな。
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