2005-09

桐矢京介のモデルはブロガー(アンチ新体制派)だ!

桐矢京介のモデルはブロガー(アンチ新体制派)だ!

 桐矢京介は、新体制を批判するブロガーをモデルにしている。
 そう考えると、スッキリする。
 
 一部のブロガーの間で、『響鬼』の旧路線とスタッフの復活を促す運動が行われているらしい。
 私はこれを知ったとき、「6歳児がエロビデオを見て文句を垂れている」場面に出くわしたような気分になった。
 そして、「ああ、俺もこの人たちと同じ穴の狢なんだ」と思った。
 気まずい。恥ずかしい。何ともカッコ悪い。

 『響鬼』は子供番組ではあるものの、「13歳以上は視聴禁止」といった年齢制限があるわけではない。だから大人が『響鬼』を観ても構わない。
 しかし、『響鬼』の対象年齢は3歳から8歳ぐらいであろう。ブログに毎週『響鬼』の感想を書いているような大人は、『響鬼』という作品にとっては最初から対象外なのだ。(子供と一緒にTVを観ている親の存在は意識されているだろうが、ターゲットは飽くまでも子供である)

 作品(製作側)から最初から相手にされていない人間たちが、徒党を組んで製作側に要求を突きつける。まるで、『響鬼』という作品が自分たちのために作られた作品であると勘違いしているかのように。
「ヒビキは、いずれ俺のものになる」
と桐矢京介が言ったとき、当時は「何を言ってるんだコイツは」と思った。
 しかし今は、
「『響鬼』は、いずれ俺たち大人の望むものになる」
と言うブロガーを皮肉った台詞のように思える。
 いっそ、桐矢京介ではなく歩路具文太郎(ぶろぐ ぶんたろう)とでもネーミングされていれば面白いのに、と思う。

 桐矢京介は、脚本家からすれば「いると便利な狂言回し」だ。逆に言えば「本来いなくても済む存在」である。だから、実際の『響鬼』のドラマでも、「しゃしゃり出てくる部外者」というイメージのキャラとなっている。
 『響鬼』の製作側からすれば、新体制を批判する大人のブロガーこそが、「しゃしゃり出てくる部外者」であろう。『響鬼』という作品にとっては、大人のファンなど「本来いなくても済む存在」なのだ。

 私たち大人のブロガーは、桐矢京介なのである。
 私たちが『響鬼』の中で見ている「桐矢京介の姿」は、番組制作サイドが現実の中で見ている「大人のブロガー」の姿なのだ。
 そう考えると、少しは「桐矢京介」に感情移入できるかも知れない。
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「えびライダー」あるいは「仮面ライダーシザース2号」

「えびライダー」あるいは「仮面ライダーシザース2号」

えびライダーのカードデッキa

 こ、これは エビのモンスターと契約したカードデッキか?
 14人目のライダー登場?!
 このライダーのファイナルベントを喰らうと
「あっと気づいたらカニ道楽のコスプレをさせられてシブヤの交差点の真ん中に立っていた(もちろん顔だけ変身解除でNHKのカメラで全国に流される)」という超恥ずかしいことになるらしいぞ! でも渋谷に急行したいときには喰らいたいかも?
【ファイナルベントのアイディアは、aさんから頂きました。どうも有難うございました!】

 実はコレ、帰省の際にお土産(職場用)として必ず買っている、「ゆかり」というお菓子(えびせんべい)の外箱をチョットだけ加工して、カードデッキに見立てたものです。
 ちなみに加工中の外箱の写真がコレ。(加工前の写真は撮り忘れました)
加工中a.jpg

 箱の中身です。職場に配った後なので、もう4枚しか残っていません。職場でも、「美味しい」と評判は上々です。味はもちろん香りも良く、高級えびせんべいという感じです。
ゆかりa.jpg

 「ゆかり」を作っている坂角総本舗さんのHPは…あるのですが、「リンクするには許可を得よ」と書いてありました。許可を得るのが面倒なのでリンクは張りません。
 ちなみに私は、実家から職場に戻る際、名古屋駅内の売店で「ゆかり」を買って新幹線に乗るというのがお決まりのパターンになっています。

 このネタは、『龍騎』を観ていた当時からやりたかったネタでしたが、今回漸く記事にすることが出来ました。ああ、ブログって素晴らしい(笑)。

『仮面ライダー響鬼』 三十三之巻

『仮面ライダー響鬼』 三十三之巻

【 観る前に思ったこと 】

 小暮にお尻を叩かれているのはザンキ?
 ウサギ跳びの描写は、子供が真似しないような配慮をして欲しい。

【三十三之巻の感想 】

 十九之巻の感想

▲▲『響鬼』の法則その1…鬼は、ダメ人間的側面を明確にアピールしなければならない▲▲

と書いた。小暮が元鬼であるという設定は、この法則に合致している。また、小暮は元鬼であると同時に現在でも鬼の上位に位置するキャラなので、ある意味「鬼」である。俗な言い方をすれば鬼親父(雷親父)だ。
 『響鬼』のキャラは、みどりにしろトドロキにしろ日菜佳にしろ、極端なキャラである。モッチーや主人公の明日夢も極端なキャラだと言える。物語を駆動するには極端なキャラのほうが適しているし、第一ドラマである以上、普通のキャラばかりでは面白くない。また、極端なキャラは見ていて分かり易いので、子供向け番組では必要性がより高くなる。

 トドロキは以前から「子供キャラ」という役割を担ってきている。明日夢が戦いの場に出て来られない以上、トドロキが子供のように振舞うしかない。『響鬼』の主たる視聴者は子供であるので、彼らと同じ視点、同じ気持ちで動くキャラが必要なのだ。
 「近寄りがたいくらいのカッコ良さ」を有するキャラではなく、子供からも「それじゃダメだよ」と言える位の隙があり、なおかつ決めるときはカッコ良く決めるキャラ。親近感と憧れの両方を抱ける存在として、トドロキのキャラこそ、主人公を務めるに相応しいと思う。

 明日夢には、親近感は感じても、憧れは抱きにくい。仮面ライダーたちと直に会うことが出来るという明日夢の「立場」や、仮面ライダーたちに可愛がってもらえるという「境遇」には憧れるが、明日夢自身には憧れを感じる要素が少ない。このアンバランス故に、京介の「君みたいな奴がヒビキさんと親しいなんて…」にすら頷いてしまう部分がある。

 やはり仮面ライダーという30分番組で、「仮面ライダーの活動とは一線を画した立場の少年」を主人公にし、その成長を描くということには(子供向け番組としては)無理があったのだ。製作体制の変更により、OPから明日夢のモノローグが消えたことは、ジュヴナイルとしての『響鬼』が失敗したことを「無言で物語って」いる。
 思えば私も、明日夢が音角をいじったときには何らかのイベントが起こって欲しかったし、明日夢が入院したときには彼の身体に「普通ではない何か」が起こっていて欲しかった。「仮面ライダーと友達になった少年」あるいは「仮面ライダーの仲間になった少年」には、特別な何かがあって欲しかったのだ。特別なことをやって欲しかったし、出来ないまでも、挑んで欲しかった。

 または、魔化魍は普通の人には見えないのに明日夢には見えるとか、音角の音は普通の人には聞こえないのに明日夢には聞こえるとか、そういう「受動的な特別」さでも良い。TVを観ている子供には、当然劇中の魔化魍が見えたり音角の音が聞こえたりするわけだが、このこと自体が「普通の人には出来ない特別なこと」であるという演出をすれば、ドラマの中の「特別な少年」である明日夢に自分を重ねることが出来たと思う。
 共感や感情移入というのは、何かを共有するところから始まる。明日夢が小学校高学年では無く、受験を控えた中学3年生という設定をしたときから、「ジュヴナイルとしての『仮面ライダー』」は失敗していたのかもしれない。

 小暮による発声の特訓が、ほんの触りしか描かれなかったのが残念。
 呼吸法はあらゆる運動の基本であり、発声法は呼吸法とも繋がりが深い。歌手の遊佐未森さんは、腹筋を8の字に動かす「8の字発声」の使い手だそうだ。腹筋の割れているトドロキには、上半身裸で「腹から声を出す」特訓を徹底的にやって欲しかった。
 アームドセイバを使うことになるヒビキは、ヨガみたいに腹筋をウネウネ動かせるようになるところとか、CGでもいいから描くべきではなかったのか。

