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2005-07

『仮面ライダー響鬼』 二十四之巻

『仮面ライダー響鬼』 二十四之巻

【 観る前に思ったこと 】

 響鬼の新フォームは、目の部分が黒、全体的には真っ赤でシャリバンみたい。レーザーブレードみたいな剣も使うし。
 そういえば『響鬼』の3人の鬼の隈取カラー(ハンドカラー)は、3人の宇宙刑事の基本色と同じ。威吹鬼の新フォームは全身鮮やかで涼しげな青(青空色)、轟鬼の新フォームは全身銀色だったりするのだろうか。
 先輩後輩の順で見ると、鬼は赤・青・銀の順、宇宙刑事は銀・赤・青の順で全然合ってないのだが、キャラクターという面に着目すると、“青”と“銀”は合っている。イブキとシャイダーは3人のうちで一番若く、キャラは「良いとこのボンボン」である(イブキは劇中で「宗家の若い衆」であり、シャイダーは役者が「宗家(円谷)の若い衆」だった)。トドロキとギャバンは、「濃い目の体育会系」というキャラが一致している。

 響鬼の新フォームが単なる夏バージョンなのか、本質的なパワーアップなのかもまだ分からないが、トドロキにはザンキという同タイプの先輩鬼がいるだけに、新フォームの扱いがどうなるのか興味深いところだ。ザンキもかつてはヒビキ同様、夏に備えて鍛えに入り、新フォームに衣替え?していたのか、とか…。

 トドロキが、そして威吹鬼も音撃棒を振るう。色違いの鬼石が目新しくて鮮やかな感じ。
 3人が太鼓を叩くときの、気合の入れ方の違いに注目というか注耳、じゃなくて傾聴。

【二十四之巻の感想 】

 一見スッキリした話だが、前回からの疑問は何ら解決しない話であった。
 夏の魔化魍には弦による音撃は効かないことを知りながら、太鼓の練習の意義に対して強い疑問を抱いていたトドロキ。太鼓の練習の意義を、改めてちゃんと説明しなかったヒビキ。
 ヒビキに弦を教えたのが先代のザンキであるとかは、このこととは直接関係ない。

 出撃前、ヒビキに念を押されていたトドロキが、稲坊主に音撃斬を試みたのは不自然すぎる。稲坊主に音撃斬が効かないことを絵として出したかったのは分かるが、それならそれで展開に説得力を持たせなければ駄目だ。あの場合は、響鬼がピンチに陥って、轟鬼が助けようとしたが敵わず、どうしようもなくて音撃斬をやってしまうといった演出をすべきだった。
 
 逆に良かったのは、威吹鬼が飛行中のイッタンモメンに音撃している際、アカネタカが包囲してその行動を制限しているように見える映像。イッタンモメンが高空に逃げたくても逃げることが出来ない、そんな状況が何となくではあるが伝わってくる。

 明日夢の父親の話とか、トドロキが警察官だった話がチラリとでも出てきたのは嬉しいところ。短期間で鬼になったトドロキの剣道での実績などから、警察と猛士の裏での繋がりを垣間見せてくれると、世界観がグッと深まると思う。明日夢の父と母の馴れ初めに関しても、今後語られそうな雰囲気あり。

 一刻も早く紅になろうと鍛えているヒビキはカッコイイ。これで、ヒビキが川(滝の付近)に飛び込んだとき、高温になったヒビキの体温によって周囲の川水から「シュワーッ」と水蒸気が発生する描写があったらもっと良かった。
 ヒビキ=細川さんはナチュラル・マッチョなのに、変身すると響鬼がやや細身になってしまうのがもったいない気がする。
 
 ドロタボウに関しては、予算の都合上しょうがないとは思うが、着ぐるみの不自然な皴やたるみが目立った。頭部が稲坊主なのも、造形を単純にして少しでも安く上げようとした結果なのだろうか。

