2012-05

“イゼル・カント”じゃなくて“イゼルカント”が正しいみたいなんだけど

“イゼル・カント”じゃなくて“イゼルカント”が正しいみたいなんだけど

 ネタばれ防止のため、極力TV放送(CM含む)以外からは情報を得ないようにしているから、ヴェイガンの元首のことを“イゼル・カント”と表記してきたけれど、“イゼルカント”が正しいみたいですな。某所のレビューを根こそぎ削除してやろうとしたとき、偶然気が付いた。

 キオ編で、ヴェイガン元首が世代交代しているようなのに名前がイゼル・カントのままなので、「ダライ・ラマみたいに1世、2世、3世と継承されているのかな?」と思っていたのだが、“イゼルカント”という単なる苗字みたいですな。

 でもまぁ、日本のボクシングファンが“デラホーヤ”と表記しているのだって、正式には“デ・ラ・ホーヤ”とするべきなんだし、“イゼルカント”も正式には“イゼル・カント”、あるいは“イ・ゼル・カント”かも知れませんぞい。

 とりあえず面倒くさいので過去の記事は修正しませんが、新しい記事に関しては“イゼルカント”と表記することにします。
 他にも間違った表記をしている固有名詞等があるかも知れませんが、上記と同様の対応をしていきます。ネタばれ防止は全てに優先するのだ。

『機動戦士ガンダムAGE』第27話から第30話の感想(その4)

『機動戦士ガンダムAGE』第27話から第30話の感想(その4)

 第30話『戦場になる街』

 キオが操縦するAGE-3は、初陣ながらヴェイガンのモビルスーツを次々に撃破していったが、ゼハートの駆るギラーガ相手では、さすがに防戦一方となる。状況を打開するため、フリットはディーヴァを出すようオリバーノーツの基地に連絡する。
 フリットの元部下であったアルグレアス提督の計らいによってディーヴァは出撃することになるが、非常事態下であったこともあり、ブリッジのクルーは艦長も含めて問題のある者ばかりを寄せ集めた集団となっていた…。

 戦力外の老朽艦扱いされているディーヴァが、寄せ集め集団によって戦線に復帰するという、ある意味“緩い”展開。これは、『ΖΖ』のアーガマが、盗みも厭わないジャンク屋集団であるジュドー達をクルーにしてしまう展開を思い起こさせる。軍属のようには見えないキオが、ガンダムのパイロットとしてディーヴァに乗り込んでも、何となく許せてしまう雰囲気があるのだ。
 もっとも、「非常事態下、民間人を、軍の最高機密兵器のパイロットにしてしまう」という始まり方は、ファーストガンダムやそれをベースにした『SEED』でも使われているパターンであり、ガンダムシリーズの定石とも言える。

 ナトーラが全くのダメ艦長として始まった点は上手いと思う。これによって、既に軍人ではなくなっているフリットが司令官のように振る舞うことが通ってしまい、当面は話をスムーズに進められるからだ。また、今後ナトーラが艦長として成長することで、フリットと対立するドラマも期待できる。
 キオ編は、ガンダムを授かった少年パイロットと、ガンダムの母艦を任された若きダメ艦長が戦いの中で共に成長し、フリットという大きな存在をそれぞれが別々に越えて行く、二重の意味での世代交代物語という面もあるのかも知れない。

 オリバーノーツでの戦闘が終わり、ディーヴァに収容されたAGE-3。その全身が細かい傷だらけとなっている(ビームライフルを把持していた右腕は特に酷い)絵は、激戦を無言で語っており、非常に効果的だった。ほんの4枚程度の止まった絵であっても、こうした説得力のある映像は、物語の空気を引き締めるのだ。

※注※
 ネタばれを防止するため、トラックバック先の記事の確認およびトラックバックの承認は、『ガンダムAGE』放送終了後とさせて頂きます。悪しからずご了承下さい。コメントに関しても、眼鏡を外した状態でボンヤリ見て、ネタばれを含んでいそうだと感じた場合は同様の対応を致します。
 ちなに、「ネタばれ」の定義は → こちら

『機動戦士ガンダムAGE』第27話から第30話の感想(その3)

『機動戦士ガンダムAGE』第27話から第30話の感想(その3)

 第29話『じいちゃんのガンダム』

 キオ編の第1話は衝撃的だった。どう衝撃的だったかは、

 絶対外れる!『機動戦士ガンダムAGE』に関する謎・疑問・予想・願望を書きなぐる!!(その3)