【小学一年生の心で学び直したこと】

 自慢話はほどほどにね。

【 次回予告を観て思ったこと 】

 ヒビキのエプロン姿は良いのだが、こういう所こそ猛士グッズにするべきではないのか? 自炊する独身としては、猛士エプロン欲しいぞ! ちなみに今朝も味噌汁の具にするため、大根を千切りにしました。エヘン。

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 『響鬼』に関して以下の記事を書きましたので、こちらも読んでいただけたら幸いです。

9/17 up もしも『響鬼』が有料番組になったら、金を払ってでも見るか?
9/11 up こんな『響鬼』だったら玩具が売れた!??
9/8 up 『響鬼』の人気低迷を考察する
9/9 up 『響鬼』の商業的失敗の原因を解明する!
9/9 up 『響鬼』の製作体制変更に関する疑問
9/3 up 『仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼』
8/20 up ザンキ・スペシャル “元”鬼の裏技「隠し鬼爪」
8/15 up 鬼の「顔だけ変身解除」リアル版
7/26 up ザンキさんレギュラー化計画
7/25 up 『ああザンキさん』
7/22 up 変身裸族
7/9 up 我が家のキアカシシ
7/5 up ディスクアニマルの使われ方について考える
6/19 up “鬼”ごっこ(『仮面ライダー響鬼』ごっこ)で遊ぼう!
6/12 up 『仮面ライダー響鬼』キャラクターお気に入りベスト3
6/4 up 劇場版『仮面ライダー響鬼』を、ネタばれ無しで考える
5/23 up 我が家のルリオオカミ
5/22 up 『響鬼』パロディ企画 筒の使い手“仮面ライダー奏鬼”を独占スクープ!
5/15 up 『仮面ライダー響鬼』その他ライダーの変身ポーズを裸で比較検証する
5/2 up 安達明日夢(ア・ア)は鬼になる!
4/18 up 『仮面ライダー響鬼』3人目の鬼を、ネタばれ無しで考える その2
4/13 up 新しいディスクアニマルを、ネタばれ無しで考える
4/10 up 『仮面ライダー響鬼』3人目の鬼を、ネタばれ無しで考える
4/3 up 『仮面ライダー響鬼』ハリウッド映画化計画! を考える

おまけのコスプレ

 『季刊 ハードゲイナー通信』のついでにコスプレをしてみました。
 コスプレといっても、玩具のカリスラウザーを巻いただけのジョーカーです。
ジョーカー2a.jpg

 腕の感じが、何となく人間じゃないっぽい雰囲気を醸し出していて、自分では気に入っています。
 このコスプレで改めて思ったことは、『響鬼』の太鼓ベルトの玩具コンセプトの悪さ。ベルトをした状態での遊びが全然ないんだもん。太鼓を取り外して遊ぶしかないなら、ベルトを巻く意味ないやん。
 カリスラウザーは、ちゃんと遊べます。ベルトだけでコンボが聴けるのも嬉しい。

季刊 ハードゲイナー通信

『季刊 ハードゲイナー通信 残暑も終わり号』
(通算第1号 9月10日に撮影)

 ハードゲイナーとは、「ハードなゲイ」のことでもなければ「ハード芸(どんな芸だ?)」のことでもない。
 ハードゲイナーとは、「体重が増えにくい(なかなか増やせない)人」のことを指す用語である。この反対語はイージーゲイナー、即ち「体重が増えやすい(容易に増やせる)人」だ。
 そして残念なことに、私はハードゲイナーである。
 この『季刊 ハードゲイナー通信』は、そんな私が体重を増やそうと悪戦苦闘、試行錯誤を続ける中での一里塚である。季刊と謳ってはいるものの、体重増加(肉体の変化)の遅さを考慮して、4ヶ月毎の記録にするつもり。次回は、来年の1月を予定している。

 2005年9月10日
 身長175cm 体重62.5kg 体脂肪率15%
 (最終目標 体重68.5kg 体脂肪率16%)
 状態:当日トレーニングなし、パンプアップなし(前日のトレーニング…背中)

 ベンチプレスがMAX40kg(シャフト除く)×7で停滞しているが、焦ってもしゃあない。とりあえず、現在週1.5回なのを週2回に定着させて、来年の1月まで様子見。
 体脂肪率は、間食のせいでイイ感じになってきた。ズボンが履けなくなると困るので、16%前後で安定させたい。
正面a

斜め前a.jpg

胸ポーズa.jpg

サイドチェストa.jpg


 我ながら見事なまでのなで肩。僧帽筋だけで左右各1kgは付けられそう。シュラッグを週2回にしたいのだが、メニューの調整がつかない。とりあえず、来年の1月までは胸と脚を優先させる。
 今回の撮影で、背中の筋肉を左右対称にコントロールすることが困難なことが分かった。近いうち、鏡をもう一台買おう。
背中a.jpg

背面ポーズa.jpg


 腕は現在週2回やっているが、来年の1月で僧帽筋と交代するか…。腕は多少サイズアップしても、体重増加には寄与が少ないと思うので。
側面ポーズa.jpg

二頭筋a.jpg


 今回のお気に入りの1枚。広背筋をもっとサイズアップしたい!
お気に入り1a.jpg

『仮面ライダー響鬼』 三十二之巻

『仮面ライダー響鬼』 三十二之巻

【 観る前に思ったこと 】

 私は以前から「魔化魍が人間を捕食するのは、そうすることで魔化魍を意図的に人間の天敵に仕立て上げるため」と思っている。単に成長するだけなら、バケガニなんかは魚を捕食していた方が遥かに効率が良い。だから、あえて人間を捕食するのは、「人間に天敵として認識してもらいたい」ためであると。
 魔化魍が人間を捕食しなくなるのなら、こういった説明を傀儡師夫婦にそれとなく行って欲しいところである。
 「夏の魔化魍」は、夏季限定の魔化魍という話だった。対「夏の魔化魍」形態である紅も、おそらく夏季限定。この辺のことも、むやむやにせずに描くべき。
 ダンキが「たちばな」に登場? その奥の席に座っている人は誰?

【三十二之巻の感想 】

 アームドセイバーが9月29日(木)発売ということで、それに合わせた話となった。
 『マジレンジャー』でも新フォーム、新アイテムが登場するようで、3ヵ月後のクリスマス(冬のボーナス)商戦がスタートした観がある。
 単価が5000円未満なら、ボーナスを待たずに買ってもらえる場合もあるだろう。アームドセイバーは5040円という微妙な価格帯なので、どうなることやら。太鼓が売れなかった経験を持つ玩具店は、最初から4800円以下で売り出す可能性もありそうだ。

 モーレツ(死語)な新キャラ、小暮が登場。
 尻叩き棒(警策:きょうさく)を、ちゃんと背中から取り出す描写は良かった。本物の警策のように肩(僧帽筋の部分)を叩くのではなく、尻を叩くのも子供番組であることを配慮していて良い。生身の人間(防具なし)の首に近い部分を、棒状のもので叩くというのは本来危険な行為であるからだ。
 ちなみに、ヒビキがバチを背中(後腰)から取り出す描写は過去一度もされていない。リアリティにおいて、小暮の尻叩き棒は、一瞬でヒビキのバチを超えてしまった。
 警官の尻を叩いたシーンで、小暮がバク転するなり瞬間移動?するなり、超人的な動きをするところを描写しなかったのは演出ミス。この後、神出鬼没でトドロキとヒビキの尻を叩くシーンがあるのだから、絶対に必要な描写だった。
 勢地郎は、初登場のシーンで只者でないことが描かれていた。あれを超える「只者じゃない」描写で第一印象(イメージ)を植えつけておけば、今まで「不動のリーダー」だった勢地郎が小暮を恐れるという状況にも違和感を感じずに済んだだろう。

 個人的には、コミカルかつ「鍛える」を押さえたキャラの小暮は良いキャラだと思う。みどり(今回出番が多いうえに色っぽくてウハウハ)にアームドセイバーの問題点を指摘されて落ち込んだりして、感情移入できる点もある。布施さんの演技も合格点だ(身体付きがガッシリしていたのにはビックリ! もっと細い人だというイメージがあったので)。
 小暮と明日夢を絡ませれば、不自然なライバルキャラ・桐矢なんかはハッキリ言って必要なくなる。明日夢がガンコ親父(小暮)にガンガン怒られれば、視聴者(子供)に同情されて、明日夢の人気も上がるのではないか?