 今回は、前半にダブルライダー、後半トリプルライダーという豪華な構成だったが、私にとってのベストシーンは、轟鬼が単独で怪童子を倒したシーン。怪力で相手を空中に放り上げ、落ちてくるまでのタイムラグを使って雷パンチを発動させるという、合理的な技。言うなれば、「逆ハリケーン・ボルト」。
 空を飛べる相手には使用できないが、その類は管の使い手が担当するはず。轟鬼の一撃必殺系の技として、これからも要所で使っていって欲しい。
 響鬼紅が音撃鼓無しで音撃を決められるのは、響鬼との技による差別化・パワーアップ感が出ていて良かった。鬼石はバチについているので、音撃技としての整合性は保たれている(太鼓は発生装置ではなく増幅装置)。
 期待していた「3人が太鼓を叩くときの気合の入れ方の違い」は、特になくて残念。「うぇーい!」に相当するような、個性的な気合が聞きたかった。

 響鬼の炎絡みのVFXは素晴らしかった。この回を含むDVDは、必ず買わなければなるまい。
 劇中、幾つかあったロングショットはいずれも効果的で、舞台の空間性、立体感が良く表現されていたと思う。

【小学一年生の心で学び直したこと】

 限りある予算は、ポイントを決めて注ぎ込もう。

【 次回予告を観て思ったこと 】

 ヒビキと比べるとどうしても細く見えたトドロキが、明日夢と並ぶと逞しく見えるか?

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 『響鬼』に関して以下の記事を書きましたので、こちらも読んでいただけたら幸いです。

7/9 up 我が家のキアカシシ
7/5 up ディスクアニマルの使われ方について考える
6/19 up “鬼”ごっこ(『仮面ライダー響鬼』ごっこ)で遊ぼう!
6/12 up 『仮面ライダー響鬼』キャラクターお気に入りベスト3
6/4 up 劇場版『仮面ライダー響鬼』を、ネタばれ無しで考える
5/23 up 我が家のルリオオカミ
5/22 up 『響鬼』パロディ企画 筒の使い手“仮面ライダー奏鬼”を独占スクープ!
5/15 up 『仮面ライダー響鬼』その他ライダーの変身ポーズを裸で比較検証する
5/2 up 安達明日夢(ア・ア)は鬼になる!
4/18 up 『仮面ライダー響鬼』3人目の鬼を、ネタばれ無しで考える その2
4/13 up 新しいディスクアニマルを、ネタばれ無しで考える
4/10 up 『仮面ライダー響鬼』3人目の鬼を、ネタばれ無しで考える
4/3 up 『仮面ライダー響鬼』ハリウッド映画化計画! を考える
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渋谷道頓堀劇場 7/10-20 公演

渋谷道頓堀劇場 7/10-20 公演
  舞台を観た日:2005年7月16日(土)

※注 この記事はイベントとしての記事であり、芸能としての記事は後日別途アップする予定です

 関東圏へ転勤してからは初めてのライブ観劇。4年振りくらいであろうか。ストリップは過去、7年間の期間に20回くらい観ていると思うが、とにかく久し振りである。
 今回劇場まで足を運んだのは、純川セレナさんが出演されているから。セレナさんのブログに、渋谷道頓堀劇場への出演が急遽決まったという記事が載っていたので、観に行ってみる気になったというわけ。
 
 行く前から決めていたことが幾つかあった。渋谷駅に着いたら、帰りの切符を買っておくこと。劇場に行く前に大型書店「ブックファースト渋谷店」に寄ること。セレナさんの舞台は2回観るということ、ナドナド。
 これらは全てその通りに行えたのだが、思わぬ落とし穴があった。観劇前に、ちゃんとした食事を取ることをしなかったのである。ストリップ観劇は久し振りだったので、「観劇中は、拍手・手拍子をすることでエネルギーを消費する」ということをすっかり忘れていたのだ。映画を観るような気分で劇場に向かい、あまつさえ頭のどこかでは「劇場に着いたらカツサンドを買って腹ごなしをしよう」みたいなことを考えていた節すらあった。
 
