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2005-07

『地球の危機』

『地球の危機』
  2005年(4月17日~)のWOWOWで観た映画:5本目
  映画を観た日:2005年7月9日(土)


 WOWOWの“夏のSF大特集”の第一弾。
 シネマスコープという横長の画面で撮られており、ワイドテレビのワイドモードで映しても上下に黒い部分が出来る。いかにも映画という様式で、TV作品との差別化が感じられる。

 1961年の映画だけあって、特撮のレベルはそれなり。ただし、「燃えている空」の映像は素晴らしい。CGのない時代に、どうやってあの絵を作ったのだろう。
 また、シービュー号のデザインも秀逸。軍艦なのに、エレガントである。
 1963年製作の日本映画『海底軍艦』は、このシービュー号と、1954年の『海底二万哩』に登場したノーチラス号のイイトコ取りをした感じだ。轟天号の回転式衝角は、1900年作『海底軍艦』の原作小説にも記述があるが、『海底二万哩』の原作小説はそれより古い1869年作。小説版にもノーチラス号の衝角に関する記述があるので、衝角を武器にする潜水艦としてはノーチラス号の方が先である。
 シービュー号の艦内のセットが、東宝特撮映画の艦内セット(宇宙船を含む)と良く似ているのも気になった。日本の特撮映画の艦内セットは、シービュー号の艦内のものを真似て作られたのではないか。

 ストーリーやドラマには特に語るべきものはないが、腰のくびれた女性が男ばかりの潜水艦内を闊歩するところなどは、映像的なアクセントとして効果的だった。今年公開された日本の“潜水艦もの映画”である『ローレライ』のヒントになっていたのかも知れない。
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我が家のキアカシシ

我が家のキアカシシ


獅子 「我輩はキアカシシであります」
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獅子 「ちゃんと “おすわり” も出来るのであります」
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獅子 「もちろん、ルリオオカミ先輩とは仲良しであります」
狼 「仲良しなのだ~」
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獅子 「ときには、体を交換しちゃったりもするであります」
狼 「キアカオオカミとルリシシなのだ~」
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獅子 「せ、先輩、何をするのでありますか?!」
狼 「お尻の匂いを嗅ぐのは、イヌ属のあいさつなのだ~ クンクン」
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獅子 「体を元に戻して、かくし芸その1であります」
狼 「物体Xなのだ~、みゅぎゃぉ~」
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獅子 「かくし芸その2であります」
狼 「飛行モードなのだ~、きゅいぃぃぃーん」
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飼い主 「うんうん、 “仲良きことは美しきかな” 」

『ザ・リング2』

『ザ・リング2』
  2005年の映画館で観た映画:14本目
  映画を観た日:2005年7月1日(金)


 日本人にとって、一番怖いのは「ジャパニーズホラー」。

 狼男もドラキュラもゾンビも、所詮日本とは縁のない存在だ。キリスト教的な悪魔や化け物の類も、キリスト教のキの字も信じていない私にとっては、一過性のキャラクターでしかない。映画を観終われば、その怖さも消えてなくなる。「だって俺とは関係ないもんな」

 関係があるのは、日本由来の恐怖である。この映画には、それがあった。
 映画を観終わって、館内のトイレに行ったとき、普段とは違う雰囲気を感じた。「水」に対する怖さが、心身から抜け切っていないのだ。いつもなら映画を観終わった開放感から、ホッと一息つけるところなのだが、水洗設備の列を目の前にした私は、開放感どころか緊張感を感じていた。
 ずっと昔からある、心の中に組み込まれた恐怖に関する回路が、目の前の現実に反応していた。恐怖に反応する回路のスイッチが、まだ完全には切れていなかったのだ。恐怖は、体の外にあるのではない。恐怖はいつも、自分の心の中にある。

 日本の怪獣映画、即ち「ウレタンか何かで出来たヌイグルミの中に人が入ってミニチュアのビルを壊したり、ヌイグルミ同士で戦うことを売りにした映画」は、21世紀に入ってこれといった進歩も見せないまま衰退した。KAIJUというキャラクターを主役に据えた映画は、「ジャパニーズモンスター」というブランドを築くことなく終わった。
 その一方で、日本のホラー映画は、遂に日本人監督をハリウッド・メジャーにデビューさせるところまで辿り着いた。「ジャパニーズホラー」が、一つのブランドとして認められつつある。単なるモノ珍しさ等ではなく、日本人の感性が生んだ恐怖映画の一つのスタイルとして、その地位を築き始めているのだ。

 視覚効果主体の、観終わったら容易にリセットできるホラー映画も決して悪くはない。しかし、心の中にジワジワと入り込んで恐怖という染みを作り、それを洗い流すのに少し時間がかかるようなホラー映画も、味わいがある。感性に裏づけされた恐怖を心に宿すという快感は、ジェットコースターのような反射的恐怖から得られる快感とは、また一味違うのだ。

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震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。