 ツッコミどころとしては、小暮が新しいタイプの童子&姫に全く注意を払わずにトドロキとヒビキにお仕置きをしたり、1人欠けても大変なはずの関東の鬼のうち2人が変身不可能になってしまったことを報告しなかった(すぐに電話連絡しなかった当人たちも)り、その他にも幾つか挙げられるが、私にとっての最重要ポイントである「敵を発見するまでの過程の描写」はなされていた。
 いきなり高みに現れ、一言の台詞も無く変身し始めたイブキにはちょっと違和感を感じたが、その直後の「飛び降り変身」は過去最高のカッコ良さだった。ただし、威吹鬼は前回に続きやられ役だったので、そのカッコ良さが持続しない。今回、響鬼と轟鬼が変身解除してしまったので、次回は威吹鬼が二人を救う活躍(あきらのサポート含む)を見せることを期待している。

 久し振りの新CG魔化魍カマイタチ?は、多分オオアリを抜いて過去最低の出来。「予算も時間もないんです」という言い訳が、足の裏にでも書いてあるんじゃないかと思えた。

【小学一年生の心で学び直したこと】

 重大なトラブルがあったときは、すぐに然るべきところに報告しよう。

【 次回予告を観て思ったこと 】

 小暮にお尻を叩かれているのはザンキ?
 ウサギ跳びの描写は、子供が真似しないような配慮をして欲しい。

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 『響鬼』に関して以下の記事を書きましたので、こちらも読んでいただけたら幸いです。

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4/3 up 『仮面ライダー響鬼』ハリウッド映画化計画! を考える

実家に帰らせていただきます

 1ヶ月遅れの盆休みということで、帰省します。戻って来るのは20日(火)の夜。
 実家に帰っている間はネットには一切接続しません。『響鬼』の感想記事は21日(水)にアップする予定です。多分、アッサリしたものになるでしょう。
 それでは皆様、良い連休をお過ごしください。

もしも『響鬼』が有料番組になったら、金を払ってでも見るか?

 もしも『響鬼』が有料視聴制の番組になったら、あなたはどうする?
 金を払ってでも見続けるか? それとも、見るのを止めるか?

 無料で観たい番組を視聴出来るのなら、そしてその番組が放映途中で製作方針を変更されたりしないのなら、視聴者としてそれに越したことはない。
 しかし、「玩具が売れないと家族を養っていけない人達」にとっては、そんな甘いことばかりやっていられない時もある。
 本当の意味での「お客さん」が、視聴者でなく「スポンサー」だという構造は、視聴者にとって「タダより安いものはない」と「タダより高いものはない」の両方の側面を持っているのだ。
 さあ、どうする?!
 視聴者が、番組を視聴する際にお金を払えば問題は解決する。映画を観るために料金を支払うように、TV番組を観るために料金を支払うのだ。それで番組の予算が成立するのなら、玩具の売れ行きが悪くても、番組の存続(作品性の維持を含む)には影響しないで済む。(あるいは、定価5040円の「DX音撃棒セット」を購入して、そのシリアルナンバーを入力すると視聴が可能になるというのも、やり方の一つなのかも知れないが)

 さて、では幾らまでなら、TV番組『響鬼』を観るためにお金を払うつもりがあるのだろう?
 前提として、有料番組となった『響鬼』を視聴するためには、新たなハード等の購入・設置を一切必要としないと仮定する。
 また、DVDの発売やレンタルは、通常通り行なわれるものと仮定する。
 そして、TV番組『響鬼』を購入した場合の視聴サービスは、以下を仮定する。
  1.日曜日には本放映(朝8時)、それ以外の日は毎日リピート放映(深夜)が行なわれる。
  2.毎回、約10分間のメイキング映像が放映される。この映像はセルDVDにも収録されな
   い、「番組だけでしか観ることの出来ない映像」である。
  3.不定期に「突撃!おねだりモッチー」というミニ番組が放映される。内容は、モッチー役
   の森さんがキャストやスタッフに突撃インタビューを行い、その締めくくりにサイン入りプ
   レゼントをせしめるというもの。もっちーろん、これは視聴者へのプレゼントに供される。

 この条件だったら、1ヶ月1300円までなら、私は払う(映画の前売り券1枚分の値段)。
 DVDがレンタルされるまで待てば、4話分を400円以下で観ることが出来るとしても、毎週新作のヒーロー番組を視聴できるという楽しみには、差し引き900円分を払う価値がある。
 この場合、1年分の料金は15600円。この料金を10万世帯が支払えば、スポンサーに依存しない予算として1年で15億6000万円を確保することになる。全50話とすると、1話あたり3千万円以上を振り分けられる計算だ。これがそのまま1話あたりの製作費となるわけではないだろうが、素人目には充分な金額のように見える。
 ちなみに、10万世帯という数字を出したのは、PRIDE(総合格闘技)のPPV(1大会あたり2100円)購入世帯数が大体それくらいだからである。ちなみにPRIDEは、PPVされた大会も一週間程度経過した後には地上波による無料放映を行っている。ただし、メイン以外の試合がダイジェスト版になったり放映されなかったりすることが多い。

 日本の層世帯数が4800万世帯だとして、10万世帯はその約0.2%。
 現在の『響鬼』の視聴率を仮に6.0%とし、日曜の朝8時にTVを観ている世帯が全世帯のザックリ半分ぐらいであると仮定する。この仮定だと、日本の全世帯の約3.0%(約140万世帯)が現在の『響鬼』をタダで視聴していることになる。10万世帯は、この140万世帯の約7%である。

 現在の『響鬼』の視聴者の7%。あるいは、10万世帯。やはり、決して小さくない数値である。
 果たして、『響鬼』を毎月1300円払ってでも観るという人が、全国にどのくらいいるのだろうか?
 あるいは、『響鬼』が有料コンテンツになった場合、今の視聴者は幾らまでなら払ってでも観続けるのだろうか?
 普通に親子で観ている世帯から、ブログに毎週感想を書いている独身のファンまで、一度訊いてみたい気がする。

『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』

『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』
  2005年の映画館で観た映画:21本目
  映画を観た日:2005年9月3日(土)


 いきなり戦闘シーンから始まったものだから、劇場内のチビッコはついていけてないようだった。チビッコにとって、映画館内は不慣れな環境であり、注意力が散漫になり易い。そこへ導入部も無く突然戦闘シーンを持ってきたのは、「つかみ」として失敗だったと思う。
 確か『ガオレンジャー』では、主人公たちがスクリーンから観客に語りかけるという演出でスタートしており、チビッコの反応は上々だった。このパターンを定石とし、愚直に守るべきだと思う。

 TV版を、ほとんど流し見(朝の家事をやりながらチラ見する程度)なので正確なことはいえないが、作風や世界観に齟齬はないように感じた。

 特筆すべきは、曽我さんの出演。表情、仕草、滑舌の全てが素晴らしく、正しくプロ。『パワーレンジャー』のスタッフが、曽我さんだけは『ジュウレンジャー』からそのまま起用したのも納得がいく。あの存在感には「替わり」は有り得ない。曽我さんがスクリーンに登場したシーンだけで、1000円分の価値はあった。

 この映画のヒロイン「山崎さん」は、なかなか可愛らしく、私も彼女の頬っぺたをプニプニしたくなりましたわ。(でも個人的な好みは、リン役の山内明日さんです。写真集も持ってるし)

選挙の感想

選挙の感想


 投票率が上がったのに与党が圧勝、年寄りよりむしろ若い層が与党を支持するという、一見意外な結果に終わった今回の選挙。
 しかし、選挙活動を見ていれば、この結果は意外でもなんでもない。