で既に書いたのでここでは詳しくは触れないが、アセム編の第1話とは真逆な展開に本当に驚かされた。アセム編は『Ζガンダム』をベースにしている部分があり、『Ζ』の主人公であるカミーユ・ビダンが最終話で精神崩壊をきたして現実の世界からドロップアウトしていることから、アセムも最終話で除隊ぐらいはするのでは?という予想をしていたものの、まさか死亡者扱いになるとは…。

 ガンダムAGE-1ノーマルがファーストガンダムのRX-78にかなり似ており、ガンダムAGE-2ノーマルがΖガンダムをイメージさせたことから、ガンダムAGE-3ノーマルがΖΖガンダムを思い起こさせるモビルスーツとなっていることは、大方の視聴者が予想した通り。
 第1話から登場した点はΖΖガンダムと異なっているが、AGE-3はキオ編にしか登場しないのだから、もったいぶるわけにもいかないところだろう。

 重量感のあるプロポーションのAGE-3が、突進してくる重量級の敵モビルスーツをアッパー一撃で迎撃するシーンは迫力満点。そこからビームサーベル、更にはビームライフルと“ガンダムの武装”を次々に駆使する流れには観ていてテンションが上がった。
 巨大なバズーカ砲のようなライフルを、肩に担ぐのではなく、飽く迄もライフルとして腰溜めにして撃つAGE-3ノーマルの姿は非常にバランスが良く、絵になっている。AGE-2ノーマルの装飾系の立ち姿も非常にスタイリッシュだったが、AGE-3ノーマルも別の魅力があり、負けていない。

 祖父=フリットと孫=キオのやりとりを観ていて、妙にウキウキするので何故かなと思っていたら、これは『マジンガーZ』における兜十蔵と兜甲児のパターンではないか! そもそもフリットはガンダムの開発製造に携わっていたエンジニアだっただけに、こういったマッドサイエンティスト系の役所はしっくりくる。
 キオ編第1話に登場した瞬間のフリットは飄々とした好々爺といった感じだったのだが、戦闘が進むにしたがってアセム編のフリットのような厳しさを取り戻していき、第2話が終わる頃には、老人になってもヴェイガンを殲滅するという意思が全く変わっていないことが明らかになった。

 そのフリットから、キオは「ヴェイガン殲滅すべし」との教えを受け入れる。キオが“戦争を終わらせる世代”であるならば、アセム以上にヴェイガンとの交流を持つ必要があると思うのだが、残る20話程度の物語の中で、一体どんなドラマが展開されるのだろうか…

※注※
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ガンダムAGEの記事のトラックバックに関して

ガンダムAGEの記事のトラックバックに関して

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実家の居間のオーディオ・ヴィジュアルを7.1chにしたぞ

実家の居間のオーディオ・ヴィジュアルを7.1chにしたぞ

 帰省した際、去年の冬のボーナスの残り全てをつぎ込んで、実家の居間(10畳)のオーディオ・ヴィジュアルを強化してきた。
 TVは37インチから55インチへ!
 オーディオは2.0chから7.1chへ!

実家の7.1ch_AV環境

 7.1chとは、スピーカーを8つ使用するオーディオ環境のこと。上の画面に写っているのは、フロント(左右)、センター(中央)、ウーファー(一見ただの箱みたいな物)の4つ。
 残り4つのスピーカーは、全て同じタイプを使っている。

実家の7.1ch_AV環境_3
 このスピーカーが、サイド(横の左右)、リア(後の左右)にあり、計4つ。前の4つと合わせて8つとなるわけ。

 ブルーレイデッキとアンプは、これ。
実家の7.1ch_AV環境_2
 アンプの放熱空間を確保したつもり。
 
 省エネと雷対策として、スイッチ付きのタップを使用。いちいちコンセントを抜かなくても、タップのスイッチを切る(有接点を開放する)ことで、同じ効果を得られる。
実家の7.1ch_AV環境_4

 以前の37インチTVも決して小さくなかったが、55インチのTVはやっぱり大きい。『ガンダムAGE』のキオ編第1話をリアルタイムで観たのはこの環境だったから、凄く迫力があった。
 音も良かった。7.1chにしたことで、TV番組による音作りの差が良く分かるようになった。『ガンダムAGE』は、かなり音を作りこんでいる方だと思う。

 ちなみに、普段生活しているアパートのオーディオ・ヴィジュアル環境は、37インチTVと5.1chオーディオ。6畳半の居間に事務机や本棚その他を入れているから、それが限界なのだ。
 アパートにある『ガンダム00』の劇場版ブルーレイは、実家に送ってしまおうと思う。大画面向きだもんな。