 朝食をしっかり摂り、10時30分頃に渋谷駅でカロリーメイトを摂取していた私だが、それなりに歩いたこともあり、上演開始時刻の12時頃には既にお腹が減り始めていた。その状態で拍手・手拍子をするもんだから、空腹感は急速に進行していく。そんなわけで、久し振りの観劇は空腹感と戦いながらのものとなった。これは本当に大きなミスだった。

 初めての渋谷道頓堀劇場なので、過去に行った劇場とは進行等が異なっており、戸惑うことが何度かあった。
 先ず、最初の踊り子さんが紹介アナウンス無しでいきなり登場。その次に、2番手のセレナさんがやはりアナウンス無しで登場。香盤を見てセレナさんが2番手ということは知っていたが、確か「オールポラ」だった筈。まさご座や銀映でポラがある場合は、舞台→ポラ 舞台→ポラ …というシーケンスだった(何年も前の話。今もそうなのかは不明)。ここではポラは最後にまとめてやるのか? この調子でポラのインターバルなしで拍手&手拍子を続けていたら、こっちの手とお腹がもたないぞ…
 などと思っていたら、セレナさんの舞台が終わった後に、最初に踊った踊り子さんがポラのために再登場。ますます分からなくなってきた。ところが、ほどなくしてセレナさんもポラのために再登場。つまり、渋谷道頓堀劇場では二人同時進行でポラを撮るのだ。なるほど、このやり方だと一人づつポラを撮るよりも時間を短縮できる。

 セレナさんは、踊りの曲に特撮ソングっぽい歌(後で調べたら、「日本ブレイク工業」という会社の社歌だった)を使っていた。その曲でのフィニッシュポーズは、イブキの決め仕草の女性バージョン。このことから、ポラの際に特撮ネタを使うのもOKだと判断し、私は持参した音笛を胸ポケットに入れて手を挙げた。
 音笛を渡してポーズをお願いすると、予想通りセレナさんは「あ、音笛ね」とごく普通のリアクションでポーズを取ってくれた。そのときのポラがこれ(サイン後のもの)。
女性の音撃戦士? 純川セレナさんのポラ(サイン入り)

 さすがにプロ、ポーズが様になっている。まさに音撃の女戦士! 管の使い手「純鬼」といった感じである。

 この直後、セレナさんは音笛の電源を入れて(鳴らすとまずいと思って私が「切」にしておいた)指でマウスピースを押し、音を鳴らした。私がカメラからポラを抜き出して渡すと、セレナさんは「あ、仕事しなきゃ」と笑って音笛の電源を切った。音笛は、ポラと交換する格好で私のところに戻された。
 ここまで、私が震電であることに気付かれている様子はない。これも予想通り。このまますんなり終わると思ったが、
「サインしますか?」「ハイお願いします」というお決まりのやり取りの後、セレナさんからペンを渡されて「?」となった。
 「終わった後に1階で受け取ってもらうために、ここに名前を書いて下さい」とのこと。
 これは予想外だった。まさご座や銀映の場合、サインポラはその回のフィナーレのときに踊り子さんが手渡しするシステムだったので、ポラに自分の名前を書くなんてことは一切なかった。踊り子さんはポラを撮ったときのポーズと撮った人を大体覚えており、撮った人が盆の傍に来るとポラと照合しつつパッパと手渡すのである。
 「名前を書いて」と言われた私は、咄嗟に偽名を書こうと思った。ここで「震電」と書いたら、せっかくここまで気付かれずに済んでいたところなのに、自分から「来てあげましたよ」と申告するようで嫌だったのだ。もちろん自分を偽るのは不本意だし、一種の罪悪感のような感覚も伴う。しかし、ここでは名前は単なる個人識別用のIDに過ぎない。「身分を明かしてください」といった意味合いなど皆無なのだ。仮に「A」と書いて、受け取るときに「A」と言えば、それで万事スマートに事が済むのである。
 そう思ってペンを持ったら、驚いたことにプルプルと手が震えた。一瞬、「国会中継が静止画像になる原因となった映像」が頭を過ぎった。人間、葛藤しながら筆記しようとすると、本当に手が震えるものなのか?
 やっぱり、嘘をつくのは良くない。そう思ってポラに「震電」と書いて渡したら、セレナさんの表情が一変した。「すいません、全然気がつきませんでした」みたいなリアクションをされたのだが、こっちとしても本来その予定だったのだ。ああ、やっぱり偽名でスルーすべきだったのかも知れない。最初に手がちょっと震えたのは、お腹がペコペコだったせいかも知れない。
 それでも、ブログで知り合った人と顔を合わせ、自分を認識してもらえたのは正直嬉しい部分もあった。セレナさんに「思い切り引いた反応」をされなかったからこそ、そう思えるのではあるが。
 …んん? ひょっとしたら、私は意図的に自分の行動のスマートさを貫こうとしていたのではなく、実は無意識にこの部分のリスクを回避しようとしていたのだろうか?
 今となっては分からない。それは、もしも偽名でスルーしていたら今どんな気分なのかが分からないのと同じだ。