 与党が「改革」を打ち出しているにもかかわらず、野党第一党の民主党がその「改革」と正面から戦わなかったのだ。これで勝てる方がおかしい。前回の選挙で落ちるところまで落ちて、もう失うものが無かったはずの社民党もそうである。小泉さんの唱える「郵政民営化」に対し、真っ向から「郵政民営化反対」の論戦を張らなかったのは何故か?
 国民は、野党が郵政民営化の法案に反対したことを知っている。小泉さんは、法案が成立しなかったから解散選挙に打って出たのである。だから当然選挙のテーマは「郵政民営化の是非を問う」なのだ。

 小泉劇場でも何でもない。それが事実なのだ。この選挙は、誰がどう見ても「郵政民営化の是非を問う」選挙なのだ。
 にもかかわらず、民主党は「年金改革」、社民党は「平和憲法」をテーマに持ち出し、どちらも「郵政民営化だけが政策ではない」とか言っている始末。
「野党は、郵政民営化議論から逃げている」
そうとしか見えない。議論から逃げるような政党に、政権を任せられるか?
 特に民主党。「政権交代」が聞いて呆れる。逃げながら政権を獲れると思ったら大間違いだ。目の前の、郵便組合関係者の十万人単位の票に固執したため、無党派層の百万人単位の票を自民に持っていかれてしまった。
 ここ一番の大勝負という場面で、特定の労組に配慮した(依存した)というイメージは、今後も付いて回るだろう。

 自民党の比例区の名簿の人数が足りなくて、社民党がそのおこぼれにあずかるという皮肉な結果は、まさにこの選挙を象徴するブラックユーモアだ。
 この先、国民はどんなブラックユーモアを味わうことになるのだろうか。

こんな『響鬼』だったら玩具が売れた!?

こんな『響鬼』だったら玩具が売れた!?


 『響鬼』第1話を観た当初から、鬼ベルトの元ネタは、ペンチサックだと思っている。
 ペンチサックは「腰道具」とも呼ばれる。その名の通り、工具類を装着したベルトのことで、腰に巻いて用いるものである。ちなみに私も「ペンチサックが商売道具」といった仕事に従事した経験がある。その実物(モンキーレンチと緑色のテープは除く)が、これである。
ペンチサック姿1a

 撮影の都合(暑いから)でタンクトップ姿になっているだけで、ペンチサックをするような人がこういう格好をするケースは稀だろう。私の職場では、夏でも長袖の作業服を着用することが義務付けられていた。ヘルメット、ゴーグル、手袋、安全靴といった装備も同様である。
 ちなみに、これは胴綱。一般には、命綱とか言いますね。
同綱a

 『ソルブレイン』では、これと同型のものが劇中にそのまま使われていました。
 後は、こんな感じ。
ペンチサック後部a

 本来は、後腰の左側に大きな工具袋を装着しているのですが、『響鬼』らしくないので外してあります。

 DAを束ねて装着しているのは、電気屋が絶縁テープを束ねて装着していることが元ネタになっているのではないかと思う。
絶縁テープ部分b

 プロが使う絶縁テープは大きくてDAのイメージに近い。なお、電気屋はほとんど黒色のもののみを使い、緑色を用いることは稀。絶縁テープのホルダにはT字型ものもあるが、それだと落っことしやすいので、番線を使ってこういったホルダを自作している場合も結構ある。

 ペンチサックに太鼓を装着すると、これが意外に違和感が無い!
太鼓付き正面a

 バチも後腰に装着してみました。これも違和感なし。
バチ付き背面a


 『響鬼』の商業的失敗の原因を解明する! でも書いたが、『響鬼』の主力商品である「DX音撃棒セット」の売れ行きが悪かった原因として
 ★鬼ベルトが、ギミックのない単なるホルダーなので子供が欲しがらない
 ★変身前のライダーが、鬼ベルトを装着している映像が事実上ゼロに等しい
といったことが挙げられると思う。
 こうならないようにするには、どうすれば良かったのか?
 私のアイディアはこうだ。
1.ヒビキたちを「ペンチサックを装着して仕事をする人」という設定にして、劇中の鬼ベルトの露出を大きくする。
2.ヒビキたちが、劇中の仕事のシーンで鬼ベルトを使うことにより、子供たちが鬼ベルトを欲しがるように仕向ける。
 すなわち
3.ヒビキもイブキもトドロキも、鬼は普段は全員工事現場等で作業員として働いているという設定にする。
 当然、
4.「たちばな」は甘味処ではなく、電気・機械の工事会社「たちばな電機」とする。

 ヒビキやイブキやトドロキが、普段はこんな感じで鬼ベルトをしていたら、「DX音撃棒セット」の印象も大きく変わっていただろう。
太鼓とバチの両方a

 バチは、通常の仕事では、げんのう(ハンマー)かドライバーとして使っているということにすれば良い。つまり、工具の玩具化である。
バチがドライバにa

 バチをドライバー仕様に改造するのは大変なので、逆にドライバーをバチのように持ってみました。ちなみに、「工具を目的外に使用してはならない」なんてことが書いてある本もありますが、プロに言わせれば机上の空論。モンキーレンチをハンマー代わりに使っても、壊したり怪我したりしないのがプロなのです。

 更に、変身にも太鼓を使っていれば、「DX音撃棒セット」の売り上げも、例年の主力商品並みに達したのではないだろうか。もちろん、太鼓をベルトから取り外しただけで「イヨ~ッ」と効果音が鳴るとか、そういったギミックは必要不可欠である。
太鼓で変身1a

太鼓で変身2a

 音叉は、DA関連アイテムまたは音叉剣として別途売り出せば良い。実際の『響鬼』において、ファイヤーブレードが商品化されてないのは、どう考えてもミスだろう。

 これとは全く別の
「ヒビキ、イブキ、トドロキは普段はプロのミュージシャンで、それぞれの音撃武器も普段は楽器としてそのまま使用している」
といったアイディアは、 『響鬼』の商業的失敗の原因を解明する! で提示したのでここでは省略。

 極論すれば、関連玩具など全く売れなくても番組が成立することが一番なのだが、現状のヒーロー番組はそうではない(過去には『ガイファード』のような例があったので、これからもあるかもしれないが)。
 私は、「主力商品の売れ行きが悪そうだったら、大して欲しくなくても番組存続のために購入する」タイプである。しかし、子供向け玩具は、本来子供に買ってもらう(子供が欲しがるので親が買う)のが筋だろう。ヒーロー番組のスポンサーとなる玩具メーカーと番組制作サイドには、一層の創意工夫を期待している。

『仮面ライダー響鬼』 三十一之巻

『仮面ライダー響鬼』 三十一之巻

【 観る前に思ったこと 】

 『響鬼』の製作体制変更に関する疑問 には基本的なことしか書かなかったので、ここでは具体的な内容に関することを書く。

 玩具が売れないのであれば、『響鬼』は2クールで番組打ち切りにするべきだった。かつて『ガンダム』や『イデオン』で番組打ち切りを目の当たりにした経験のある私は、素直にそう思う。TV番組も商品である以上、市場から評価されないのなら、途中退場もやむを得ない。一視聴者の気持ちとしても、29話まで続けた作品を、作風を大きく変えて続けるくらいなら、切の良いところで打ち切って終わらせてくれた方が遥かにマシである。
 『ガンダム』や『イデオン』は、作品の質を変えることなく打ち切られたことで、名作として残ることになった(『ガンダム』と『ダンバイン』にはスポンサーの意向丸出しの新メカが登場したが、作品の本質を揺るがすようなことはなかった)。『響鬼』も2クールで終わらせるように早い段階で調整していれば、仮面ライダー史上に残る「異形の作」となったことだろう。
 もっとも、『ガンダム』が後に「エポックメイキングなコンテンツ」になったような事象を、『響鬼』に期待することは全く出来ないので、一概に同じ次元では括れない。ただし、『響鬼』が打ち切られていれば、特撮における『イデオン』のような作品になった可能性はあると思う。

 それにしても、矛盾した話である。
 「現状の『響鬼』ではダメ」という認識だから、製作体制を変えたのだ。ならば、明日夢を転校させるなりして物語から外し、代わりに登場した新キャラが強引にヒビキに弟子入りするくらいの変更をしなければ、製作体制を変えた意味がない。しかし、『響鬼』を換骨奪胎するといった変更を行なえば、それは今まで観続けた視聴者にとっては『響鬼』ではなくなる。
 今まで観続けた視聴者が気にならない程度の変更に抑えるのであれば、製作体制を変える必要などなかったということになる。
 問題が、ロケによるスケジュールや予算、あるいは脚本の遅れに関することなら、ロケ無しのストーリーにして、筆の早い脚本家に今まで同様の線で書かせれば済む。ここへきて作品から浮くような新キャラを登場させる必要などない。これは本当に矛盾している。