 実家の居間のオーディオとして長期間働き続けてくれたのが、これ。
7.1chの前は2.0chでした

 私が買ったものではないと思う。少なくとも20年間は使い続けてきた。いつから実家にあったのか、思い出せない。昔の機器はシンプルかつ余裕を持った設計がなされているので、寿命が長いのだ。
 リサイクル屋さんに引き取ってもらうので、多分、今後もまだ現役で機能し続けてくれると思う。とりあえず、我が家ではお疲れ様でした。

2012年4月30日の実家の庭

2012年4月30日の実家の庭

 前回の撮影から丸5年が経過していることに心底驚いた。いや~、42歳からの5年間なんかアッという間だわ。私は47歳、庭のオーナー兼管理人である母は74歳になってしまいましたよ。
 …そう言えば、花は歳を取らないのかな? 今度母に訊いてみよう。
 で、今回はほとんど牡丹ばっかり撮ったので、その写真から。

牡丹_5

 初っ端に、一番派手な写真を出してみました。
 接写を試みたら、余り手ブレもせず(デジカメの手振れ補正が効いてくれた)、結構キレイに撮れました。

 牡丹の数々。
牡丹_1

牡丹_2

牡丹_4

 これも牡丹とのこと。まるで赤いレタスみたい。
牡丹_3


 苧環(おだまき)とのこと。個人的にはこういう花が好き。でも、蜂が近くに飛んでいたので、1枚だけ撮って早々に退散。
苧環


 桜。高さ15cmくらいなので、パッと見たときは桜だとは全然思わなかった。鉢植えにしているとのこと。
桜


 芝桜。この状態を維持するのに、どれくらい手間が掛かっているんだろうなぁ?
芝桜_1

 今年の夏のボーナスでミラーレス一眼を買う予定なので、もし来年撮るとしたらもう少し真面目に撮りたい。

『機動戦士ガンダムAGE』第27話から第30話の感想(その2)

『機動戦士ガンダムAGE』第27話から第30話の感想(その2)

 第28話『地球圏の動乱』

 軍のトップが反乱を起こして政治に介入し、粛清委員会を指揮して“反逆者”を一人残らず摘発した後、戦争の在り方を変えてしまう。こんな壮絶な描写は、宇宙世紀ガンダムシリーズ(ファースト、『Ζ』、『ΖΖ』)でも、ファーストガンダムをベースにした『SEED』でも見られなかった。作品を観ていれば、ギレン・ザビやジャミトフ・ハイマン、パトリック・ザラも同じようなことをやったのだろうと読み取ることは出来るのだが、実際にここまで赤裸々な過程描写はされていなかった。

 また、ギレン・ザビやパトリック・ザラに関しては、今回のような生々しい描写がなかったことに加え、彼らの思想には「宇宙時代の選民思想」という虚構が含まれていたため、ここまで衝撃的ではなかった。しかし、フリット・アスノの思想は、単に「敵対する異民族の根絶」であり、今日の我々の現実社会にもそのまま当てはまってしまう。だから、フリットに対して特別な怖さを感じるのだ。

 また、今回のフリットを例えば「丁寧に描写されたパトリック・ザラ」だと思って割り切って見ようとしても、そうはいかない。何故なら、フリット編の彼が優しい少年であったことや、アセム編の彼が厳しいながらも良き父・良き夫であるということを既に知ってしまっているからだ。

 悪人の中の悪は、さほど怖くない。
 善人の中の悪こそ、怖いのだ。

 もちろん法的な見地からは、フリット中将という軍人の行為は全面的に正しく、悪とは言えないだろう。しかし、「戦争の終結はヴェイガン殲滅しか有り得ない」という彼の主張に関しては、そうは思えない。

 オルフェノア首相が、連行される際にフリットに向けて放った台詞は印象的である。
「私という交渉人を失ったら、ヴェイガンと連邦が歩み寄る日は永久に来なくなるぞ。地球を巡り、この戦争は、どちらかが完全に滅びるまで続くことになる」
 フリットに言わせれば、
「歩み寄ってはまた離れる、そんな交渉を繰り返していては、連邦もヴェイガンも永久に終わらない戦争を続けることになる」
といったところか。
 一体、どちらが正しいのか。
 そもそも、地球とは誰のものなのか。誰のものであるべきなのか。
 答えの見えないまま、物語はキオ編へと続いていく。
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震電

震電

 写真撮影時40歳。
 いい歳して云々といった決まり文句は私には通用しない。たった一度の人生、他人に迷惑をかけない範囲で楽しみます。