 セレナさんとお約束の握手を交わし、席に戻った。とりあえずホッとした。ホッとしたら、更にお腹が減った。ブックファーストからここに来る間に、マクドナルドがあったことを思い出す…。
 空腹は、人間の判断・行動能力を低下させる。1回目の上演が終わった後、1階に上がればサイン入りポラを受け取れることは分かっていたが、血糖値が下がって省電力モードに入った私の身体は動こうとしない。1回目の上演中の誰かのポラのときにトイレに行った際、通路でタバコの煙に悩まされた記憶も影響していた。
 帰るときに受け取ればいいんだ、と思った。
 結果的には、これがあんまり良くなかった。
 サイン入りポラには、「今日のことをblogに書いても平気ですか」という問いかけメッセージが添えられていたのだ。サイン入りポラに社交辞令以上の何かが添えられていることなど、私にとっては滅多にない。今回で2回目である(ちなみに1回目は青井りんごさんのとき。私の撮ったポラがピンボケだったため、そのポラ以外に別撮りのポラが一枚コメント付きで添えられていた)。
 
 セレナさんの2回目のポラのとき、私は再び手を挙げた。この時点の私は、まだ1回目のポラを受け取っていないので、セレナさんがポラに質問を添えていることを知る由もない。当然ながら、2回目のポラの際、私は質問の件には一切触れず仕舞い。このときの私の振る舞いは、あるいは誤解を招いたかも知れなかった。今回のイベントの、二つ目の反省事項である。
 そんな状況でのツーショット。撮って下さったのは、近くにいたお客さん(ありがとうございました)。
純川セレナさんとのツーショット

 セレナさんは、空いている手も使って余裕のポージング。決まってます。このポーズの延長上には、胸を隠した「女性用の変身ポーズ」が推測できる。それに対し、空腹で電池切れ寸前の私は、ピサの斜塔状態で文字通り倒れそうな感じ(こんな風に身体を傾けた記憶は全然ないのだが)。

 余りにも自分の写真写りが情けないので、今日、自室で自分のソロショットを撮ってみました。が、数枚撮ったところで「メモリーが一杯です」という表示が…。モチベーションが一気に下がってしまったので、とりあえずその中で良さそうなものを選んだのがこれ。
中年音撃戦士?

 部屋が片付けられていないところが垣間見える辺り、この写真が計画性無しに撮られたものであることを窺わせる1枚ではある。

 当初の目的は果たしたものの、反省点もあったこの日のイベント。思い出に残る1日でした。

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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。