 個人的に守って欲しい点を一点だけ挙げるとすれば、それは「魔化魍を退治する際のシーケンス」である。29話までは、原則として

 童子達による人的被害発生。
 猛士の情報網がそのことを捉え、分析担当が魔化魍の種類を推定。
 魔化魍の種類、現場の位置、鬼の勤務シフトを照らし合わせ、担当する鬼をおやっさんが決定。
 鬼特有の決め仕草を決めて鬼出動。切火で送り出される。
 鬼が現場に到着、DAを放って魔化魍を捜索。その間はベースキャンプで待機。
 DAが魔化魍を発見、帰還。
 鬼がその情報を取り出し、魔化魍のいる現場へ向かう。
 (これらの間、鬼と本部は要所で連絡を取り合う)

という一連のシーケンスが描かれていた。一部が省略されることも多かったが、「行間を読む」といった感じで補完できる雰囲気は有していた。
 『響鬼』の面白さは、魔化魍との戦いという「結果」よりも、魔化魍を発見するまでの「過程」にあると思っている。もちろんヒビキと明日夢の師弟関係といった人間ドラマにも注目しているが、ヒーロー番組としての『響鬼』の魅力は、この「魔化魍発見までの過程」の描写に拠るところが大きい。ここを端折られたら、『響鬼』は『響鬼』でなくなるというのが私の見方だ。
 『謎の円盤UFO』というイギリスのSFドラマもそうだった。シャドーの警戒網がUFOをキャッチし、インターセプターやスカイ1が発進して、UFOと遭敵するまでの「過程」が見せ場だった。そこには、組織と個人が一体となって流れるように動くシーケンスの美学があった。UFOと戦闘機の戦闘シーンは、過程の最後を締めくくる打ち上げ花火のようなものだ。

 突然、アンデッドサーチャーみたいな装置が登場して「魔化魍、発見! 鬼、出動!」なんてことだけは勘弁してもらいたい。田舎でのロケだとコストが膨らむというのなら、別に都市に魔化魍が出現する話が続いても良い。ただし、飽くまでも魔化魍退治のシーケンスは従来通り(キャンプを張る必要はなくなるだろうが)やって欲しい。

 「たちばな」でヒビキに詰め寄っているのは桐矢? お茶も出してるみたい? レギュラーになって欲しくないキャラなので、不安になる。
 明日夢の父親が登場? ドラムをやっていたとのことだが、どんな人なんだろう? 離婚した理由も語られるのか?

【三十一之巻の感想 】

 魔化魍を追跡中にDAを放っていなさそうなのは気になったが、こういうことは以前もあった。
 今回は2話構成の後半だったこともあり、私が注目している「魔化魍を発見するまでの過程の描写」に関しては、次回に持ち越しとなった。

 見ていて苦しいのは、桐矢役の役者の演技。明日夢役の栩原さんと比較すると明らかに劣っているので、芝居が非常に見辛い。それだけ栩原さんの演技が上手いとも言えるのだが、もうちょっと釣り合う役者を桐矢にあてがうべきだ。
 1話か2話のスポット参加ならご愛嬌で済ますことも出来るが、桐矢はこのままレギュラーに定着しそうな雰囲気だったので、もうガックリである。
 今更新キャラを投入してドラマを方針転換したって、新しい視聴者なんか獲得できっこないだろう。新フォームとか新しい武器の登場は毎年のお約束なので当然有りだと思うが、玩具の売り上げには直接関係のないドラマや作風をいじるのは止めてもらいたい。

 明日夢、モッチー、あきらの友情物語をより踏み込んで描き続ければ良いではないか。スケジュールや予算の問題が発生するのなら、舞台は学校でなく「たちばな」でも良い。新フォームや新武器を登場させることと、このことが相反するとは思えない。むしろ、モッチーが「たちばな」にいることで、「モッチーが猛士の秘密を知りそうになる~皆が必至に誤魔化してバレるには至らない」というドタバタコメディの部分も転がせるだろう。

 明日夢が、バチを拾って響鬼に投げるところは、今まで出して欲しかったシーンだったので嬉しかった。
 しかし、桐矢が響鬼を見て「父さん」と口走った理由は納得がいかない。余りにも状況が違うし、桐矢が炎の中に突入する父の後姿を現場で見たようには描かれていなかったからだ。
 桐矢は「こじつけキャラ」という印象が、今回も拭えなかった。
 明日夢と母のドラマはなかなか良かった。明日夢が、父の作りかけた犬小屋を完成させるという行動に出たのも、「何かやっておきたい」という彼の気持ちが現れていて良かった。
 それにしても、明日夢役の栩原さんと母親役の水木さんは、顔付きが似ていて本当に親子みたいだ。

【小学一年生の心で学び直したこと】

 咳きこんでいる病人のいる部屋で、よそ様に出す食べ物を扱うのは止めましょう。

【 次回予告を観て思ったこと 】

 ダンキが「たちばな」に登場? その奥の席に座っている人は誰?

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 『響鬼』に関して以下の記事を書きましたので、こちらも読んでいただけたら幸いです。

New! 9/8 up『響鬼』の人気低迷を考察する
New! 9/9 up『響鬼』の商業的失敗の原因を解明する!
New! 9/9 up『響鬼』の製作体制変更に関する疑問
9/3 up 『仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼』
8/20 up ザンキ・スペシャル “元”鬼の裏技「隠し鬼爪」
8/15 up 鬼の「顔だけ変身解除」リアル版
7/26 up ザンキさんレギュラー化計画
7/25 up 『ああザンキさん』
7/22 up 変身裸族
7/9 up 我が家のキアカシシ
7/5 up ディスクアニマルの使われ方について考える
6/19 up “鬼”ごっこ(『仮面ライダー響鬼』ごっこ)で遊ぼう!
6/12 up 『仮面ライダー響鬼』キャラクターお気に入りベスト3
6/4 up 劇場版『仮面ライダー響鬼』を、ネタばれ無しで考える
5/23 up 我が家のルリオオカミ
5/22 up 『響鬼』パロディ企画 筒の使い手“仮面ライダー奏鬼”を独占スクープ!
5/15 up 『仮面ライダー響鬼』その他ライダーの変身ポーズを裸で比較検証する
5/2 up 安達明日夢(ア・ア)は鬼になる!
4/18 up 『仮面ライダー響鬼』3人目の鬼を、ネタばれ無しで考える その2
4/13 up 新しいディスクアニマルを、ネタばれ無しで考える
4/10 up 『仮面ライダー響鬼』3人目の鬼を、ネタばれ無しで考える
4/3 up 『仮面ライダー響鬼』ハリウッド映画化計画! を考える

『響鬼』の人気低迷を考察する

 『響鬼』は先週(第30話)から製作体制が変わったらしいという話が、他所のブログに書かれていた。これが本当だとすると、その理由は『響鬼』の人気低迷が続いたためだろう。
 『響鬼』のメインスポンサーである バンダイのHPの「子供アンケート」というコーナー には、親を経由して収集された子供に関するデータが公開されている。 
 ここで公開されているデータは、バンダイのデータの取り方・まとめ方が一定していないetcの理由で、第三者から見て正確な統計資料とは言い難い(何故こんな厳密さに欠けるやり方をするのかと思えるほどだ)。しかし、バンダイが「キャラクター人気をどう捉えているか」という、「バンダイの視点」を推測する分にはとても有効なデータである。

 そのデータを見ると、『響鬼』の人気の低さが分る。そして、単に『響鬼』の人気が低いだけではなく、平成ライダーシリーズの人気が『アギト』をピークに、下降を続けていることも分る。
 公開されているデータを引用し、グラフにしてみた。右が「お子さまの好きなキャラクターは何ですか?」というアンケートにおける得票率(%)、左が得票順位だ(年齢別のグラフは、『クウガ』が抜けていることに注意)。
 ちなみに、『響鬼』は男子全体のランキングでランク外(11位以下)になってしまっている。
Fig1

