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2005-07

『仮面ライダー響鬼』 二十三之巻

『仮面ライダー響鬼』 二十三之巻

【 観る前に思ったこと 】

 響鬼の新フォームが児童誌の表紙に載っていたり(見たくもないのに不意に視界に入ってしまったよ! 困ったもんだ!)して、いよいよ劇中登場までのカウントダウンが始まった感じ。
 気付けば2クールも残り少なくなってきて、3クール目に入ったら新たな展開があるのか気になるところ。8月に響鬼の新フォーム、9月に威吹鬼の新フォーム、10月に轟鬼の新フォーム、4クール目に入った11月に“4人目”の鬼が登場といったところか。マジンガーZのジェットスクランダーみたいに、上手く引っ張って欲しいものである。

 私は『マジンガーZ』をリアルタイムで観た世代なのだが、子供心に「マジンガーZが空を飛ぶことの必要性」はヒシヒシと感じていた。とくかく、Zは空を飛ぶ機械獣には苦戦を強いられていたのである。
 ドクター・ヘルもZが空を飛べないことを分かっているから、何度も何度も空を飛ぶ機械獣を差し向けてくる。敵ながら、説得力のある行動である。それに対し、Zを擁する光子力研究所もただ手をこまねいていたわけではない。博士達が力を合わせ、「Zも空を飛べるようにする」という計画を着々と進めていた。これまた、子供心に納得のいく対応である。
 そういう具合にキッチリとお膳立てを整え、視聴者のコンセンサスを充分に得た後「もう、今これを出すしかないでしょう」という絶好のタイミングで、スクランダーは登場した。
 しかも、スクランダーの登場に合わせて、そのテーマソングまでが披露された。そんな過剰とも言える演出がごく当然なものに感じられるくらい、スクランダーの登場は有り難かった。鬼の新フォームも、テーマソングに飾られて登場するのが自然に感じられるくらいの演出を経て登場させて欲しい。

 「鍛える夏」。前回、威吹鬼と轟鬼は、連携の取れた童子たちを、音撃武器のない状態では倒せなかった。轟鬼が最初に烈雷を投げていなかったら、あそこまで苦戦はしなかったかも知れないが、逆の見方をすると早々に1体倒しておかなかったら更に苦戦していた可能性もある。
 響鬼は素手で戦う場合でも、鬼ファイヤーという反則技のような飛び道具を使えるのが強みだ。通常の童子たちをほぼ一撃で倒す威力がある上、技を出すまでのタイムラグが少ない。おまけにかなり長い間合いから放って命中させることができるのだから、本当に反則スレスレの技である。
 鍛えるのは良いが、威吹鬼と轟鬼には鬼ファイヤーみたいな技は体得して欲しくない。ライダーと敵とのバトルは、ライダーがある程度苦戦するから面白いのだ。

 “謎のメーターマン”が遂に夏服に衣替え! 涼しげでイイ感じだ。今後の展開は、このキャラクターにかかっていると言っても良いだけに、夏バテしないで頑張って欲しい?ところ。
 そして、モッチーのプリティーなチア姿に、ミョーに愛嬌の良さそうな姫。こりゃあオジサンは朝からウハウハできそうだ!

【二十三之巻の感想 】

 予告によると、響鬼の新フォームは、早くも次の回に登場。7月一杯は引っ張ると思っていたので、これは予想外。
 響鬼が特にこれまでと違った鍛え方をしている訳でもないことや、日菜佳の台詞からすると、次回登場する響鬼の新フォームは特別なパワーアップバージョンではない感じがする。夏の魔化魍に合わせた、夏用のフォームということか。いわば、響鬼の夏服バージョン。

 夏の魔化魍には弦による音撃は効かないことを、トドロキも知っていた。ザンキの元に2年間いたのだから、知っていて当然だろう。それなのに、トドロキが太鼓の練習の意義に対して疑問を抱くというのは不自然である。今年の魔化魍の異常発生状態からすれば、弦の使い手が夏の魔化魍を担当しなければならない場合も十分に考えられるからだ。
 ヒビキが、そのことをちゃんと説明しないのはもっと不自然である。今回のヒビキの台詞「前にザンキさんが使っていた緑色のやつ(音撃鼓一式)」が100%真実を語ったものかどうかは定かではないが、次回の予告で威吹鬼がバチを振るっているところからすると、ザンキが太鼓も使えた可能性は高い。それならば、轟鬼が太鼓の練習をするのも当然ということになる。

 今回のテーマが、「自分の専門外のことをやらされることに対する葛藤」・「先輩と後輩の確執」であるのは分かるが、ヒビキとトドロキの件に関しては、もう少し辻褄を合わせておく必要があると思う。子供番組にそこまで整合性を求めることもないかもしれないが、小学校1年生ぐらいだとこの辺に気付く可能性がある。

 整合性といえば、ヒビキが薄着になってきたので、変身前にヒビキがバチを後腰に装着していないことが分かってしまうのも気になる。ワンカットでいいから、ヒビキのTシャツがめくれて、その下にバチを装着していることが分かる絵を挟むべきだ。
 サンダーバードの飛行メカも、空中静止状態で常に逆噴射の描写がなされていたわけではない。逆噴射を視認できるガスで描写していたのは、着陸シーンなどのここ一番の場面だけである。しかし、それがあるからこそ、他のシーンで空中静止(ホバリング)しているときも、「ガスが目に見えないだけで、逆噴射はしている」という感覚(錯覚)を観ている側に持たせることができたのだ。

 良かった点としては、香須実が音撃鼓一式を届けに行く際、風呂敷に包んでいたこと。以前、ヒビキに音撃鼓が届けられたときもそうだったが、やはり太鼓とバチといえばトランクではなく風呂敷だろう。
 日菜佳がトドロキに対し、ただラブラブしているだけでなくて姉さん女房のようにしっかり支えて励ましている描写も良かった。
 また、姫が完全にヘソ出しルック(今回が初めてか?)のもウハウハだった。姫のお腹は、私の若い頃みたいで余計な肉がついておらず(私は少なくとも二十歳までは腹・背中・二の腕裏の皮下脂肪の厚さが1mm未満だった)、イイ感じだ。ただ、ヘソ出しルックは大歓迎であるけれども、パッと見の性格まで可愛くすると敵らしくなくなるので、その辺のバランスは考慮して欲しい。

【小学一年生の心で学び直したこと】

 自分の得意分野でないことや好きでないことも、やらなければならないときがある。そんなときは、我慢して嫌々やるよりも、楽しむ気持ちを持って積極的に取り組もう。

【 次回予告を観て思ったこと 】

 色違いの音撃棒が目新しくて新鮮な感じ。
 太鼓を叩くときの、3人の気合の入れ方の違いに注目というか注耳、じゃなくて傾聴。

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 『響鬼』に関して以下の記事を書きましたので、こちらも読んでいただけたら幸いです。

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震電

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 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。