Fig2

Fig3

 順位だけ見ると『龍騎』がピークだが、これはその年の上位3位の得票数がほぼ同数で割れたため、たまたま1位になっただけである。
 少し見難くなるが、他のキャラクターとの比較もグラフにしてみた(年齢別のグラフは、2000年が抜けていることに注意)。平成ライダー単体の人気は、実質的には『アギト(2001年)』をピークに、下降を続けていることが分るだろう。
Fig4

Fig5

Fig6

 また、実は戦隊シリーズの人気も、『ガオレンジャー(2001年)』をピークに低下していることが分る。ただし、その順位は2005年も3位をキープしており、平成ライダーシリーズと比べればまだ事態は明るい。狭義のコアターゲット層である3~5才における人気が堅実なのが強みだろう。

 平成ライダーシリーズの人気の低下は、『アンパンマン』の根強い人気と、『ポケモン』の人気の復活にあるように見える。しかし、根本的な原因は、ライダー人気の構造的な部分にあると私は推測する。
 端的に言って、親の年齢層の移り変わりの問題なのだ。

 『アギト(2001年)』は、子供の頃ライダーブームを経験した世代が、ちょうど親になった時期に放映された。変身ベルトも、当時と同じ「光る、回る」である。自分が欲しかったものを、自分の子供に買い与えるというのは大いに有り得るパターンだ。
 『アギト』の勢いが、翌年の『龍騎』までは続いた。もちろん、そのタイミングでベルトを「光る、回る」から「カードタイプ」へと根本的にモデルチェンジしたことも、人気継続に大きく寄与しただろう。
 しかし、昭和のライダーブームは、意外に短かったのだ。1971年に始まった昭和ライダーも『アマゾン』、『ストロンガー』の頃にはブームの力も失せ、シリーズは1975年で一旦終わっている。
 1972に生まれた世代は『ストロンガー』の記憶も薄く、1979年『(スカイ)ライダー』、その翌年の『スーパー1』をスルーしている可能性がある。そもそも、『(スカイ)ライダー』、『スーパー1』と2作で終わったこの時期、ライダーの人気は1号~V3の頃のそれには遠く及ばなかった。また、1979年以前に生まれた世代は、『BLACK』が放送された当時既に8才以上になっており、翌年の『RX』と合わせてスルーしている可能性が高い。

 1972頃から1979年頃が「ライダー空白世代(失われた7年?)」だとすると、今後、ライダー人気の復活は難しいと言わざるを得ない。2005年、この時期に生まれた世代は33~26才になっている。仮面ライダーのコアターゲット層は、今後、「ライダーを見なかった世代」を親に持つということになるのだ。
 そろそろ、過去のブランド名に頼らないヒーローを生み出す時期に来ているのかもしれない。
 東宝は既に、『超星神シリーズ』と銘打ったヒーロー番組を送り出している…

 ここで言う“『響鬼』の人気”は、私や私が読んでいるブログの筆者のような層における人気とは、ほとんど関係がない。ブログに毎週『響鬼』のこと取り上げているような人は、ある程度年齢のいったファンかアンチのどちらかである。いずれにせよ特異な少数派(マイノリティ)であり、一般的な人気との相関は期待できない。
 例えば、Jリーグやプロ野球において最も人気が低迷しているチームでも、そのファンやアンチにはブログの題材にされているだろう。そういったブログが、チームの一般的な人気を計るサンプルになる筈がない。ブログとは、そういったものである。

 一般的な人気というのは、TVで言えば視聴率、玩具で言えば売れ行き。全ての人を相手にしたとき、商業ベースで結果がどう出ているかというシビアな数値のことである。
 ヒーロー番組は玩具メーカーが主スポンサーになっている場合が多いので、その玩具の売れ行きは番組の生命線である。番組を親子一緒に観ていたとしても、玩具を欲しがるのは圧倒的に子供の方なので、番組の生命線を握っているのはやはり子供である。当然のことながら、『響鬼』の“お客さん”における、圧倒的な多数派(マジョリティ)は、ブロガーではなく子供なのだ。

『響鬼』の商業的失敗の原因を解明する!

『響鬼』の商業的失敗の原因を解明する!

 バンダイの調査で「好きなキャラクター」のランキングベスト10から脱落(平成ライダーシリーズ初めての事態)。玩具(DAを除く)も売れない。
 なぜ『響鬼』は、ここまで深刻な商業的失敗に至ってしまったのだろう?
 背景にある構造的な問題に関しては、『響鬼』の人気低迷を考察する に書いた。ここでは、『響鬼』という作品自体に焦点を当て、商業的失敗の原因を探ってみる。

1.ライダーの必殺技がカッコ良くない
 私はイケメン目当てでヒーロー番組を観ているのでもなければ、ドラマ目当てで観ているのでもない(そういう視聴者が悪いと言っているわけではありません、念の為)。飽くまでも「ヒーロー(組織を含む)のカッコ良さ」を求めてヒーロー番組を観ている。
 その観点において、『響鬼』は平成ライダーの中では最低レベルである。特に、商品の初動を大きく左右する放映初期の回で、それが顕著だった。響鬼が「跨ってドンドコ」している様は、どうにも絵になっていなかったのだ。最近は「仁王立ちでドンドコ(立ち姿勢でドンドコ)」に加え、エフェクトも派手になったので見栄えもするようになった。これを放映開始当初からやっていれば、メインの商品「DX音撃棒セット」の売り上げも少しは良くなっていたと思う。

2.従来の変身ベルトに相当する玩具が、定価5040円だった
 『響鬼』において、ベルトは変身アイテムではないが、そんな言い訳はお母さんには通じない。
「今度の変身ベルト(「DX音撃棒セット」のこと)、5000円もするの? 高いわ!」
で、終わりである。
 4725円と5040円の間には、購買心理における一種の壁が存在する(庶民にとっては)。ライダーのベルトが5040円でバカ売れする方が、むしろ不思議である。

3.ライダーの必殺技を、玩具で再現することが出来ない
 音撃鼓は、劇中では敵に貼り付けると巨大化する。「巨大化」は、当然ながら玩具では再現できない。音撃鼓を任意の場所に「貼り付けて叩く」ということも玩具では出来ない。更に、玩具の音撃鼓は、子供から見ても決して大きくない。以上の点から、「DX音撃棒セット」は「なりきりグッズ」としては完成度が低く、商品としての魅力が小さい。(劇中とは無関係のギミックが満載の「なりきりグッズ」とは、いかがなものか)
 もちろんこの問題の根本は、響鬼の必殺技を、このように玩具で再現不可能なものに設定してしまったことである。

4.ベルトの露出が少ない、ベルトにギミックが無い
 『響鬼』は、劇中におけるベルトの描写がシリーズの中でも最も少ない。
 『響鬼』と同じくベルトが変身アイテムではなかった『アマゾン』が、逆にベルトの露出がシリーズ最大(常に露出している)だったことを比較すると、見せる工夫が足りなかった。
 また、ベルトから音撃鼓を取り外す際、『龍騎』のカードデッキからカードを抜いたときのような効果音が発生しない。取り付ける際も、『555』のようなイベントは発生しない。
 このように鬼のベルトは何のギミックもない単なるホルダーであり、単体アイテムとしての魅力がほとんど無い。魅力の無いアイテムを、子供は欲しがらない。
 現代のヒーローの魅力は、ヒーローが扱うアイテムの魅力の累積であるとも言える。ベルトにギミックが無いライダーは、その分の魅力が差し引かれていたと考えられる。

5.鬼の全体色が似通っている
 3人の鬼の体の色(全体色)は、どれも黒っぽく、パッと見て大差ない。響鬼はもっと鮮やかな紫にして、後から登場した威吹鬼と轟鬼も明るい色にするべきだった。子供の好む色というのは限定されているので、そのことをもっと考慮するべきだった。(初期1号→V3の法則)

 ★★★ 玩具に関するまとめ ★★★
 ここまで書いて気付いたが、『響鬼』関連で唯一玩具がヒットしているDAは、1~5の問題を全てクリアしている。すなわち、
  1.劇中での動きがカッコ良かったり可愛かったりして魅力的
  2.玩具の価格が1680円と手頃
  3.玩具は、劇中と大きさが同じで、変形も完全再現
  4.劇中での露出が大きい。ギミック(変形機構)あり
  5.種類によって色の違いがハッキリしている
である。
 裏を返せば、大手玩具メーカーであるバンダイが『響鬼』の主力商品である「DX音撃棒セット」に関して、このうち4項目を外している。バンダイは平成ライダーの人気が年々低下していることに気付いていたにもかかわらず、何故こんなことになったのか? 素人ながら、叱責せざるを得ない。

6.ライダーの必殺技の数が少ない
 響鬼の音撃打には、「○○の型」という名称の付いたバリエーションが多数存在するが、映像的には結局どれもバチで叩いているだけである。威吹鬼と轟鬼も、魔化魍を倒す決め技は一種類しか持っていない。
 『剣』のライダーが4人とも2種類以上の決め技(アンデッドを封印可能状態にする技)を持っていたことと比較すると、ライダーの必殺技の数が少なく、フィニッシュシーンがワンパターンになっていた。
 「魔化魍は音撃でなければ倒せない」という設定があるにしろ、拳脚に音撃を宿らせる(鬼爪に清めの音を共振させるとか)ことなどで、音撃のバリエーションを増やすことは可能である。こういった創意工夫が一切行なわれなかった。

7.ライダーの変身ポーズが地味
 平成シリーズ中、唯一変身する際に「変身」という発声が行なわれない。全くの無言で変身するのは、TVシリーズに限定すると昭和も含めて『響鬼』だけではないか? イブキを除くと、ポーズもメリハリが無くて見栄えがしない。
 原点回帰という意味では正解(1号ライダーは当初変身ポーズすらなかった)であり、大人の眼には渋く映ったが、子供が真似をして遊ぶには地味過ぎた。子供に対する、変身ヒーローとしてのアピールが足りなかった。

8.明日夢がカッコ良くない(子供に人気がない?)
 明日夢とヒビキの関係は、実写版の「のび太とドラえもん」のようなもの(“進歩の遅いヘタレ少年”と“完成された頼れる存在”)で、結構子供にウケるのではないかと思っていたが、そうではなかった。
 明日夢の進歩が見ていてじれったくなるほどゆっくりである件には、リアリティの側面と、進歩が速いと「少年が成長する物語」が最終話を待たずに終了してしまう(のび太が大きく進歩・成長するとドラえもんを必要としなくなってしまうのと同じ)ことから構造的な制限項目になっているという二つの側面がある。
 そういった事情を考慮しても、主人公の明日夢は視聴者の子供から嫌われない程度にはカッコ良く(あるいはカッコ悪く)なければならない。「スーパーヒーロータイム」の対象である3~8才の子供にとっては、明日夢よりもトドロキのようなキャラ(普段は子供にバカにされるほどドジだが、決めるところではキッチリ決める)の方が分り易くて親しみが持てるのではないか。
 子供番組の主人公としては、明日夢はナチュラル過ぎて相応しくないと思える。『響鬼』の人気の低さは、「実写版のび太」はトドロキのようなキャラでなければ子供の支持が得られないということを物語っているのではないだろうか。

9.「音ゲー」を商品に組み込むという大胆な試みを行なった割には、物語にそれが充分に反映されていない
 主力商品のコンセプトに「光る、回る」を2年続けた後に持ってきたのが、ライダー初となる「カードゲーム」。携帯電話などの身近なアイテムの玩具化を挟んで、もう一度「カードゲーム」。次に持ってきたのが、これまたライダー初となる「音ゲー」。これはカードよりも遥かに大胆な試みである。
 「カードで戦う」番組はアニメ等で既に製作されて一定の人気を博した実績があるが、「音楽そのもので戦う」番組というのは実績がない。もしこれが戦隊における試みだったら、『音楽戦隊ギグレンジャー』というタイトルにするくらい、音楽を前面に出した筈である。
 しかし『響鬼』におけるライダー達は、普段は音楽とは縁の薄い生活をしている。イブキはその最たる例で、戦闘以外でラッパを吹いたシーンが一度もない。第1話のようなミュージカル仕立てにすることは却って逆効果だと思うが、ライダー達が普段から音楽(楽器)に親しんでいる描写は、あった方が絶対に良い。
 ヒビキ、イブキ、トドロキは普段はプロのミュージシャンで、それぞれの音撃武器も普段は楽器としてそのまま使用しているといった描写をすれば、商品の露出も大きくなって一石二鳥である。女性キャラも何か演奏するなり歌うなりすれば、同じ画面に収まる。
 「原点回帰」を謳いつつ「音ゲー」を導入するのなら、本編にもこれくらいの大胆さが必要だったのではないか(初代の「アミーゴ」を、もっと賑やかにしたようなイメージ)

10.バンダイが、大人向けの『響鬼』グッズを提供(宣伝販促)しなかった
 換言すれば、「東映がバンダイの従来通りの商品戦略を認めた」ということ。
 これも一種の構造的問題であるが、ヒーロー番組という商品からの収入(製作費の回収プラス利益の確保)を、3~8才児向けの玩具に集中的に依存する方式から、そろそろ脱却するべきなのではないのか。
 少子化が進み、子供向け商品の市場は縮小する方向にある。また、子供の娯楽が多様化していることで市場も分割され、ヒーロー番組玩具のシェアもおのずと限定されてくる。一方で、番組製作にかかるコストは、今のところ大きく下げることが難しい。
 となれば、3~8才児向けの玩具以外に、柱となる収入源を確保する必要がある筈だ。平成ライダーのように大人の鑑賞に堪える作風になっている場合、「視聴率は高いが、玩具は売れない」という「ねじれ現象」が発生する可能性すらある。
 例えば私は、『響鬼』という番組のために、大して欲しくもない「DX音撃棒セット」を購入した。そしてやっぱり失望した(ベルトの長さが足りなかったわけではない。私は痩せているので何とか巻けます)。私としても、出来ることなら大人向けの商品を買いたかった。しかし、通販でヒビキのコートを買ったとしても、それが「DX音撃棒セット」を幾つも買ったのと同じ効果が本当にあるのかどうかが分らない。また、1日10本オロナミンCを飲んだところで、東映の収入増加にはならないことは明らかだ。
 ハッキリ言って、儲かって欲しいのはスポンサーのバンダイではなく、実際に作品を造っている東映である。もっと端的に言えば、私が商品購入に使った金が、ほぼダイレクトに『響鬼』の製作費に還元されて欲しいのである。
 そういったシステムに則った大人向けの商品を、東映またはバンダイは提供する時期にきていると思う。あるいは、PPVによる放映によって「収入を関連商品に依存しないヒーロー番組」を提供するという方式でも良い。(もっとも、「収入を関連商品に依存しない番組」は、子供向け以外の一般の番組では、地上波でも普通に成立しているのだが…)

『響鬼』の製作体制変更に関する疑問

『響鬼』の製作体制変更に関する疑問

 「番組折り返し後のテコ入れ」が上手くいった事例ってあるのか?

 『響鬼』の視聴率については知らないが、DAを除く玩具の売れ行きが悪いのは本当のようである。玩具の売れ行き不振のため、バンダイから番組へのテコ入れの動きがあり、その結果として第30話から製作体制が変更されたと推測するのは、ごく自然なことである。以後、この推測を前提として話を進める。

 私が最も疑問に感じるのは、「番組途中のテコ入れ」という手法自体の持つ矛盾である。
 ただし、「番組が始まってまだ数話という時点で、視聴率なり玩具の売れ行き(初動)が極端に悪いことが判明した」という場合なら話は別だ。2クール目から方針を変えることを決め、そこへ上手く繋がるように1クールの最後の1、2話を急遽撮り直す…といった処理なら、十分理解できる(そのままの方針で造り続けていたら、3クール辺りから人気爆発!という可能性も検討するべきではあるが。『ガンダム』は、低視聴率の番組が終了した後に人気が爆発して四半世紀が経ち、今日の状況がある)。
 12、13話辺りで作品に変化の予兆があり、それを受ける形で14話から大きく流れが変われば、離れかけていた視聴者を繋ぎ止めることが出来るかもしれない。また、「番組がリニューアルされた」ことを前面に出して、新しい視聴者を獲得できる可能性もある。

 しかし、『響鬼』の場合は30話になってからテコ入れしようとしている。とっくに折り返し地点は過ぎ、残りは20話程度。2クールにも満たない。番組のテコ入れを行なったところで、今まで『響鬼』を見ていなかった人が、この時点で見始める可能性は非常に低いのではないか。何ケ月も『響鬼』が放映され続けてきたにもかかわらず、それを見向きもしなかった人たちは、「番組がテコ入れされた」こと自体、無関心で気にとめないだろう。
 この時間帯、子供向けの番組が『響鬼』だけなら、それでもある程度は期待できるかも知れない。しかし、現実には裏番組に『ポケモン』が存在する。バンダイが行なった調査でも、『ポケモン』は『響鬼』よりも遥かに人気がある。この中途半端な時期に、『ポケモン』から『響鬼』へ乗り換える視聴者が大勢いるとは、到底思えない。バンダイは、『ポケモン』側が近いうちに何か大きな失敗をやらかし、その視聴者が『響鬼』に流れるとでも予想しているのだろうか?
 
 現在『響鬼』を観ている視聴者は、現在の『響鬼』に大きな不満を抱いていないから、29話まで観続けてきたのだ。大きな不満を抱きつつ29話も番組を観続けるような人は余程の変わり者である。視聴者全体に占める割合を考えた場合、後者が前者を上回ることなど、まず有り得ないと断言できる。
 『響鬼』製作サイドやスポンサーのバンダイが考えなければならないのは、少数派である「大きな不満を抱きつつ29話まで観続けてきた奇特な視聴者」のことではなく、多数派である「大きな不満を抱いていないから29話まで観続けてきた普通の視聴者」のことである。
 29話まで『響鬼』を観てきた視聴者を切り捨てて、代わりにそれを上回る数の視聴者を手に入れるというのは、少なくとも現時点では非常に可能性が低い。裏を返せば、それ程危険な博打を打たなければならないほど、『響鬼』製作サイドやバンダイが切迫した状態にあるということなのかも知れない。

『仮面ライダー響鬼』 三十之巻

『仮面ライダー響鬼』 三十之巻

【 観る前に思ったこと 】

 玩具CMでのヒビキ、変身の際に何と言っているか気になってたけど、「響鬼」と言っているみたいですな。
 「嫌な奴」系?のイケメンキャラが登場。そのキャラクター云々よりも、役者の演技力が心配。
 魔化魍は、お稲荷さんみたい。夏の魔化魍の期間って、いつまでなんだろう?
 
【三十之巻の感想 】

 スポンサー紹介アナウンスがザンキになった。個人的には、もうちょっと渋い感じというかザンキっぽい感じで
「この番組の提供は…バンダイと、ご覧のスポンサーのわけだが…まぁ、バンダイと言えば“楽しい時を造る企業”だな…」
みたいな感じの方が良かったんじゃないかと思うのだが、何はともあれ聞けて良かった。今後発売されるDVDに収録されるかどうかは不明なので、ファンの方は要保存ですな。

 今回は、『響鬼』っぽくない印象で、むしろ『アギト』のようだった。これがいわゆる「番組の製作方針変更」とか、「スポンサーからのテコ入れ」だったら嫌だなぁ。

 「嫌な奴」系の新キャラは、心配した通り演技力が今一つで、明日夢役の栩原さんとの差が目立った。彼の出番が、あと1話か2話程度であることを祈る。多分、明日夢の父親のエピソードを描くための橋渡し的キャラだと思うのだが。準レギュラーにするなら、役者の演技力も含め、努の方が適役だと思う。
 新キャラの桐矢京介は、「キ・キ」なので鬼と関係があるとは思ったが、父親が鬼だったようだ。そのわりには魔化魍のことを知らないので、父親の鬼の姿を写真で見て知っているとか、そういうレベルだろう。また、威吹鬼を見た段階ではなく、響鬼を見た段階で「あれは…父さん」と口にしたことから、桐矢の父は太鼓の使い手だったと思われる。

 傀儡師夫婦の実験室には、相変わらず洗ビンが置いてない。まぁ、一般的な視聴者には気にならないことだろう。
 傀儡師夫婦の夫の人差し指に嵌められている銀サックには、どんな意味があるのだろうか。妻は嵌めていなかったと思うのだが。「ちょっと貰うよ」と言いつつ結構な長さを切り取る夫の言動は、バケガニの童子と姫の口癖の「オリジナル」ということなのだろう。こういった細かい演出は見ていて楽しい。
 現在の実験は次の魔化魍?に関するものらしい。髪の魔化魍(妖怪)というと、何だろう? 髪の毛がバーッと長く伸びる魔化魍とか、髪の毛から分裂して増える魔化魍とか? 「相当面白いことになる」と言うからには、「通常の音撃が効かない(吸収・放散・相殺)」に匹敵する程度のサプライズはありそうだ。あるいは、人間に擬態するような特殊能力か?

 威吹鬼が、烈風を持たずに戦い始めたのは不自然。こういう点は毎回キッチリ押さえて欲しい。あきらがパッと手渡すべきだった。 

 オマケの一言。バスケのシーンで明日夢からパスを受けてドリブルした人は、ダブルドリブルでファールだと思うぞ。
 あと、これは本当に些細なことなのだが、あきらが
「妙ですね」
と言ったのを
「モーですね」
と聞き違え、
「モー(乳牛)なのはキミの胸だろう!」
とツッコンでしまったことは白状せねばなるまい。秋山さんの最近の水着写真集とか、探さんとイカンわ。

【小学一年生の心で学び直したこと】

 夏風邪には気をつけよう。

【 次回予告を観て思ったこと 】

 「たちばな」でヒビキに詰め寄っているのは桐矢? お茶も出してるみたいだし。
 明日夢の父親が登場? ドラムをやっていたとのことだが、どんな人なんだろう? 離婚した理由も語られるのか?

****************************************

 『響鬼』に関して以下の記事を書きましたので、こちらも読んでいただけたら幸いです。

New! 9/3 up 『仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼』
8/20 up ザンキ・スペシャル “元”鬼の裏技「隠し鬼爪」
8/15 up 鬼の「顔だけ変身解除」リアル版
7/26 up ザンキさんレギュラー化計画
7/25 up 『ああザンキさん』
7/22 up 変身裸族
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『仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼』

『仮面ライダー響鬼と七人の戦鬼』
  2005年の映画館で観た映画:20本目
  映画を観た日:2005年9月3日(土)


 平成ライダーの劇場版に関しては、基本的には期待していない。
 『555』は未見だが、それ以外の劇場版を観た限りでは、例年「新フォームのお披露目」映画というコンセプトで製作されており、作品としての完成度は低いからだ。TVに先行して新フォームを登場させて子供を喜ばせると同時に、付き添いで劇場に来た親に「今度のボーナスは、この新フォームの玩具を買ってあげて下さい」とアピールしているという印象だ。
 今回もそのパターンを踏襲していると思っていたので、ある一点を除いて期待していなかった。その一点とは、
「変身時に衣類が失われるという設定のフォローの仕方」
である。
 戦国時代であれば、衣類は現代とは比較にならないほど貴重な筈だ。現代を舞台にしたTV版のように、変身の度にホイホイ燃やすというのは不自然である(TV版でも、高価そうなコートを脱ぎもせず焼失させているのには違和感があったが)。この点をどう処理するのかに、注目していた。
 もしかしたら、変身前にパッと衣類を一挙動で脱ぎ捨て、フンドシ一丁になるのではないか?
 相撲という競技はこの時代から存在していたし、戦いに望む男子が人前でフンドシ一丁になるのは、それほど不自然ではない。そもそも、力士はある意味神懸かった存在であり「四股を踏む」の「四股」は本来「醜」である。「四股を踏む」という動作にはその土地の邪気を払うという意味も込められているのだ。「四股名」も本来「醜名」であり、字の造りの通り、「鬼名」という意味に近い。
 TV版でも鬼の名前は力士の四股名に似たイメージがあるし、弟子の修行に相撲に類似した段位制が使われていることも明らかにされている。劇場版では、この鬼と相撲の関係をより明確にするのではないか? お母さん世代に対するサービスの意味も込めて、変身する前に「フンドシ一丁」となるシーンが描かれるのではないか?

               (以後、内容に関するネタばれあり)

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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。